豆本三昧我褸芥(がるぁくた)ノート & 美人画あれこれ

日本の名作文芸と東西の名画の自作豆本の内容紹介のほか、その資料として集めている東西の美人画をいろいろ紹介しています。 

J.W.ゴッドワードの豆本

2011年09月28日 | 豆本



 

 しばらく、日本画美人が続いたところで、今回は洋画である。
 同じ美人画といっても、海外作品となるとこれまた華やかさの趣がぐっと違ったものになる。
 2D的な日本美人に対して南欧の明るい光に包まれた3D的な西欧美人。イギリスヴィクトリア朝新古典主義のゴッドワードは、その通俗さを云々する人もいるだろうけれどそんなことは問題じゃない。きれいな人ならどんな国の人でも大歓迎。背景の大理石のリアル精緻な描写なども注目に値するだろう。



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志村立美作品の豆本

2011年09月23日 | 豆本
 
  

 美人画、雑誌の表紙、時代小説の挿絵などで活躍の志村立美。
 これまたある年代以上の人には懐かしい、おなじみの画家。
 
  
この二枚はは美空ひばりをモデルにしたシリーズのうち、「悲しき口笛」と「ご存じ弁天小僧」。
 美空ひばりが美人かどうか私は関知しないし(私は否定派)、この絵も美人画として描かかれたのかどうかも分らないけれど、あくまでも参考資料として・・・・



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鏑木清方の豆本 その二 横版

2011年09月17日 | 豆本

 

 前回の続きで、横長の絵を集めたもの。
 文芸作品の挿絵なども含まれている。 
 
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鏑木清方の豆本 その一 縦版

2011年09月03日 | 豆本
 

 

 伊東深水、上村松園を豆本化したからには、当然鏑木清方を手がけざるをえないだろう。今回も縦長・横長の二分冊にして、まずは縦長版。
 
 縦長の絵では何といっても「築地明石町」だが、この本には、樋口一葉の肖像画と「たけくらべ」のヒロイン美登利を描いたもの七点が収めてある。抜き出したのはそのうちの二点だが、横長の美登利はこれ一点だけなのであえて纏める意味でこちらにも入れた。もう一点は「一葉女史の墓」と題された美登利らしき少女が作者の墓石を掻き抱いているもの。いずれにしても清方の一葉に対する傾倒ぶりが窺える作品の数々である。

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