馬刺し を食べました!
さんさ踊りが終わりを告げ、頭と体が ぼぉーっとしつつも、水沢からわざわざ駆けつけてくださったMさんがご好意で予約しておいてくれたお店へ、てくてく歩いて引き揚げデス。
お店の名前は、『沢内甚句』といいまして、月に何度か民謡のライブをしてくれるという魅力的なところでした。アットホームな雰囲気で、お店のおばちゃんも、おキマリの岩手イントネーションで、「やっぱり私、今 盛岡にきてるのねぇ」とウキウキ感じさせる、なかなかありがたいお店です。
1番人気のメニューは、「ももどり」だということで、即注文 ちょいピリ辛の深みのあるおしょうゆ味の 鶏の照り焼き風のもので、とてもいい感じの風味(香辛料)がありました。岩手地鶏だと思いますが、やわらかくて美味しかったです~
『沢内甚句』紹介ページ
地元岩手県人のMさんが、いろいろと美味しいものを注文してくれまして、おすすめの「きのこ汁」は、おダシが ものすごぉーーーーーーく美味しくて、とーーーーーーぉぉぉ^-^-----っても感動しました。祭りのあとの疲れた体を、やさしく癒してくれる、あったかい一杯でした・・・はぁ・・ (Mさんが食べてた方の「ひっつみ汁」も美味しそうだった。ニャァーゴ実はずっと狙っていたお良し。意地汚い性格は、旅先では封印ネ)
Mさん 「わたし、この頃のお祭りって、なんだか変な点を節約してると思うんです 大事なはずの儀式をはしょってしまってることもあるんですよ!」
お良し 「特色ないマンネリ祭りで、若い人のお祭り離れが心配だよ。不景気だから寄付が少なくて、一般家庭からの寄付なんて半ば強請になってるし。」
などと、近ごろのお祭り事情の問題点を話し合う我ら二人 まさにニッポンの祭りの今を背負って立つ!お良しとMさんの2大巨頭、東北の地でアツく語る 安倍ソーリに聞かせてやりたかったナー。
午後11時10分に、東京行きのバスが出発するので、後ろ髪を引かれつつ、10時45分にお店を後にしました。あぁ・・美味しかった Mさんがいてくれたおかげで、郷土料理を堪能できて、とっても幸せ “出会い”は 長い人生を送っていく上での、原動力の一つですね ~
盛岡駅前をバスが出発するまで、Mさんが見送ってくれました。手を振ってお別れ 宿泊するホテルとは反対方向なのに、見送りにきてくれたMさん。これからも健康で、幸せでいてほしいです。お互いに、和太鼓を楽しく頑張りましょう
ありがとう Mさん
ありがとう 盛岡
盛岡バスセンターでお昼ご飯を食べていた時、隣に座っていたおばちゃんが、
「太鼓のパレードは素晴らしいよー、見せてあげたいねぇ!今夜、雨が上がって見られることを祈ってますよ」
と言ってくれました。祈りが通じたよ、おばさん どうもありがとうございました。良いプレゼントをいただきました
翌朝(8月6日)、バスが東京へ無事に帰還。まず池袋駅前でお客さんの一部を降ろし、終着 東京駅へ向かう。途中、小さな公園にホームレスのおじさんが座っているのが見えた。朝5時台のオレンジ色の朝日が明るく当たっていた。ここで一夜を明かしたのですか。 隔離されたバスの窓から外の景色を見ていると、次から次へと、いろいろな人の「今の時間」が、同時に目に入ってくる。
こんなことを言ったら怒られるかもしれませんが、「どんな人にも、同じようにお日様の光は差してくれるんだな・・・。」と 思いました。
盛岡も朝を迎えたんだな、今日は日曜日、みなさん後片付けが大変だろうなぁ などと考えながら、ガラ空きの下り電車に乗って、家まで帰ってまいりました。
駅を降りると、朝7時40分。太陽がまぶしく、もう空気は充分暑い。我が家へと続く 道の角を曲がると、「シャア シャア シャア シャア!」 という クマゼミの大きな鳴き声が、私を迎えてくれました おかえり~。
完結