パそぼのあれこれフリーク:Part2

2022年5月にAutopageブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」から引っ越し、同じ内容で書き続けます。

1/17 特別展 志村ふくみ100歳記念:大倉集古館

2025-02-09 09:00:00 | ぐるっとパスでアート展へ

大倉集古館
2024年11月21日(木)~ 2025年1月19日(日)

特別展 志村ふくみ 100 歳記念
―《秋霞》から《野の果て》まで―

 → チラシダウンロード


★ 1/17 行きました (13時半~15時)
人間国宝の「志村ふくみ」さんは、紬織りと染織の芸術家
これまで TVでは見たことはあったけれど、よく知リませんでした。
・「美の壺」 Eテレ 2024/9/1(日) 午後11:00
京都 染織家・志村ふくみさんメッセージも!植物による色の宇宙 草木染め

・ プロフェッショナル 仕事の流儀 2013年5月27日放送
 「いのちの色で、糸を染める~染織家・志村ふくみ」

友人が「すごくいいよ」と勧めてくれたので、下調べをしてから見に行きました。


大倉集古館が見えます。



「特別展 志村ふくみ100歳記念」パネル



大倉集古館 入口



会場は、撮影不可
1、2、3階の会場をゆっくり見て回ります。


会場には、おしゃれな和服姿の御婦人も多く、落ち着いた雰囲気です。

最初に見る藍染の着物 「秋霞」(1958年)は、きりりとした藍色のグラデーション。
深海のようでもあり、遠い宇宙空間のようでもあり、神秘的です。

「風露」は、他とは違って 明るい色のパッチワークのような着物。
色彩の配置のリズム感が楽しい ♪

100歳記念の展覧会ということで、昭和・平成・令和の作品が並びます。
最近の作品 「野の果てⅡ」(2023年)は、明るい色合いの軽やかな作品です。
若き日を回想した作品とのこと。
はじめた頃はご苦労も多かったようですが、情熱のままに作品に打ち込まれた生涯がうつくしい色合いに昇華されているようです。
 
作品は、和服が多く、広げて展示してあって存在感がありました。
実際に着るとどうなるのかしら。着こなすのは難しそう~ (*^_^*)♪

文学にも造詣が深く、展示作品にもそれがうかがえます。
味わい深い随筆作品も多いとのこと、これから読んでみます。


建物をでたら、振り返ってパ・チ・リ



めも:2025/01/17 Xperia10Ⅳ で撮影

大倉集古館「特別展 志村ふくみ100歳記念~《秋霞》から《野の果て》まで~」
染織家・志村ふくみ(1924~)の100歳記念回顧展である本展は、紬織りを独自の感性と想像力で、芸術性の高い作品として発展させた人間国宝・志村ふくみの芸術思想と、自然にある無数の色を抽出して糸を染め織るという、人と自然が共生する営みに一生を捧げる仕事を紹介します。
 ふくみが染織の道に入るきっかけとなった《秋霞》、100歳を目前にして若き日を回想した《野の果てII》、次世代へのメッセージを託した石牟礼道子原作の新作能「沖宮」の衣裳などを展示し、彼女の足跡を辿ります。
 あわせて、ふくみを染織の道に導いた母・小野豊(おのとよ 1895-1984)と民藝精神や、ふくみの芸術精神を育んだ夭折の画家である兄・小野元衞(おのもとえ 1919-47)にも焦点を当てます。
 31歳で染織の世界に入り、ものづくりに対する独自の芸術理念を貫きながら70年にわたって創りあげてきたふくみの作品の展観を通じて、多くの人々に感動を与え、その精神が後世に引き継がれてゆく契機となれば幸いです。

参考
・ 2024.11.23 【開幕】特別展 志村ふくみ100歳記念―《秋霞》から《野の果て》まで ~ 美術展ナビ
大倉集古館 (東京・虎ノ門)で2025年1月19日まで 
故郷の琵琶湖、『源氏物語』、新作能「沖宮」衣裳など 豊かな作品世界を堪能

    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

「志村ふくみ」さんについて

読んだ本
たまゆらの道 正倉院からペルシャへ
たまゆらの道 正倉院からペルシャへ

たまゆらの道―正倉院からペルシャへ:志村 ふくみ (著), 志村 洋子 (著) ~ Myブログ:あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート


You Tube 志村宏氏「志村ふくみの生き方―命を染めて、命を織る」①【姫路市立美術館 特別企画展「志村ふくみ展 いのちを織る」公開ビデオレクチャー】



参考
・ 志村ふくみ Wikipedia

・ しむらのいろ - 志村ふくみ、志村洋子公式ホームページ
 
・ NHK アーカイブス 志村ふくみ 染織家
 

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