そういえば、
合羽橋、アキバ、バッハ、柳原、
僕の行く上記全ての場所でクラッシック系の
コンサートと縁が深い!
我ながら気づいて少し驚く。
僕はクラッシックを聴いて育った環境でも、
声楽、音楽、楽器演奏とも縁が無いのに・・・
そういえば、
合羽橋、アキバ、バッハ、柳原、
僕の行く上記全ての場所でクラッシック系の
コンサートと縁が深い!
我ながら気づいて少し驚く。
僕はクラッシックを聴いて育った環境でも、
声楽、音楽、楽器演奏とも縁が無いのに・・・
僕とバッハさんの馴れ初めはコーヒーの「飲み方」だと思ってます。
初めてのバッハさんは先輩に教えてもらった友人が僕を案内してくれたんです。
当時からバッハさんはちょっと他の喫茶店とは違ってました。
それは喫茶と珈琲の字の違いくらい違った雰囲気で、
コーヒー好きの人達が気楽に集まってくる店でした。
マスターもママも凄く気さくな人達で重々しい感じも、
気難しい感じもしませんでしたから、
お客も気楽に、中には後に都内の珈琲御三家と呼ばれるようになるとは
思わず、「ねぇ、マスターさァ~・・・じゃないのォ」とか、
若干上から目線のマスターより年下の客もいたりしましたが、お二人はいつも笑顔で
接客してたし、場所柄、酔った人が入って来ようとするとキッチリと断り
店内には入れませんでした。
僕が初めて一人で店に入った時、カウンターに座りバッハブレンドを注文。
コーヒーを出された時に、口に水を含み清めてから香りを楽しみ最初の一口。
そこで苦味、酸味を確認して砂糖の量を決め一口。
四角い味を八角形にしたらミルクを入れて丸い円にするような飲み方したんです。
ソレをカウンター越しに見てたらしいマスターが「どうですか?」
同じコーヒーでも起きぬけの朝に飲むか、昼食後の満腹で飲むか、
仕事を終えて会社からの帰宅途中で飲むか、朝から晩までの
「体調の変化によって同じコーヒーの味が同じじゃなくなる」と
銀座でバーテンダーをしてた方に教えてもらってましたから
マスターの話は面白く、知識に貪欲で、心大きく、変態だと見抜いてましたから
間違っても「あのさァ~」とか「マスターどうなの?」と
タメグチ、上から目線なんて僕にはおそれおおくも言えませんでした。
香りもコーヒーの重要な要素ですが、
バッハのテーブルには必ず灰皿が置かれてて「大人の店」なんだと理解できます。
禁煙、分煙してませんし、灰皿あっても吸え!ってコトじゃありません。
周りを見ての大人の判断をお客様に任せているんです。
お客様を信頼してるんですね。
そうそう、
有名になってからのバッハのお客様はコーヒーの名店に対して
かしこまってるような気がします。
店のスタッフさんも物静かで無駄が無く的確。
何十年も前のバッハを知る者は
ママである奥さんの笑顔と客への親切な心配り、
マスターの珈琲名人でありながら、馬鹿みたいな話や
浮世離れした感覚、独特のユーモア、お客を過度に緊張させず、
一時、気楽に珈琲で時間を愉しんでもらおう・・・
ってお二人の気持を感じてたような気がします。
素晴らしい珈琲を入れるには真摯に道を追求しなきゃならませんが、
美味しいコーヒーをお客様に提供するだけじゃない
「何か」をお二人は持ってます。
書道、茶道、剣道、柔道みたいに珈琲道もアルと思いますが、
茶道なんかのドラマで聞くセリフ同様、
マスターもママさんもコーヒーの飲み方は
自分の好きなように飲めばイイんです・・・って言うと思います。
師匠を食事に誘ってキャラバンに行ったんですが、
到着は開店時間の少し前だったんで、
評判聞いてた他の店に入ってみたんです。
かつて現行GTRのデザインについてニッサンはクセの強いデザインは
多少の抵抗をともなっても後々、人の記憶に残る・・・
僕は子供の頃から読み見てた自動車雑誌では「美しい車は速い」だったんで、
若干抵抗を感じますが、チャパラルのウイング着き白い箱が
美しいデザイン云々を蹴散らし速けりゃ何だって・・・
曲線より直線みたいな・・・
まっ、それはともかく、アクの強さ、クセの強さは
「好き」か「嫌い」かの二者択一的選択を迫ります。
新参者として入った店の逸品はぼ僕には合わず、一刻も早く脱出するために
無言でズボズボ掻き込んだ。
食べなおすわけにもいかず、ソレじゃコーヒーでもと数年ぶりに「バッハ」。
思わずフロアーのスタッフさんに
ママやマスターが元気なのかをたずねてみると、
「ええ、元気です。お名前は?」
アッシは名乗るほどの者じゃござんせん!
とばかりにイエイエ、お元気ならそれでイイんです。
先ほどの評判の店の話をしていたら、奥の扉開いて
ママさん登場!
数十年ぶりの再開、初めての握手。
バイクの師匠がママさんに「先日TVでバッハの店とマスター見て・・・」
で、僕がマスターはTVで見た感じと実際に会うのとは違うカモ・・・
ソレを聞いたママさん笑い出しながら深々と腰を折ってのオジギ??
僕が麻布からの帰りに毎日のようにバッハに寄ってコーヒー飲んでた頃は
まだ、カウンター内で働くお弟子さんはいませんでしたから、
毎日、毎回、マスターがコーヒーを落としながら豆の説明やら
世間話やらをしてくれてたんです。
僕がマスターをマニアックな変態の奇人と言っても
たぶん、ママさんズボシの正解に笑いながら腰を折ってしまうような気がします。
初めて新聞でのバッハ紹介記事を読んだ時、
あのマスターとは思いませんでしたが、確かな知識や技術は本物で
焙煎や豆の説明はもしかしたらお弟子さんより僕のが聞いてるカモ・・・
な~んて思ってます。
ママさん「少し太ったァ?」ッて言ったんで、
あの頃より15キロ太りました・・・
僕だけが砂糖とミルクをコーヒーに入れていたんで、
指差しながら、コレのせいですかね?
最後にエンジンに火を入れてから500日くらいは経過したようなきがします。
バッテリーにはセルモーター回すパワーも無くなってましたが、
師匠のデカいバッテリーとつないでスタータースイッチ押すと
クゥクゥクゥ・・・
左クラッチ側にあるチョークレバーをいっぱいに引き、
キャブレターにガソリン来てるか確認し、
再びスイッチ押すとカスかに発火音。
さらに続けるとホンダエンジンは目覚めました。
この車体の幅はシングルあるいはVツインエンジンしか入らないようなのに、
J君は4気筒エンジンなんです!
エンジン回転数が表示されるタコメーターのレッドゾーンは
16000回転。
実際に14000くらいまでしか回してませんが、
1万まではガソリンで回るモーターみたいで、
ソコから先がクォーンに音が変化してホンダサウンドが聴けます。