屋上のコンテナの中に
新しい芽吹き発見。
抹茶、和栗、チョコバナナ、桜のローテーションが
続いたので、新作試作とばかりに
きな粉と黒糖のシフォンケーキを焼いてみました。
どら焼きの皮に黒糖を使ったモノを
初めて食べたのは十代の頃。
それからも何度も同じようなモノを食べましたが
初めてを凌ぐ美味しさを感じずにいました。
ある時、と言っても2年くらい前ですが、
記憶を頼りにその店を訪ねたところ大行列。
あの頃はこれほど列んでいなかったのに・・・
と思いつつ列び買って帰宅後、
ソレを知る人達にお裾分け。
価格こそ当時も思った割安感あったんですが、
少し小ぶりと感じる大きさ、薄さ。
一口食べて・・・
先代、あるいは先先代の味じゃない!
味まで薄っぺらになったもんだと出掛けて列んだ
時間が惜しくなった。
今列んでる人達は以前の味を知らないんだと思う。
雷門近くでも黒糖を使ったどら焼きの皮を
食べましたが、当時と違い味は雲泥の差がついた。
雷門に行っても、
もうあの店には行かない・・・
そんなコトを ふと思い出し、
僕は「きな粉と黒糖」を使ってシフォンを焼いた。
ネットやアリガチな情報誌の評価に関係なく
自分の評価を持つ人達は
「裸の王様は裸だ」と言える人達・・・
のような気がしてます。
どんな人達を基準にしてモノを作るかで
モノは大きく違ったモノになる・・・
とも 思ってます。