昼間は暑く夜は気温が下がり肌寒さも感じるくらい気温の変化に戸惑っていた日々から、台風の影響もあり梅雨独特の蒸し暑さに悩まされているここ数日。
朝に母の体を移動させようとしたら、腰のあたりと足首が嫌な感じに。
そうそう、昨日毛虫取りに夢中になっていてたった1段だったけど、階段から足を滑らせてすってんころりん。足を多少なりともひねってしまったっけ。
その影響もあるのかなと思いながら、負担がかからないように気をつけて介護をしていました。
それにしてもこの時期…
隠れ熱中症に気をつけてとよく言われているけれども、母の体温調整も難しく、きょうは経管栄養が終わったあとやけに母の体が熱い感じがしたので計ってみたら熱がでていました。
ちょうど訪問看護師さんがみえる日だったので、肺の音や血圧、酸素量など調べてもらいましたが特に問題もないということだったのでひと安心。
蒸し暑い湿度の高い日はかえって体内の水分が蒸発しやすいとのこと。(今朝から母の部屋はエアコンで除湿をしています)
看護師さんの指導の下、水分量を多くしましょうということで、いつもより200cc水分を多めにしてということだったのでOS1を入れることにしました。
その甲斐もあってか、今は熱もとりあえず下がりスヤスヤと寝ています。
ただ、ちょっと下痢気味になっているのが気がかり。明日の朝、看護師さんに連絡して聞いてみようと思います。
ところで、母はクリスチャンなんですが、9日は“花の日”ということで教会から子どもたちが花と聖句を書いたカードを持って我が家を訪れてきてくれました。
この日、実はわたしは出かけていなかったのですが、娘の話ではいつも目が閉じてしまう母がしっかりと目を開けて子どもたちと握手をしていたそうです。
こうやって訪れてきてくれること、そして気持ちに感謝したいです。
歩けたのに歩けなくなって
食べられていたのに食べられなくなって
しゃべられたのにしゃべられなくなって
母にとっての試練は
変わっていくことを
あきらめではなく
受け入れていくことなんだろうなと思いながら
そんな変わっていく母と
変わりなくお付き合いしていってくれるひとたちがいることが
有り難く思ってしまう
ときどき寂しく思うのは
おしゃべりができないからということで
何も理解できないのではないかと勘違いされたり
遠慮からか
母に話かけるのをやめられてしまったり
遠ざかっていったり
わたしにも確実に訪れている
“老い”に
変わっていくことを
いかに受け入れていくか
母を看ながら
考えさせらることは多い…