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「北斎が紡ぐ平安のみやび―江戸に息づく王朝文学」
すみだ北斎美術館 3階企画展示室
2024年9月18日(水)~ 10月20日(日)、10月22日(火)~11月24日(日)
※前後期で一部展示替えを実施 → 展覧会チラシPDF
11/19 行きました。
美術館を間違えて、錦糸町から「たばこと塩の博物館」に行ってしまい、そこから歩いて両国へ。
Googleマップを見ながら・・・かなりのウォーキングでした。(*^_^*)♪
ここから190m、もうすぐです。今日は寒いのに 汗;;
これ、面白い。現北斎通りの古地図です。
建物入口
会場は、3階です。大きなパネル。
では、展示室へ
展示室入口には ワークシートが3枚。
展示品リストは、QRコードでPDFを読み込んで見ます。
→ 「北斎が紡ぐ平安のみやびー江戸に息づく王朝文学」作品リスト
写真は撮ることができませんが、スマートフォンの操作は自由。
・ ワークシート: 北斎が紡ぐ平安のみやびー江戸に息づく王朝文学 鑑賞ワークシート
2024年9月18日(水) 〜 2024年11月24日(日)
・ ワークシート: 北斎が紡ぐ平安のみやびー江戸に息づく王朝文学 『源氏物語』『伊勢物語』早わかりガイド
2024年10月22日(火) 〜 2024年11月24日(日)
展示は、盛りだくさんで 予想以上に素晴らしかった!
葛飾北斎というと、その時代の人や風俗、風景などを版画にしたとばかり思っていましたが、歴史物もたくさんあるんですね。
今、私達が歴史(特に今年は 平安時代)に興味があるように、
江戸時代の人々も、平安時代に興味津々だったことが伝わってきます。
女性の教育に「枕草子」が使われていたり、「源氏物語」もよく読まれていたようです。
確かに、現代の私達より、江戸時代の人のほうが、平安時代に体感的にも近いでしょうね。
(筆や墨や紙と文字、和服、歩く、電気もガスも水道もない、などなど)
それに、研究もよくなされていて、北斎もかなり知識があったそうです。
描かれた衣装のデザインにも、源氏物語のモチーフが使われています。
とにかく 高精細で緻密で美しく平安の女性たちの姿が描かれています。
版画の技術の粋を凝らした素晴らしいものです。
百人一首などのかるたや絵合わせなど、和歌の文字とそれに合わせた絵。
工夫されたりトンチが効いていたり、見ていて飽きることがありません。
北斎とその弟子などの多くの作品、すごく面白かったです。
【序 章】江戸時代の「平安」像
【第一章】「みやび」なイメージの形成 一節:都の暮らし 二節:怪異への恐れ
【第二章】描かれた王朝文学
【第三章】王朝文学ゆかりの意匠 一節:文学にまつわる文様 二節:一場面が意匠に
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見終わったら、ホワイエへ
次は4階の展示室へ
常設展プラス
隅田川両岸景色図巻(複製画)と北斎漫画
これは、前に見たことがあります。
⇒ Myブログ:2023/5/9 すみだ北斎美術館へ
AURORA(常設展示室)も覗きます。ここは、次回ゆっくり見ることにします。
1階にもどって、ミュージアムショップへ
外国の人も多いですよ。
エントランスの展示。
今年は、TV大河ドラマ「光る君へ」の影響で、平安時代がブームです。
この機会に、古典に親しもう (*^_^*)♪
⇒ Myブログ:「光る君へ」の影響で、平安時代に興味津々
参考
・ 「北斎が紡ぐ平安のみやび―江戸に息づく王朝文学」が11月24日まで両国の『すみだ北斎美術館』で開催中
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