豆本三昧我褸芥(がるぁくた)ノート & 美人画あれこれ

日本の名作文芸と東西の名画の自作豆本の内容紹介のほか、その資料として集めている東西の美人画をいろいろ紹介しています。 

一楽亭榮水

2024年11月30日 | 今日の美女
この人の美人画はどれも同じようで子細に見ないと違いが判らない。
最後の二枚など並べてみてそのことがわかる。同じ人物だからと言ってしまえばそれまでなのだが。


  

  

  

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磯田湖龍斎 風流畧源氏

2024年11月28日 | 今日の美女
 畧は「やつし」と読んで、浮世絵ではパロディーものである。つまり平安貴族社会の物語を卑近な江戸町人の姿で描いたものと言うことになる。ところが浮世絵には同じような作品に「見立伊勢物語」というように「見立」という語もよくつかわれる。「畧」と「見立」の違いには専門家の難しい研究議論があるようだが、例えば赤穂浪士が町人姿になっても本質は侍であることには変りなく「町人姿に身をヤツシ」で、個人的判断、私的推量に依って示される事柄が見立で、それが事実か本質的なものか否かは問わない。だから「見立通り、見立違い」もあって、絵師が「伊勢物語」を平安風に描こうが江戸風にしようがさしつかえないということになる。むしろ違うものを敢えて別の物とみなす、例えば藁人形を親の敵にみなして稽古するようなのが見立てではないか。
 さてそれはともかく今回の作品、当然54 点は有ったと思われるが、掲載の13点のみしか見当たらなかった。

  

  

  

  


 

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磯田湖龍斎 風流琴碁書画

2024年11月26日 | 今日の美女
 四点揃いの筈なのに、画がダブって五点あるのだが実は上下段で異なる版のようである。
 上段のタイトルの漢字の下には「こと」「いご」などとあるが下段にはない。

  

 さらに左右も上部や背景の描き方が違っていて、三つの版があったようだ。
  

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連鶴 5

2024年11月24日 | 我褸芥作品
 一点接続の親子鶴ではあるが、これまでの繋がり方とは異なる接続なので上級レベルの折り方になる。
 下は子鶴が親の 1頭・2背中・3尾先に乗っているもので、勿論一枚折りであり別々に折ったものを接着したわけではない。
     
1 頭鶴の図
 折鶴は腹の下側の中央に各辺の中央が集まった孔があるが、子鶴はこの一辺の中点で親鶴の裏側に折り込まれて隠れてしまう辺と繋がっているのである。
 連鶴を折るには用紙のどの角が翼になるか頭尾にするかあらかじめ判っていなければならず、この場合は子鶴に接した角で、更に対角線上のどこが最後の頭として下に折り返す箇所か決めておく必要がある。
 あるいは逆にこの図のように子鶴の大きさを決めその半分(白点)の長さを対角線上(黒点)に決めてもよい。
 この黒点部分に穴を空けて子鶴用紙を細く丸めて通すわけだが勿論いきなりその作業から始められず、まず親を折り途中接点と孔が重なってからの作業である。穴と言ったが丸く切るのではなく十文字に小さく切れ目を入れるだけでよい。
 なお下の図で子鶴が二重になっているが、五分の二サイズでは大きすぎたと思われたので適当に小さくしただけで接点が元のままなのは前述の親の頭と嘴の長さとの兼ね合いからである。

2 背鶴
 親鶴の中央に穴を空けて子鶴用紙を細くして通して折る。
 下図の灰色部分は親鶴の半分サイズで裏へ折り込まれて半重ね折になるが最初に通してしまって子鶴を折ってから親を折るので折りやすい。
 子鶴のサイズは自由だが裏に回る幅は変えられない。
 子鶴を直接親の辺の中央につなげて重ね折なしでも折れるが上述のように親から折り始めて中途の接点と穴が重なったところで通すことになる。
 つまり小さな邪魔者をつけて大きいのを折るのと、逆に大きな邪魔ものをつけて子鶴を折るのとではどちらが折りやすいかということである。

3  尾鶴
これは子鶴の腹の中央が親鶴の尾の先に繋がればいいので、図のような裏に折りこまれる三角形で繋がり他の三つは切り取ってしまう。
  


◎下は両翼に子鶴を乗せた親鶴で写真では子鶴が半分なのでいささか重すぎる感じ。もっと小さくして翼の中ほどにすると安定感が出る。
  

作り方は頭鶴と全く同じだから特に申すことはないが、子鶴は対角線のどちらにあっても差し支えないので、紙の縦横の寸法に依って、右の子鶴を下に付けもかまわない。
 



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海外の別嬪

2024年11月23日 | 今日の美女
初出の人ばかりとは限らず、再出もあるでよ。

  

  

  

  


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海外の別嬪

2024年11月21日 | 今日の美女
 こういったおねぇさん方はこれからちょくちょく登場いたします。

  

  

  

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海外の別嬪

2024年11月19日 | 今日の美女
  

  

  

