いよいよ工事着工の日。
中の工事が終わるまでは、いろいろな職人さんが家を出入りしていたので日曜日以外は正直少し緊張して毎日を過ごしていました。
気のよさそうな若い職人さんがまずはしっかりと部屋の中に養生シートをしてくれ解体作業に。
なんだかほぼ20年分の汚れがついたものを解体してもらうことに申し訳ない気持ちがありましたが、浴室はその日のうちに解体作業がほぼ完了していて驚くと共に、骨組みがあらわになったので柱が傷んでいるのではと心配してつい見てしまいましたが、そんなこともなくひと安心。
3日後にはトイレの便器も撤去されて、すっかりスッキリしてしまっていました。あれ?我が家のトイレや洗面所ってこんなに広かったっけ?と思ったりも。
解体のあとは、水道などの配管工事や電気の配線を行って、お風呂の設置や木工事など床や壁の造作に入りました。お風呂を設置してくれた職人さんのうちのひとりは以前我が家の確か蛇口を修理してくださった方かと思い声をかけたら、わたしが覚えていたことを驚いてみえるようでした。(名前はほとんど覚えられないんですが、顔を覚えるのはどちらかというと得意かも!?)
わたしの希望で今まで不便に感じていた洗面所にあった洗濯機の位置を変えてもらったため、排水やコンセントの位置などを変更し、またトイレは今までわたしが造ったグラグラの腰までの間仕切りをしっかりしたものにしましょうということでアドバイスをいただき、本当にいい間仕切りが出来上がりました。
リフォームの途中経過をみながら、職人さんや管理者のOさんがその都度思わぬトラブルに対処しながら進めているのをみて、新築よりも時には難しいことをやっているのではと思うようなこともあったりで、あらためてすごいなぁと感心してしまいました。
我が家のリフォーム管理を担当してくれているOさん(右側)と新入社員の方が勉強のため来訪。
木工事の職人さんは、外で木の加工をしては家の中に運んで…そんな繰り返しだったんですが、今年はとんでもない毛虫の異常発生で大工道具や木に毛虫がついてしまいエアー工具で飛ばしまくりながらやってみえ、かなり大変そうでした。
内装工事は壁紙の張り替えと床をフローリングからクッションフロアーに。
そのあとは便器や洗面台の設置です。
先輩から後輩へ図面をみながら設置の方法を教えている感じでしたが、こうやってどんどん仕事を覚えていくんでしょうね。
すべて工事が完了した後はクリーニング業者さんによる掃除です。
配電盤などに積っていた埃(危ないですね)をしっかりとってもらい、しかも普段手の届かないような高窓までサービスできれいにしてもらい感謝、感謝。
解体からクリーニングまで13日間でした。
お風呂は解体後10日あまりで設置されたので、その時点で利用させてもらったのですが…
10日間簡易シャワーで済ませていた分、湯船に浸かれることの幸せをしっかり感じてしまいました。
そして、今まで使っていた貯湯器も内部にたまるヘドロとか気になったので撤去してもらい給湯器エコジョーズにしたのですが、ガス使用量が表示されるのにはビックリ!知っている人にとっては当たり前なんでしょうけど、ずっと20年前のものを使っていたわたしとしては驚きだったし、エコへの関心がこのような技術を進歩させているのだとも思いました。しかも、クリナップさんのお風呂を設置したんですが掃除がとてもしやすいんです。主婦目線で考えらえているのが嬉しいですね。せっかくなので少しでも長くきれいさを維持したいなと思いました。
洗面台は母が車イスのままで手を洗うことができるアサヒ衛陶さんのものを選びました。
これは本当に思い切ってこちらを選んでよかったです。洗面に連れて行くと、自分で手を出して洗おうという意識が高くなり、精神面でもいいリハビリとなっています。
屋内のリフォームは終了しましたが、自分でやれるところはやらないとと思い、この機会に洗面所とトイレの引き戸の動きが悪くなっていたので直すことにしました。
以前に一度お風呂の方の戸は直したんですが、購入してきた戸車の種類が違っていることをクリーニング業者の方に指摘してもらい、早速ホームセンターに買いに走りました
戸車っていってもいろいろな種類があるんですねぇ。と、何も気づかずに取り付けていたのが恐ろしい
間違って取り付けていた戸車
↓
本来はこちらの戸車V型
新しいものに取り換えたら、滑りが全く違うではありませんか。今までの動きの悪さで感じていたストレスはなんだったんだろう、と。
クリーニングも終わった翌日は、いよいよ外壁外回りのための足場づくりに。
これがなかなか大変でした業者さんごめんなさい