アメリカの学生さんと、ホームスティボランティアのメンバーとともに足助の町並み散策と足助屋敷に行ってきました。
そこで、ハンカチの藍染体験を学生さんがやっていたのをジッ~と見ていたわけですが、なんだかちょっと手を貸せば母にもできそうな気がしてきたので今度連れて行こうかなと思ってしまいました。
ところで、この藍染のアイという植物。
ちょうど体験場所の隣に畑がつくられていて見ることができました。
藍染体験の師匠(右側)と、ボランティアリーダー、そしてウェインの学生さんたち。
こんな葉から素敵な藍色ができるのが不思議な感じがしましたが、師匠(勝手にそう呼ばせてもらってます)から虫食いの葉を見せてもらい藍の色が出るんですよ、と教えてもらい納得。
普通は茶色っぽくなるんでしょうけど。でも、この藍色も雨が降ると流れてしまうようです。
そして、藍の効能も知らなかったので聞いて驚きでした。
昔の武将たちは戦いにでかけると藍染の着物をまとい、傷ができたときに殺菌作用があるため化膿しにくくなるということです。
さらに虫もつきにくいということで、赤ちゃんにも良いみたいですね。
日本の伝統には知恵がいっぱい詰まっていて、師匠の話を聞きがなら感心してしまいました。
それと、藍染の液を作るために蒸すかゆでるかして絞ったりするのかと思いきや、腐らせて3年寝かせるんですね。
これにもまた驚きです。
思わず藍染の奥深さに感嘆してしまいました。
この歳にして本当に知らないことが多すぎて…死ぬまで得ることばかりです。