あった
“カトリック・ドミニコ会聖ヨゼフ修道院”
グレーの塀が一般人を寄せ付けようとしない雰囲気にさせていましたが、思い切って門の中へ。
今から二十云年前に一度訪れたことがある場所。なんとなくこんな感じだったなぁと、ちょっと懐かしい気持ちに。
そんな修道院で早速思い出のお菓子を購入です。
門の中に入ったものの入口がわからず、どこで購入できますか?と剪定をしていたシスターに尋ねました。
そこの扉横のブザーを押してもらえればいいですよ、と言われブザーを押すと、なっ、なりやまない少々焦りながら待っていたのですが誰も出てくる気配がなかったので、思い切って扉をあけ、こんにちは~とあいさつをすると優しそうなシスターがでてみえ、思い出のお菓子ガレットを購入することができました。
瀬戸の修道院での手作り薄焼きクッキー・ガレット。
このガレットとの出会いは、今から35年以上も前に兄夫婦が盛岡で住んでいた時にお土産でくれたお菓子。
その当時クッキーというもの自体がわたしにとっては洒落たものであり、ひとくち食べたときのパリッとした食感と味の虜になり、盛岡に出かけたときはデパートで販売されていたのでそこに寄っては買ってもらっていました。わたしにとっては岩手の思い出のお菓子といえます。
その後時を経てガレットが瀬戸修道院でも作られているということを知り、結婚式のとき出席してくれたひとたちにお礼として配りたいという想いがあって、二十云年前に購入するために初めて修道院を訪れました。
さらに時が経ち、娘がカトリック高校に通い出し、文化祭で販売されていることを聞き、必ず買ってきてもらうようにしていました。
あちこちの店頭で販売されているものでないだけに、数年に1度食べるような感じではありますが、今後はもう少し頻度が高くなりそうです。
ちなみにこのガレットは手作りなので、微妙に焼き具合が1枚1枚それぞれ違ってきます。
わたしはちょっと焦げた感じがとっても大好きで、選べるものならそういうのを選んで食べたいといつも思ってしまいます。
久しぶりに食べたガレットは昔と変わらない美味しさでホッとさせてくれ、あっという間になくなりそうです
また近々購入をするために出かけたいと考えているのですが、販売が平日の9時~16時ということなので気を付けないといけませんね。
思い出のガレットを無事購入し大満足のわたしでしたが、なかなか買いに行けなかったお茶彦さんにも寄ってお茶とおすすめわらび餅を購入しました。
夏にいい氷点緑茶 わらび餅は製造元が大阪だったかな?
そして、もうひとつ今まで気になっていた“ますだ餅店”に入ることに。
実はこのますだ餅店さんは、ちょうど交差点角に店があるため、見るには目立つのですが、車だと非常に停めにくい場所だったため通り過ぎるばかりでいました。ですが、今回は自転車だったため停めやすく思い切って店内に入っていきました。
美味しそうな大福とよもぎ餅、赤飯が並べられていたのですが、お昼過ぎということもありよもぎ餅があと4個しかなかったのを見て思わずそれを購入させてもらいました。
1個84円
もち屋さんの大福よもぎ餅。値段も手ごろで家に帰ってから美味しくいただきました。足助のよもぎ餅の方がよもぎの風味は強い感じがしましたが、さすが餅屋さんなんで餅はやっぱり美味しいですね。今度は大福の方を食べてみたくなりました。
こんな感じで今回は自転車買い物ツアーみたいになってしまいましたが、それはそれでなかなか楽しいサイクリングとなりました。
なんといっても思い出のガレットを買うことができましたし
帰りは瀬戸の愛パーク、愛工大、広幡町と車の通りの少ない道を選択しながら帰っていきました。
写真の道路をまっすぐいくとあいち海上の森センターに行き、右折すると愛パークになります。
今回のルート
【追記1】
2014年10月1日
車で修道院に出かけていきました。
相変わらず入りにくい雰囲気はあるものの、以前訪ねているため要領はわかっているので、今回も入口の扉横のブザーを押してシスターにガレットを購入したい旨を伝えました。
優しそうなシスターが応対してくれ、早速ガレットとボンヌ(ガレットより少し厚めのクッキー6枚入り)を購入。
ガレットは370円、そしてボンヌは350円でした。
シスター手作りのガレット。建物の外に出ると、ちょうどお菓子を焼く甘い香りが漂っていました。
3時のおやつに熱い紅茶とともに感謝していただきたいと思います。
【追記2】
2015年12月17日
ガレットのことで検索される方もいるようで驚いています。
昔盛岡のデパートで購入したと書いていますが、そのデパートの名前を書いてなかったなぁと。
そのデパートはカワトクさん。創業をみると、なんとっ!1866年とあるのでかなり伝統がある百貨店ですね。
カワトクさんでは以前盛岡の修道院で作られたガレットを販売されていたようですが、現在は作られていないということでカワトクさんが復刻して販売されてみえるようです。
箱が懐かしい(昔は白地にグレーの網目に近いような模様だった気が)…とちょっと思ってしまった私です。