従兄弟にあたるユダヤ人モルデカイに育てられたエステルは、ペルシア王アハシュエロス(クセルクセス1世)の妃として選ばれる。その際養父モルデカイからユダヤ人であることを秘密にしておくことを教えられる。
ある日モルデカイは横暴な大臣ハマンの怒りを買い、怒ったハマンはモルデカイのみならずユダヤ人全ての殺害を決める。それを知ったモルデカイは、エステルを通して王に大臣ハマンの企みを訴えユダヤの民を救おうと考えエステルに相談する。
エステルは、すべてのユダヤ人や養父のため決死の覚悟をし、王にハマンの姦計を訴えた。王はこれを受けてハマンを処刑、モルデカイは高官に引き上げられた。ハマンは自分で用意した処刑具で自分が処刑され、ユダヤの人々は救われたのであった。
◎ エステルは三日の断食とともに神へ祈りをささげたのち、許しを得ずに立ち入れば死刑という内庭に立つ。
その姿を目にした王は恵みを垂れ、エステルの願いをか叶えることを約束する。
Luca Giordano Rubens
Tintoletto Giovanni Antdrea_Sirani
Artemisia Gentileschi Nicolas Poussin
◎ エステルはその場ではすぐに嘆願せず王とハマンを食事に招き、そこで自分がユダヤ人であることを明かしてハマンを糾弾してユダヤの人々の命乞いをした。
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Jan Victors Jan Lievens
◎ エステルの赦しを得ようとしたハマンに、王妃に乱暴するとみた王は死罪を申し渡す。
Edward Armitage Rembrandt
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