英山「風流美人七小町」
清水だけタイトルの様式が異なり別の版と思われる。
いずれも左から「雨乞い・草紙洗い・清水」「鸚鵡・関寺・卒塔婆・通い」の順である。
英泉 「新吉原遊君七小町」
二点を欠き「今様七小町」で補う。
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清水だけタイトルの様式が異なり別の版と思われる。
いずれも左から「雨乞い・草紙洗い・清水」「鸚鵡・関寺・卒塔婆・通い」の順である。
英泉 「新吉原遊君七小町」
二点を欠き「今様七小町」で補う。
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歌麿 「二葉草七小町」
子供の成長と母を描いたもののようだが、もとの小町の名称との関連が私には解らない。
それと「草紙洗い小町」が無く「おさな小町」となっている。
一応適当に「幼・関寺・鸚鵡・卒塔婆・清水。雨乞い・通い」と並べてみた。
「通い」には「男子十五才」とあって、元服して一人前になったということか。
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子供の成長と母を描いたもののようだが、もとの小町の名称との関連が私には解らない。
それと「草紙洗い小町」が無く「おさな小町」となっている。
一応適当に「幼・関寺・鸚鵡・卒塔婆・清水。雨乞い・通い」と並べてみた。
「通い」には「男子十五才」とあって、元服して一人前になったということか。
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英之 「風流七小町」
絵画の中の人物を特定する場合、手にした持ち物が決め手となることが多い。それをアトリビュートという。また動作や姿態でも特定されることもある。
七小町の場合
雨乞い小町 傘 雨 和歌を記した短冊
草紙洗い小町 水を張った容器、書籍
清水小町 桜を眺める 石垣
鸚鵡小町 鸚鵡 手紙と返事を書く、呼ばれて振り向く
関寺小町 手鏡を見る
卒塔婆小町 縁台などに腰掛ける
なお能楽の流派によって「卒都婆」と書くものもある。
通い小町 提灯 駕籠 傘と雪
英之の絵はほぼこれら沿っているが関寺がわからない。
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◎ 七小町
この作品にはいくつか問題がある。
上隅四角枠内に小町伝説に対応する絵とタイトルがあるが、「清水」が無くて「通い」がダブっている。
三枚目の「通い」は清水の舞台だろうからこれが「清水」となるはずである。
「卒塔婆」の絵に「関寺」とあり、「卒塔婆」と「関寺」が多分逆になっている。
元の話と描かれた女性の様子との関連が不明。
◎ 「今様七小町」
こちらの一組も、なぜ四人が男になっているのか、不明。
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この作品にはいくつか問題がある。
上隅四角枠内に小町伝説に対応する絵とタイトルがあるが、「清水」が無くて「通い」がダブっている。
三枚目の「通い」は清水の舞台だろうからこれが「清水」となるはずである。
「卒塔婆」の絵に「関寺」とあり、「卒塔婆」と「関寺」が多分逆になっている。
元の話と描かれた女性の様子との関連が不明。
◎ 「今様七小町」
こちらの一組も、なぜ四人が男になっているのか、不明。
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