三浦半島地方、本日2021年6月14日 雨降りの理由は梅雨前線のせいではないけれど、なんだか無理やり梅雨入りさせられてしまいました・・・
このブログの「梅雨入り直前スペシャル~」シリーズは、もちろん梅雨入り前に起こった出来事を記録していきます
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前回「ツバメの巣作り」観察・3でレポートしました記事で、京浜急行線のとある駅構内にある空っぽになった巣のことを心配する内容を書きました。
最初の写真は去る5月25日の雛たちの様子です。6月に入って姿が見えなくなったので、まさかカラスに喰われちゃったのではないか と不安になったワケです。
そこで 6月11日に駅を利用したので その時に駅の関係者さんに状況を伺いました。今回はそのご報告です
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お良し →「こんにちは、お忙しいところすみません。あのぉ・・・、育っていた雛の数ほどにツバメの姿が無いように感じるのですが? ちゃんと巣立ったのでしょうか?」
駅の方 →「6月の4日頃だったかな? みんな巣立ちましたよ。それまでは エレベーターホールの中で巣から出たり入ったり、飛ぶ練習をしててね。それからは 昼間は表に居て、夜になると巣で寝てたわね。朝には電線にズラっと並ぶのよ、昼間はどこかへ行ってるから姿が見えないのかもね。」
お良し →「わぁ~ 良かった、すごい すごい! 5月25日に見た時は、巣立つのはまだまだ先だと思っていました。そんなに早く巣立つのですねぇ!」
駅の方 →「う~ん、、2週間ですね。 今はもう次の、2回目よ」
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おーっ!そうなんだ、2度目の産卵&子育て中らしいです( 6月11日現在 )
で、さっそくその場で観察を開始しました
こちら、5月25日に見た 演出家の和田勉さん・写真家のアラーキーさんに激そっくりな雛がぎゅうぎゅう詰めでいた巣の6月11日の様子です。
静寂に包まれていましたが、時おり親つばめが 中には入らないけれど様子を伺いに来ていました。卵があるのかどうか、孵ったばかりの雛がいるのかどうかも不明です。
京浜急行 久里浜線のとある駅、改札口
ズームイン
ズームイン
上り線ホームへのエスカレーターの上。
垂直の壁にも巣を作るのですね! 最初の一歩はどこにつかまって材料をすりつけたのでしょうか?
ザラザラした壁面に かろうじて足先を引っ掛けて、ホバリングしながらやったとしか思えません!!
尻尾(尾羽)と頭が見えます(おそらく親つばめ)
改札の外
ズームイン
どこの巣にも必ず親が1羽 そばに付いていました。そしてもう片方の親がエサを運んできたのを確認すると 代わって飛び立っていくように思えました。
10分おきに電車が到着して人々がたくさん通るようになると、なぜか親たちは4~5羽かたまってぐるんぐるん飛び回っていましたね。
もちろん人々は「かわいい~」「いっぱいいるね」「すごいね」「あそこにも巣があるね」などと話しています
そういう光景を見ているのは平和でいいですなぁ
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そしてそして、こちら
もっとも見やすい所に巣がある親子の様子を 真下からじーーーーっと観察しました(笑)
いちばん右にいる雛にご注目ください。エサを運んできた親つばめが唯一止まれる場所( 鉄の板 )の近くにいるため、その特権をいかして優先的に食べることができているようです
では、ツバメの雛きょうだい劇場 はじまり はじまり~
親つばめが出払っている時はのんびりムード
ぼんやりした つぶらな目で、お良しを見ているのだか 寝ぼけているのだか・・・?
後姿が まるでペンギン🐧みたいな 親が戻ってきた!
( 人間のあの服も、 燕尾服 とはよくいったものですね )
念のため 注意書き
やらせ映像 および テキトーに編集したものではありません。「連写モード」で撮影しています