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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

やる気・本気の迫力

2007-04-17 | 勉強
夜、久しぶりにとあるセミナーに参加しました。
大阪Y市で名物?゛おかん社長゛として120名の社員を率いるY社長の、初めての営業の壁をどう乗り越えたかという話、ハンディキャップを持つ人を毎年2名ずつ雇うようになった経緯、どう教育しているかという話などをお聞きしました。

感想は迫力!のひと言に尽きます。
いつもなら司会進行役のTさんの弁舌のたくみさに脱帽するのですが、今夜ばかりはY社長の話は迫力と説得力があり過ぎ、識者のコメントが間の抜けたものに聞こえるから不思議です。

個人的には営業の話が非常に興味深かったのですが、会場の多くの人は(よくありがちな)障害者雇用、およびY社長がそれらの人たちを自立させるべく、会社で必要な教育もしておられることに感銘を受けたようでした。

確かに、養護学校の、職業として先生をしている人たちは束になっても、(限定付きの分野ではあっても)Y社長一人の教育力にはかなわないでしょう。
いつか、ニートでひきこもりの若者が相手だとどう対応されるか、聞いてみたい気がしました。

こういうパワフルで本音でしゃべる女性社長は大好きです。

敢えて言いたいこと

2007-04-14 | Weblog
朝、知人から何年ぶりかの電話がありました。

彼女が7年以上も関わり頑張ってきた職場を、急に身に覚えのない仕事上の不手際を理由に同僚2名と共に追い出された、だけど同じ仕事を自分が理事長になって別にNPOを立ててやっていく決心がついた、という内容でした。

彼女たちを追い出したのは東京の黒幕。
70歳をいくつか過ぎても地位と金(カネ)の欲に取り付かれている彼には、血を分けた子どもと、自分に従順な人以外は全部排斥の対象らしい。
自分に意見する人は皆けしからん人物となるようでした。

特殊な仕事の関西進出を巡り、自分だけが利権を得ようとしての見苦しい行動です。
一時は僧籍にあったようなのにあまりの振る舞いに、「お坊さんらしくないひどいことをするね」と言ったら、元在家の得度だったらしい。
僧籍はとうに手放しているとか。

1時間以上も色々話して、「ありがとう。元気づけられたわ」と電話は切れました。

シニアの味方でありたい私だのに、最近ちょっとガッカリさせられるシニアの言動をいくつか見聞きする機会がありました。

70歳といえば(周りの見方には関係なく)本人の頭の中は(口先とは裏腹に)まだまだ現役ですから仕方ない面もあるのかもしれませんが、「ちょっとは年相応に人格者になってよ。自分のピンボケぶりに気づいてよ」と思うこともしばしば。

頭の老いのターニングポイントは70歳あたりにあるようです。
よほど自分を厳しく律することのできる人でないと、生き方の難しい年齢だと感じます。

緊張と弛緩、バランスよく

2007-04-13 | 仕事
挨拶に行ったり、取材に行ったり、締切りがあったり、人を紹介したりの日々。

今週は仕事でとんでもないミスをやらかし、かなり落ち込みました。
10年以上もこの仕事をやっているのに、よりによって決してあってはならない大幅遅刻をやらかしたのです。

しかも写真撮影だというのに。
最悪!
その原因は取材人生初の、゛最寄駅勘違い゛によるものでした。

最初に地図を見て頭に入れたつもりになり、最後まで駅名を再確認しなかったところが、間違った駅を最寄と思い込んでいたのです。
お陰で先方に大迷惑をかけることに。

ひたすら゛米つきバッタ゛になるしかなく、我ながら情けない大バカ野郎です。
まだ2回ほど会う機会があるので、何とか汚名挽回したく思いますが、冷汗もん。

カルチャー講師も体験しましたが、夜、別のセミナーでベテラン・カウンセラーの語りを聞いたらば、反省点がいっぱい。

こういうときはお気に入りのDVDでも観て、リラックスした方が良さそうです。

そうだったのか

2007-04-09 | 勉強
昨日から日曜毎の産業カウンセラー養成講座が始まりました。
折からの心理学ブーム、カウンセラー人気を追い風に、大阪3クラス、京都・兵庫各1クラスの計5クラス420人でスタートしたよう。

