子供のころ煙草好きの人に、当時は貴重だった洋モクのこのアメリカ煙草を有難そうに取り出して見せられた時、何となく日の丸の旗に似ていると思って欲しくなった記憶がある。勿論袋のことである。なぜか闇ルートで手に入れてくるらしい子供の頃のLucky Strikeは白地赤丸のものばかりで、後段の暗緑色の物は目にした記憶が無い。
子供のころ煙草好きの人に、当時は貴重だった洋モクのこのアメリカ煙草を有難そうに取り出して見せられた時、何となく日の丸の旗に似ていると思って欲しくなった記憶がある。勿論袋のことである。なぜか闇ルートで手に入れてくるらしい子供の頃のLucky Strikeは白地赤丸のものばかりで、後段の暗緑色の物は目にした記憶が無い。
巨大帽子とともに集まった絵ハガキ美人の内、帽子の比較的大きな美人連。巨大帽子の方には「超現実的」という言葉があったがこちらは大きいといっても現実的。
この三点は写真かもしれない。
中央の『JOLIS MINOIS』というのは「可愛い顔」の意。
だいぶ食傷気味で・・・・・
男性はげんなり・・・・
ミネルヴァのヘルメット ・ プロペラ単発飛行機 ・ トイレが一苦労
どうやら巨大化も収まってきたようで、これをもちまして千秋楽にござりまする。
西洋の婦人帽子にはかなり奇抜なものが見られるようで、過去にも取り扱っている。
今回のは、あくまでも非現実の絵画の世界のものであろうとは思うが、それにしても絵ハガキの形で何十枚もとなるとは驚きである。
作者も複数いるようでなるべく纏めてはみたが、不揃いはお見逃しを。
右端のタイトルは「私たちの気まぐれ」となってるが、気まぐれにしても ねぇ。
インディアンスタイルでも、最後の穂絵が本格的で・・・・
先日狐拳をする子供の絵が出たので、女性たちの狐拳三枚ものを中心にを纏めた。
ただし数年前にも一度扱っているので、重複するものが何点かある。
歌川国貞 手拍子を取っているイントロの絵らしい。
歌川国貞
歌川国貞
渓斎英泉
菊川英山
歌川国芳
歌川国貞 拳角力という別のゲームなのか 形式ばった狐拳対決だろうか。
喜多川歌麿
細田栄之
菱川宗理
歌川国芳 おまけの猫の狐拳
勝川春英 とら拳一枚のみ
近松の「国性爺合戦」の人物和藤内の虎退治がベースで虎・和藤内・その母親の老婆三者の争い。
四つ這いの虎、虎を踏みつけて見栄を切る和藤内、杖をついた老婆のしぐさで勝負する。
新内閣発足とはいうものの、大声で叫んでいた女性の進出などもなく、男どもも「若造の爺い混じり」という有様で新鮮味に乏しい。
女性の進出度は世界の150番目くらい、この点は世界の後退国、野蛮国で、こんな国が先進国面すれば、それこそ「雑魚のとと混じり」と言われても一言もない。
浮世絵世界では「女ならでは夜も明けぬ」国で、それも色だけを売り物にしている訳ではない。歌麿にしても色以外の女性美を描いていることは先の母子像からも知れるが、もっと端的に働く女性の姿も描いたのがこの作品である。
裁縫師 ・ 髪結い ・ 洗い張
機織り ・ 糸繰り ・ 綿繰り
絵師 ・ 手習い師匠 ・ 押し絵師
手鞠作り ・ 祇園豆腐 ・ 房楊枝
※ 手鞠は趣味でなく手内職だと思う。祇園豆腐は豆腐をくしにさしてタレをつけた豆腐田楽のことらしい。
房楊枝は 「楊の枝」の先を叩いて繊維を房状にした歯ブラシ。ただしこのタイトルは私が勝手に判断したもので違っていたらご容赦。
欠落作品の二点追加。
国貞「福人子宝富根」の恵比寿、これで全十作揃った。
英泉「子宝十景」の八枚目。
右端は 一昨日には「歌麿」作品となっていたもの。弟子月麿の模写だろうか。
国貞の「七五三祝いの図」 髪置き・帯解き・袴着の姿がはっきり描かれている
※ 三歳といっても数え年だから現代の二歳にもなっていない子供もいたはずで背負われることも不思議はないが、七歳の子が担がれているのは、初めての長袖、長裾に帯となっては歩きづらかったからだろう。
○ 菊川英山の追加の作品と省略した作品
四点揃いの秋欠。文字のないものもあったようだ。