冷たい雨の中を3万人以上のランナーが都庁横からスタートしました。
レース内容はペースメーカーのランナーが予定より早く失速して
急展開・・・見ていた人はご存知の通りですから省略します。
僕の知る街の風景が沢山映っていたので、独走にもかかわらず
最後までコースの周辺を知人の出演を見るように興味深く見てました。
年季が入るとグレーっぽくなりますが、純白のレインウエァを着た
交機隊隊員の白バイがランナーを先導して走ってました。
ランナーとの距離は常に同じように見えました。
背後の先頭ランナーのスパート時にも瞬時に距離を取りましたね。
そんな事気になりません!・・・ですよね。
箱根でも何処のレースでも先導の白バイはランナーとの距離を
同じように保ちます。
コロンブスの卵?
優秀なバイク乗りなら誰でも出来る・・・訳じゃないそうです。
秘密は白バイのサイドミラーにあるんです。
ミラーにはセロテープが事前に貼ってあり、何度か試して
テープのどの位置にランナーの顔が映ったら何メートル後方なのかを
白バイ隊員は分かっているのです。
だから常に何処のレースでも先導の白バイとランナーの距離は
一定に保たれているんだそうです。
僕の知人だけがしていたとは思えません。
そしてツールやジロのような自転車ロードレースではカメラマンは
排気量の大きなバイクに乗せてもらいますが、マラソンのスピードでは
大柄なスクーターで充分なんですね。
今回は二台のホンダ・フュージョンがカメラバイクでした。
20年以上も前に設計されたフュージョンはオジサン専用的な感が
あったのですが、近年若者にブレイクして中止していた生産が
再開されたビッグスクーターなんです。
比較的長く低く小回りや急な見のかわしは苦手なんですが、
ゆったり、のんびり直進するには都合の良い設計なんです。
僕は訳あって3度も外装を交換脱着しましたし、一度は
壊滅的状態で先生にお願いしてフロント・フォークも交換しました。
今もオリジナルな部品はエンジン本体とフレームの一部だけなんです。
修理画像はバラシタPCのハードディスクに入っていますので
掲載はできませんが・・・
先生がいなかったらスクラップになっていたと思います。
ヤフオク使った再生も地球に優しい・・・