正月明け、義姉とともにスポーツショップに出かけ、初めてトレッキングシューズを購入しました。
なぜかというと、若いときから山登りが好きで各地に出かけていた義姉の話を聞いたり、ほかの方のブログを読んだりしているうちにちょっぴり歩いてみようかという気持ちになったのと、作手に木を取りに行ったときに斜面でズルズル滑ってしまいこれじゃ作業できん!ということで靴を購入しなければと思ったからです。
きょうはそのシューズを履いて猿投山へ出かけました。(母は娘に看てもらって…)
朝、義姉が子ども(わたしにとっては姪)をディに送り出したあと、猿投山に向けて出発。といっても車ですよ
猿投神社の横を通り、登山用の駐車場に9時20分くらいに到着。
駐車場にはすでに数台車が停まっており、わたしたちと同じように猿投山に登っていかれるひとが結構いました。
以前は自転車で車道をひたすら押し歩いていたわけですが、今回はお倉岩を過ぎると自然歩道がありそこから階段を上っていきました。
自分の歩幅には全く合わない階段を上るというよりは、階段のない隅を選んで上ったりしていました。
ところどころベンチが置いてあり休憩できるようになっていたんですが、1時間程度歩き続けると屋根付休憩所があり義姉とともにお茶を飲みながら休憩をとることにしました。
そこへ息を切らした年配の男性の方がみえたのですが、その方と休憩所でしばし歓談。
年配の方は若いころからこの猿投山を歩き回ってみえたということで、失礼と思いながらもお年を聞くと…なんとっ!86歳。
さすがに山頂までは無理だけれども、帰り下っていくための体力と車の運転を考えながら歩いてみえるとのこと。本当に頭が下がります。
その方から元気をもらい、再び歩き始めました。
今の時期だから特になのかもしれませんが、あちらこちらに歩いていけそうな道があり、気になってはちょっと行ってみて引き返してみる、そんなことを少し繰り返していたのですが、今回わたしが一番行って見てみたいと思っていた景色がある大岩展望台の印があり思わず嬉しくて義姉にあったっ!と声を出して知らせてしまいました。
いったいどんな感じなんだろう?と思いながら進んでいくと、大きな岩があちらこちらにゴロゴロとありその大きさに驚きながら上がっていきました。
そんな大きな岩を見ながら歩いていき見上げると目的の展望と思われる場所に先客の男性の方がみえ、ふと横に目をやると今まで木々に囲まれてばかりだった視界が開け目の前に気持ちが良いくらいの景色があらわれました。
光を取り込み過ぎて写真ではあまり様子がわかりにくくなってしまいましたが、肉眼だとそれほど霞んでいるわけでもなく、かろうじて南アルプスもみえるほどでした。
クリアな日は三河湾などもみられるようです。気温が低いときの方がよく見られますよ、ということだったのでまたチャンスがあれば是非ここを訪れて写真を撮ってみたいものです。
さて、ここまで来るのにすでに1時間ちょっと。今回は頂上を目指さず少し行ったところから滝がある方に向かって下っていくことにしました。