150人近い人が選に漏れ、泣いたとか。
「だからあなたたちはしっかり自覚をもって勉強してね」ということなのでした。

初講担当は臨床心理学が専門のK教授。
以前、知合いに「K先生の講義はすごく面白かった」とは聞いていましたが、噂に違わず、先生は該博な知識をどんどん披露しながら難しい話を大層面白おかしく語られるのでした。

しかし、です。
話は面白いのにレジュメに並んだ真面目な心理学用語の解説は難解そのもの、読んでもらっても到底スンナリ理解とはいかず、頭を抱えてしまうのです。
この先が心配…。

今日得たことは(=記憶に残ったこと)ただ一つ、「傾聴はカウンセラーが余計なことをしないことで相談者に影響を及ぼすのを防ぐのが最大の目的で、つまりはクライアントとカウンセラーの両方を守るために必要な方法なのだ」ということです。

言葉は人を殺すこともあるから、余計なことは一切言ってはいけないのだそうです。
ほんのさわりの模擬面談(5分ほど)は、カウンセラー役が相談者役に話すことを促す声かけから始まり、終わりの時刻になったら淡々と終了を告げるだけ。

その間、「こんにちは」「わかりました」「お大事に」「ありがとうございました」などの言葉は一切発してはなりません。

つまりは゛お作法゛を徹底して守るということらしく、この先心配ながらも、私にとっては全く未知の゛聞く技法゛を会得する貴重な場になりそうです。
(などと余裕の発言をしておれるのは一体いつまでかわかりませんが)


帰り途、今年最初で(多分)最後だろう花見を堪能しました。
曇ってはいても比較的おだやかな風の中、満開のサクラをただただ眺めているのはホントに幸せな気分です。

花は大変きれいなのに、木の下では電気コタツまで持ち出してマージャンをやってる若者がいるかと思えば、飲食の準備に夢中の人間たちが思い思いのマナーを披露しており、これは全くいただけません。

本当に花がきれいでひと気の少ないところでは人は宴会をしたくないものらしく、
賑やかで汚いところは益々そのようになっていくのでした。
不思議です。

きれいな川べりのサクラの方を向いて並んで坐り、大人しく缶ビールを飲んでいた男性2人組がいましたが、こういう花見が正解と思いました。

CC同期の有志飲み会にて

2007-04-06 | Weblog
昨秋から、月に1度程度適当な日に有志が集まって飲み会をしています。
本日の面子は男性(おぢさん)4人+女性2人。

と書くといかにも何か有益な会議やら情報交換会でもしていそうですが、実はそんなことは全然なくて、単なる暇人が集まった飲み会。

情報交換はもちろんしますが、皆゛傾聴゛の姿勢はどこへやら、自分の言いたいことを言い、聞いたことにはこれまたしっかり自説をコメントし、したい放題です。

利害関係がなく、お互いのレベルも考えていることも、ついでに言えばロールプレイ訓練のお陰でお互いのプロフィールやら価値観もぼんやりとですがわかってしまっているので、見ようによっては大変気楽なのです。

立場や年齢、考え方の違う人と色々話すことは、自分の考え方の癖を客観的に知る機会になりますし、相手と交渉したりする訓練にもなるのです。
これホンマ。

機嫌良く帰ったところで、仕事が待っていました。
隔離しておいた金魚はコドモを産んでいました(^^;)。

チビプラ、無事落ち着いたらしい

2007-04-04 | 熱帯魚
昨夜、先週沢山のプラティを里子に出した先の゛里親゛から報告メールが届きました。
どうやら全員無事で新しい水槽になじんだようです。

大食漢で゛調教済み゛のわが稚魚たちは、向こうでも手を叩く音がしたり、人間の気配を感じると、「エサだエサだッ!」という感じで急ぎ水面に現れるらしい。

先輩たちがエサを入れてもらってようやく気づくスローぶりなのに比べて、愛嬌がある?と子どもさんたちの人気者になっているようです。

次の里子候補たちも着々と育ちつつあります。
しばらくはここが里親になってくれそうなので、ちょっとだけ安心しました(^^;)。

(実は今朝も産まれたばかりの仔を7匹ほど発見…したのです)

