Ambroshius Benson 1495-1550
同一画家の似たような作品だが全て異なる作品。
特に一枚目と二枚目は一見同一のようだが耳を隠すヴェールの有無ではっきり違っている。
上三段九点はマグダラのマリアとなっているのがほとんどで、香炉?のない最後一点だけ「young woman」と固有名でない。
下二点は画中に「Sibilla_Persica」とあるが、最後の聖母の足元の二人は不明。
柱絵の揃い
金澤落雁 加賀千代 ・ 八嶋夕照 玉虫の前 ・ 狩場夜雨 手越の少将 ・ 上野晩鐘 秋色
嵯峨野秋月 小督の局 ・ 真間晴嵐 手児奈 ・ 筑紫帰帆 神功皇后 ・ 吉野暮雪 静御前
世界遺産登録から十年ということもあって作った作品。
膨大な数の富士絵画作品から、百とか千とか選ぶことは最初から無理な話で、従ってこの作品は富士の名画を選りすぐった作品ではなく、とにかく富士山が画面の中央にあろうが、はるか遠くに霞んでいようが、老生の目に引っかかった物をランダムに並べた豆本である。ただ「八八」という数字には複数の理由があって、その第一は漢数字の「八」は富士の形に似ているし、ましてタイトルの勘亭流だと富士そっくりなのである。二つ目は私の豆本では、56p. 72p. 88p, あたりが基本ページでこの数字以外だと作りにくかったり白紙ページが出たりと厄介なのである。そしてもう一つの理由が・・・・・ということである。
開いたページ 左・山下清、 右・ゴッホ
◎ 収録作品の一部
雪舟
尾形光琳
葛飾北斎 伊勢物語 東下り
喜多川歌麿 初夢 一富士二鷹三茄子び
昭和13年~23年までの紙幣
東京五輪記念硬貨
意勢固世身は伊勢暦のことで、月日の吉凶など細説した神宮暦の前身。
十二直は、「開」とか「危」「平」と言ったこれら十二文字の特別用語。
なお、伊勢暦や十二直の解説とともに、この豊国の絵十二図各図について詳しく説明したサイトがあるのでそちらもご覧ください。
※ 「暦生活 ・ こよみの学校 ・ バックナンバー」 https://543life.com/campus/backnumber/
161回、169回、176回、179回 の四回にわたって、本文など解読、解説されています。
一年各月の女性の姿のようなのだが なぜか一月だけが男性。いや、男装の麗人かな?
それぞれの姿はその月の行事などと関連した所作なのだろうが、二月の梅、三月の雛飾りや八月の月見などのほかはわかりにくい。
卯月は空を見上げて時鳥の姿を探す女性だろうか。
七月は盆提灯が化物の顔に見えて怖がる娘。