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【特別展】ルーヴル美術館展
―地中海 四千年のものがたり―
2013年7月20日~ 9月23日 東京都美術館 (上野)
・・・ルーヴル美術館の全8美術部門が総力を挙げて「地中海」をテーマに企画し、西洋と東洋を結ぶ地中海世界の四千年におよぶ歴史的・空間的な広がりを、ルーヴルが誇る200点を超える収蔵品で展観・・・
地中海の歴史とアートが、紀元前2000年前後から 19世紀のナポレオンのエジプト遠征や植民地化の時代まで見渡せる面白そうな展示です。
行こうと思っていたら、こんなイベントを見つけて申し込みました
2013年9月13日 ルーヴル美術館展 ブロガーナイト
2013年9月13日 「ブロガーナイト」に行きました。
こういうイベントに参加するのは初めてなので ドキドキ~。
最初に学芸員による解説があります。
ずいぶん大勢のブロガーさんが参加。(多分70~80人かしら)
次は 思い思いに鑑賞します。
一般来場者が帰った後は、写真撮影が許可。(フラッシュ不可)
「*会場内の画像は主催者の許可を得て撮影したものです」
一度じっくり鑑賞した後、ポイントを撮影しました。
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序章 地中海世界 : 自然と文化の枠組み
1)敵対する海 2)気候と三つの作物 3)島から島へ
香油入れなど (一筆箋)
1章 地中海の始まり : 紀元前2000年紀から前1000年紀までの交流
1)他者を描く 2)地中海の贅沢品 3)技術の交流
4)言語と文字 5)オリエントの宗教の伝播
041 金の容器など
078 文字の書かれたアンフォラや墓碑
085~095 エジプトの神の小像など
2章 統合された地中海 : ギリシア、カルタゴ、ローマ
1)ギリシア人の地中海 2)カルタゴ人の地中海 3)ローマ人の地中海
100 クレオパトラ7世の彫像
紀元前30年頃(クレオパトラの生きていた頃)
122 イベリア語の碑文が記された銀鉢
この碑文はまだ解読されていないんだそうです。
シンプルな文字でしたよ。
地中海文明にも まだまだ謎があるんですね
135 床モザイクとローマ皇帝の像など
3章 中世の地中海 : 十字軍からレコンキスタヘ(1090年-1492年)
1)ラテン国家 2)東西の移動と交易 3)ビザンティン帝国の崩壊
象牙の細工物と思ったら、 セイウチの牙製のチェスの駒や十字架がありました!
聖ジョスの骸布 (2頭の向い合う象の装飾)
絹製のすごく目の細かい織物で 金と赤が印象的
4章 地中海の近代 - ルネサンスから啓蒙主義の時代へ(1490-1750年) -
1)海洋共和国ヴェネツィア 2)オスマン帝国下の地中海
3)地中海への憧れ:西洋美術にみる愛欲の神話
194-1700年頃の小箱など
5章 地中海紀行(1750-1850年)
1)地中海紀行の始まり 2)芸術家たちによるロマン主義的なオリエント
3)地中海観光の始まり
本展の注目作品 「ギャビーのディアナ」
彫像は見る位置でずいぶん印象が違います。
右の写真の位置が、可愛らしい
1800年代の絵画がたくさん並んでいます。
251 絵画「バルコニーにいるアルジェのユダヤ女性たち」
(クリアフォルダー)
273 コンスタンティノープルのパノラマ 1818年
当時のパノラマの展示の様子。
ブロガーナイトもそろそろ終わりです。
記念にグッズ(一筆箋など)を買いました!
楽しいイベントでしたよ。 21時 上野公園を後にします。
めも:2013/09/13 SP570UZ で撮影
「ルーヴル美術館展 - 地中海 四千年のものがたり -」のみどころ
地中海は、古くからさまざまな文明を育んできた場です。西洋と東洋の文化は、地中海を通して伝わり、混ざり、ときに衝突し、多彩で豊かな作品を生み出してきました。
フランス・パリのルーヴル美術館は、「地中海美術館」といっても過言ではないほどに、地中海に由来する文明の遺産のコレクションを有しています。
本展では、その中から選び抜かれた273点の作品で、地中海世界の4000年をたどります。
「地中海四千年のものがたり」は過去の異国のものがたりかもしれません。 しかし加速するグローバル化の社会で生きる現在の私たちにとって、大きな時間の流れ、空間の広がりの中で異なる文化・文明間の交流の足跡をみることは、きっと興味深い体験となることと思います。人々の営みをも伝える魅力あるルーヴル美術館の作品をお楽しみください。
→ ジュニアガイド(PDF) は わかりやすいね。
→ 関連イベント
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★ 2012年以降の展覧会記録:東京都美術館Webサイト
東京都美術館 → 過去の展覧会 2012年4月(平成24年)以降
東京都美術館 → 過去のイベント 2014(平成26)年度 以降
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