う~ん、奥は深いゾ

2007-04-03 | Weblog
新年度に備え、近所の美容室へ髪カットに。
思いがけず、いつもの美容師さん(男性)とご近所のおいしい菓子屋ネタで盛り上がりました。
彼はタバコを止めてから、甘いもん大好きになったとか。

実は我が家のご近所には喫茶コーナーを併設した立派なケーキ屋があるのですが、そこのケーキのマズイの何の…。
何度食べてもいつもマズイから、きっと本当にマズイのでしょう。

ケーキ屋の名前を返上して欲しいです。
というようなことを言ったら、彼もこのケーキ屋について同じ意見でした。

※ケーキ屋に告ぐ
客はこういうところでこんな情報交換をするのですゾ。
あだやおろそかにすることなかれ。

そのケーキ屋とは道を隔てたちょっと斜め向かいの位置に、ケーキを作っているけれども卸専門のような店があり、その前でときどきロールケーキのはじっこのようなケーキや、しっかり焼き色がついて゛今オーブンから出したて゛みたいな洋菓子を売っていることがあります。

先日見つけたときは出かける前だったので泣く泣く諦めたのですが、今日は喜びいさんでブルーベリーのロールケーキをゲット。

洋菓子の駄菓子みたいな素朴な外観がいかにもおいしそう…第一安いし、と美容師さんに自慢して帰ってきたのですが、さて、喜び勇んで食べてみると、意外にも大変マズかったのでした。

ブルーベリーというよりはブラックチェリーとネーミングしたほうがいいような中身が入っていました。
それはいいとして、経費削減のためか、スポンジをつなぐ役目のクリームとかジャムが一切入っておらず、カステラはパサつき気味で単に甘いだけ。

フィリングとの間に――クリーム代わりのつもりでしょう――塗ったシロップと、カステラの優しさが合っていません。
その結果、缶詰果物の妙な風味というか、匂いだけが残ったようでした。

第一、少しパサつき加減のスポンジがおいしくありません。
まあ、高級店で買う以外のケーキがマズイということは、だからこそ手作りする意味もあるってわけですネ。

そう思うことにしました。

金魚の芸

2007-04-02 | 熱帯魚
熱帯魚に芸を仕込めるか、というとても深遠な?テーマについての考察です(笑)。

熱帯魚を飼い始めて現在1年と4カ月。
日々彼らを観察していてわかったことがいくつかあります。

同じ種類で同じように見えてもちゃんと彼らにも個体差があり、性格も違います。

頭から背中にかけてのラインがややしゃくれたヤツ、比較的なだからな線になってるヤツ、目の大きなヤツ、小さなヤツ。
助平なヤツ、ロリコンのヤツ、態度の卑屈なヤツ、いけずなヤツ(←意地悪の意味の京都弁)。

妊魚にも産むたびにどんどん体が巨大化・肥満化するタイプと、スリムな体型のままのがいます。

彼らに芸を仕込めないか?というのが私の夢です。
動物に芸を仕込むには、彼らが先天的に獲得している能力や、それをすることが自然に出来る能力を利用するのがポイントです。(←と、以前、ロシアでネコのサーカス団を率いる男性が語っていた)

我が家の、一部を除く熱帯魚たちの習性は以下のようなものです。
その1.産まれながらに゛伏せ゛ができる(←イヌの゛伏せ゛と同じ。特に稚魚には大きな魚から逃れる保身のために不可欠な技)
その2.耳はあるようで、手を叩くとエサを食べに慌てて寄って来る
その3.大きな音で速く手を叩くと、魚もそれに合わせて゛急ぎ泳ぎ゛をする(←壮観!)
その4.人間の姿を見ると(飢えているときは)手を叩かなくてもエサをもらおうと慌てて寄って来る
その5.網や棒で特定の個体を追うと、その魚は自分がターゲットになっていることをすぐに察知する

1と2と3の組合せが一番簡単かつ有望そうです。

何かありませんかね?
音楽を聞かせてダンスでも踊ってくれたら、きっと世界中のテレビ局が取材に来ると思うのですが、気の遠くなるような話です。

でも成功すれば、゛魚界のシンクロナイズド・スイミング゛と呼べるかな。