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連鶴 4 繋ぎ目と重ね折り

2024年11月17日 | 我褸芥作品
 繋ぎ目の2,3ミリを点接続と称してきたが本当は短線接続でこれは短いほどよいのだけれど現実には簡単ではない。1ミリ以下でもそっと動かさず置いておくだけなら可能かもしれないが、これで繰り返し折る訳だから途中で切れてしまったらすべておしまいである。
 ところで20センチの折り紙なら2ミリは100分の1でそれほど目立たなくても2センチの大きさの連鶴に縮尺したからと言って繋ぎ目まで0.2ミリに縮められるわけではなくやはりもとの2ミリ程は必要である。これは20センチの折り紙なら2センチに相当する訳だから到底まともな折り鶴になりにくい。
 前回限度ということばを用いたのは私の能力の限度だけではなく連鶴の持つ特性の限界の意味も含んでいるのである。

 ところで繋ぎ目は2,3ミリに限られるだろうか。
 下の鶴も複数の鶴を一枚の用紙で折ったものだが、これまでのように羽先で連続しておらず羽根の下側同士を合わせた形であり下の図のように用紙の半分の長さで繋がったものである。途中で切れる心配はないが他の鶴がくっつきすぎて邪魔になり、特に左側の四羽を折る場合はどの鶴も両側にそれが付いていることになるので非常に折りづらい。
   

      

 ※ この半分の繋がり(切り込み )ではなく 切り込み無しの全部で繋がった場合、複数の連鶴は折れるだろうか。折り紙名人なら複数の鶴を折り出すかも知れないが、標準的な折り鶴の繋がったものではないはず。

◎ 単独の折鶴では二枚重ねて折ることは、折りづらいばかりで何のメリットもないと思うが、接着材を用いない連鶴では重要な働きをする。
 下上段右の赤三羽連鶴はこれまでの接続では不可能で、左のような形で角の黒同士赤同士合せて重ねて折ることで右の形になる。
 下ようにサイズの異なるものや別の用紙とも自由に接続できる。

      
 
 一番左の鶴が重ねて折られている。

 知らない人は単独の鶴を糊で繋げたと思うかもしれない。 
 

 白鶴で全部繋がりまず白を一つ置きに折ってしまいその後赤鶴は重ね折り。
 二羽の抱き合った鶴も可能だが当然折りにくい。三羽頭部が内向きか外向きかの違い。
 


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Alphabet Letter 白雪姫

2024年11月16日 | 今日の美女
 私のブログや豆本の材料の画像は、ネット上のあちらこちらを探し回って拾い集めかき集めてくるのだが、複数画像がセットになった物はこの収集が大変で数の多少関わらず揃えるのが容易でなく簡単には集まらない。一つには浮世絵だろうが外国物だろうがセット全部を纏めて展示しているサイトは滅多に見当たらず、一部分のものであることが多い。そして同内容のサイトを探し回っても同じ画像ばかりで不足画像は見付からないことがほとんどである。
 下の白雪姫の文字シリーズもこのように纏まった形のサイトはどこにも無くてやっと揃った時には締め切り後と言うことで、もったいないから全部並べてみた。  
  

  

  

  

  

  

  

 

 


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鳥文斎榮之 三十六歌仙 という豆本

2024年11月14日 | 豆本
 過日掲載の榮之の絵を元の冊子に似た形で豆本にしたもの。
 ただし絵の次ニページにはそれぞれの和歌のみを記載して、絵と和歌とが交互にしてあり、三十六歌仙の和歌集ともなっている。
       

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Alphabet Letter という豆本

2024年11月12日 | 豆本
三組のアルファベット文字に、ミッキー・ミニー、プーさん、白雪姫を配したお子様向け豆本。 


 

      

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連鶴 3

2024年11月10日 | 我褸芥作品
下は大小の違いのある16連で一辺を6等分して小は25mm、大50mmで子鶴は少し小さくなったが全部二点接続なのでそれほど難しくはない。左は前々回の親子鶴を背中合わせに繋いだ形で、全体の四隅の子鶴分が切り落とされている。
 右は左と同じ図面全面を使って親の嘴に2羽、羽先に3羽つなげることも出来るがごちゃごちゃし過ぎるので1羽だけ残したもの。
 

下左は半分の用紙を用いたもの。
右は一辺六等分25mmの36連鶴。16連同様の繋ぎが出来る。
 

 一辺を八等分した18mm強の57連続折鶴。これも上の36連同様の繋ぎ方で最多64連続が可能だったが、仕上がりの並びの面白い繋がりにした。
 右はホームページ用に作った図で、大鶴の四点接続以外は同色同士が二点接続になっていて。数が多いだけで見た目ほど難しくはない。
 とにかくここらあたりが私の限界であるが、これは私の作品と言えようか。
 なお写真左下部分で緑色に当たる四羽が折れ曲がって黄色二羽と繋がっているようになっているがこれは勿論勝手に重なってしまっているだけである。
 発泡スチロールの板にホッチキスの針をバラして繋ぎ目を留めれば整った形で並べられるのだが・・・
 

 
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Antonio Torres Fuster

2024年11月09日 | 今日の美女

Antonio Torres Fuster  1874-1945 スペインの画家

  

  

 

 

  

  

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お隣の別嬪さん 2

2024年11月07日 | 今日の美女
  

  

  

  

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お隣の別嬪さん

2024年11月05日 | 今日の美女
  

  

  

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