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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

75歳の引退

2006-08-19 | Weblog
昨夜はMさんの送別会でした。
ある団体の事務局に5年間勤めた後、Mさんは自身の美学により「私が何時までも居てはいけない!」と自称゛自分の限界を知っての退き時゛を全うされました。

私がMさんと知合ってまだ2年足らず。
隔月で召集される会報誌の編集会議で出会いました。

Mさんは最初、初対面からいきなり言いにくいこともはっきり口にする私にいささかびっくりされたようでしたが、次第に慣れ?てくださり、今ではすっかり仲良しになりました。
まだまだ活躍して欲しい人材だのに、残念ながら゛75歳での勇退゛を美学と信じている人の信念は変わりません。

ファースト・キャリアの定年退職に次ぐ、セカンド・キャリアでの定年退職。
この日2次会も宴たけなわになった頃、幹事役の会員・Hさんから大きな花束をもらったMさんは、「生まれて初めて」と花束を抱えて目を潤ませていました。

球児の悔し涙も美しいですが、役割を終えた男性の引退の涙もまた美しいと感じました。

(画像は「豆入り雑穀ご飯」です)

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2 コメント

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高齢者の美学 (Hiland)
2006-08-20 16:51:51
75歳で引退というのは、内容によりけりですね。自分より優秀な後継者が現れれば、70歳で引退してもいいですし、後継者が現れず、やっていることが社会的に有意義なら、ずっと続けられてもいいでしょう。

ただ、ご本人が記憶力が減退し、発音も不明瞭、外出もおぼつかないという、他人に迷惑をかけるようになりそうなら、後継者が現れなくても引退せざるを得ません。この方はどちらの理由で引退されたのでしょうか?
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引退時期は難しい (まりりん)
2006-08-21 03:10:15
後継者が(募った結果)現れたのと、ご本人によると記憶力やら企画力、フットワークに限界を感じたとのことですから、両方の理由がまざっていると思われます。でも、仕事の出来る人だからこその決断だったともいえます。出来ない人はそもそも何も考えませんから。
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