1891年に発刊された「白と黒」というスペインの週刊文芸誌である。
これは表今世界で問題になっている黒人と白人の「対立」ではなく、生と死、喜びと悲しみなど、人生における二つの「対比」を意味しているそうである。
週刊誌てということで、女性の表紙絵も沢山集まったので上下の二期に分けて掲載する。
鎧の綿し ・ 築地門跡 ・ 増上寺 ・ 十軒店
茅場町 ・ 酉の町 ・ 御船蔵前 ・ 芝神明
駿河台 ・ 駿河町 ・ 上野東叡山 ・ 新大橋
神楽坂 ・ 白髭明神 ・ 浅草諏訪町 ・ 長命寺
日本橋 ・ 今戸 ・ 品川海晏寺 ・ 柳島 ※ 何故か「今戸だけ地名重複
これにて千秋楽。
大川端吾妻橋 ・ 木場 ・ 吉徳稲荷 ・ 堅川
三味線堀 ・ 五百羅漢 ・ 今戸 ・ 吉原
目黒竜泉寺 ・ 呉服橋 ・ 人形町 ・ 小梅
成田山旅宿 ・ 日暮里 ・ 天神 ・ 堀之内祖師堂
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今回取り上げたのは国貞師弟の百点揃いの大物である。実はこの作品も三点がなかか見付からずにあったのだが最近やっと揃った。また、画質の良くないものが十数点あったのだがそれも改善できた。
この国貞作品の豆本は十年ほど前に作ったのだが、不足三点は別の作品で補足して百点にした訳あり品であった。
そこでこのたび三点を差し替えるとともに不良画質のものを交換してリニューアルした改訂決定版が下の豆本である。
写真では分りにくいが、装丁には結城紬の端切れを用いている。
作品は主体の美女は当然師の国貞が描き、国久は名所の小間絵のほうである。
場所と女性の姿とは何らかの関連があるのかもしれないが詳細は私には分らない。ただ過去の作品を用いたものもあるようで国貞作品の総集編ともみられている。なお落款は『豊国(三代目)」名義iになっている。
今川橋 ・ 飯田まち ・ 第六天神 ・ 小石川牛天神
神田の社 ・ 四谷 。 根津権現 ・ 芝神明前
高輪 ・ 柳橋 ・ 品川歩行新宿 ・ 内藤新宿
新宿 ・ ため池 ・ 東本願寺 ・ 妻恋稲荷