キーワード : 平安時代
出光美術館(東京・丸の内)
2014年8月16日(土)~10月13日(月・祝)
門外不出の作品をはじめとする沖ノ島出土の国宝62件が集結!
約8万点におよぶ作品群の中から厳選された至宝の数々
昭和29~46年(1954~71)にかけて行われた沖ノ島学術調査の成果を紹介した昭和52年(1977)の「宗像 沖ノ島展」(出光美術館で開催)以来、37年ぶりに約8万点におよぶ沖ノ島出土の国宝から厳選された至宝の数々が当館で展示公開されます。
4世紀の古墳時代から9世紀の平安時代におよぶ多様な奉献品62件のうち、2件は宗像大社神宝館以外では初の公開となります。
NHK 日曜美術館のアートシーン で紹介されていて面白そうだと思っていたら、友人からお誘いがありました。
9/14 行きました!
前もって、数冊の本を読んで、宗像大社や沖ノ島が古代の日本で重要な役割をしていたことを知りました。
読んだ本 ⇒ 宗像大社 ~ Myブクログ「文学・歴史:koishi-2018の本棚」
会場には、沢山の貴重な発掘品やパネルの説明が展示されて、
宗像が大陸と日本の結びつきに重要だったこと、海の人々が篤い信仰心で貢物を捧げ、水運や暮らしの安全を願っていた事がわかります。
大和朝廷と深く結びついた宗像も、やがてその役割が変わっていきました。
戦前に復興の運動が起こり、宗像付近出身の出光佐三が、大きな後ろ盾となります。
今回、出光美術館での展示もその関係なんでしょうね。
貴重な品々を見ることができ、楽しかったです。
なんといっても、 「黄金の指輪」、大胆ながら繊細なデザイン、欲しい!
そして「子持ち勾玉」は、予想と違って大きなもので、迫力がありました。
馬の装飾品かったのですが一体どんな風に飾るの?と首をひねっていたら、
伊勢神宮の神宝のうち華やかに飾られた馬が展示され、なるほどと感心しました。
沖ノ島がいつまでも、神秘の島のままで存続することを願います。
宗像大社国宝展 ―神の島・沖ノ島と大社の神宝
古来、日本と海を隔てた大陸を結ぶ海上交通の要衝として重要視され、人やモノを運び、文化を伝え育んできた宗像(むなかた)。
九州北部、沖合の大島(おおしま)、そして沖ノ島(おきのしま)をあわせたこの宗像の地に三人の女神を祀る宗像大社(むなかたたいしゃ)があります。
朝鮮・中国、さらには遠くペルシャの工芸品も含み、「海の正倉院」とも呼ばれる沖ノ島出土の国宝約8万点をはじめとする神宝や、中世の古文書類や福岡藩主により奉納された扁額などの貴重な資料を厳選し、宗像大社の悠久の歴史をご紹介します。
また、沖ノ島の奉献品とならび称される伊勢神宮の神宝が特別出品されます。
さらに、出光コレクションより大社ゆかりの品々にちなんだ仙崖(せんがい)の書画をあわせ、全106件の作品を展示します。」
参考 宗像大社 公式ホームページ
Wikipedia 沖ノ島 宗像大社
沖ノ島は、福岡県宗像市の旧大島村域に属する、九州本土から約60キロ離れた玄界灘の真っ只中に浮かぶ周囲4キロの孤島である。
宗像大社の神領で、沖津宮が鎮座する。
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