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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

社長の着想

2007-04-22 | Weblog
とある講座で偶然隣り合わせに坐った女性と、帰りがけに少し話をしたら、ずっと捉まることに…。

何しろ、階下へ降りるエレベーターの前に立っても彼女はボタンを押すのも忘れてひたすら話し続け、並んで歩いても、私がちょっとでも普通の速度で歩こうとすると、意識してか無意識でかわかりませんが、自分の体をストッパーに私を押しとどめようとするのですからすごい。

先へ進めないよう私の腕も持つわ、で諦めて、普段私とは全く接点のない世界で生きているだろう彼女の話を聞くことにしたのですが…。

話の端々から推察するに、彼女は現在60歳ほど。
不動産を10個ほど持っており、それらの家賃収入で今はかなり(相当?)豊かな暮らしをしているらしい。

彼女は宅建の資格1つを武器に、バブル直前の平成2年まで、1000万円以下のいわゆる競売物件を銀行からお金を借りては次々と購入。
リフォームしたそれを、再び売ったり貸したりすることで相当の財を成したようです。

「今はもう皆が競売物件のことを知ってしまい、買おうするから値上がりしてしまってダメだけど」とのことでしたが、彼女の発想は私の数少ない女社長の知合いにそっくりです。
というより、生まれついての゛社長゛格の人なのでしょう。

人それぞれにカミサマに定められた、適した生き方があると思っているので彼女を羨ましいと思うことはありませんが、この女性も相当ユニークな人物のよう。

私は゛社長゛には敬意を表するのです。
失礼ながら、サラリーマン志願の人たちとは着眼点が全く違います。

ニワトリが先かタマゴが先かわかりませんが、多少強引さは感じるものの、今まで全く接点のなかった社長の発想を教えてもらえるのは、頭のサビ落としにちょうどエエような気がしています。