9日、日曜日のことなんですが、自治区の大祭礼がありました。
自治区内にあるいくつかのエリアのひとつの中で、わたしが住んでいる組が年行事(まつり等の担当)になったため、前日土曜日から準備でした。
もちろん前日準備のみならず、各々で花車のための花をティッシュで作ったり、お菓子などの買い出しにいったりしていたんですが…。
ところで、世の中の高齢化の波はわたしが住む組にも訪れていて、今回のまつりもお隣の組が年行事のために合併してくれなければ悲惨極まりない状態になっていました。とはいっても、今回合併しても年齢を平均したら70歳代になるのでは?と思われるくらい。しかも、女性陣が多く男性陣が少なかったので、力が必要な作業にはかなり負担をかけていたのではと思います。
そんな感じで始まったお祭りの準備。
土曜日には花車や子ども神輿の飾りをし、餅投げ用の餅をワイワイ言いながら袋に詰めて、それなりに楽しく進んでいきました。
夜はお七渡参りということで、提灯を持って集合場所の公園からお宮まで上がっていきます。
いつもなら夜はひっそりしているだろうと思われるこの神社も、この日は賑やかでした。
お七渡参りを終え、家に帰って来たのは20時くらいとなりました。
翌日の朝、雨が降っていたため集合場所である公園はぬかるんでしまいテントを立てたり花車を運んできたりと準備がちょっと大変でしたが、なんとか子ども神輿が町内を回るときには雨も上がりお祭り日和となりました。
お昼になり、子ども神輿が町内を練り歩き、13時には花車とともに第一鳥居へと向かいました。そこで町内すべてのお神輿や花車が集まり、木遣りの奉納をしたのちにいよいよ本殿へと向かいます。
ちなみに、先日我が家にホームスティしたCさんやそのお友だちであるUさんも参加し、荷物を一緒に運んでくれました。
実は、第一鳥居からお宮さんまで平均14、5%の勾配をお酒を飲みながら上がっていくのですが、最後の20mくらいは20%くらいになるため餅を入れた花車を上げるのは結構大変なんです。でも、勢いをつけながら一気に登っていくのをみると本当に関心してしまいます。
巫女舞を見たり、久しぶりに会う人たちなど話をしながら2時間近く本殿にいたのち、公民館まで戻り今度は餅投げです。
地域によってはパンやお菓子などもふるまわれるところもあるようですが、ここではくじ入りの餅投げがあります。
餅にあたると結構痛いので、わたしは木の陰でひっそりと写真を撮りながら…でも、2個ほどキャッチしました
息子も餅拾いに参加していたため、くじ入りのお餅も3個ほど取れ、ティッシュと洗剤が当たりました。
ここで終わり、と言いたいところですが、年行事のため後片付けもしないといけません、っが、お餅拾いをしていた間に組の一部のひとたちが片付けをほとんどしてくれたおかげでほぼ何もせず…申し訳ないというか有難かったというか。おかげで最初に思っていた時間より早く家に帰ることができ、本当に助かりました。
バタバタした2日間ではあったものの、楽しいお祭りでもありました。
次回ってくるまでまた数年ありますが、今度は今回もうちょっとこうしたらいいなと思ったことがあったので、それを少しでも活かせるようにしたいものです。
それにしても、こうやって小さいながらにもお祭りがあるのはやはりいいなと思ってしまいます。面倒だというひともいるかもしれませんが、子どもたちにとって故郷の思い出のひとつとして伝統的な行事に関われる機会があるというのはいいもんです。