先週の水曜日1月30日に,第42回南部美術教育連盟研究大会と第35回尾道造形教育研究大会(会長:共に尾道市立三成小学校校長 平盛幸宏 先生)に参加した。
大会主題は「生活を見つめる美術教育」
幼稚園主題は「心豊かに生き生きと表現できる子どもの育成」
小学校主題は「子どもの想像力・創造力をかきたてる」
中学校主題は「素材の特徴を生かし,イメージ豊かに表現する」
この主題を元にして公開された保育・授業は次の通り。
(1) 木頃幼稚園3歳・4歳・5歳「みんなおいでよ なかよしハウス」
(2) 向島中央小学校2年生「見て,見て,おはなし」
(3) 向島中央小学校5年生「広がれアート!」
(4) 浦崎中学校1年生「ミニ熱気球を飛ばそう」
保育・授業公開を拝見し,その協議会の後「美術教育に期待すること」という題をいただき話をさせていただいた。要旨は次の通り。
---
研究によれば,一般成人が美術科に期待する教科イメージは「豊かな心などの情操を育てる」だった。それをふまえて考えると,つぎの3点に留意してこれからの指導をしていく必要がある。
【期待すること1】自己判断・自己決定
【期待すること2】リテラシーの習得
【期待すること3】コミュニケーションの重視
今年度中に告示されると見られている新しい学習指導要領は,図画工作・美術科で次のような方向性が尊重されるものと思われる。基本的な方向性はこれまでと大きな違いはない。これからの指導は,これまで大切にしていたものを同じように大切にしてほしい。
・創造することの楽しさを感じるようにすること。
・思考・判断,表現するなどの造形的な創造活動の基礎的な能力を育てること。
・共通事項(領域や項目などを通して共通に働く資質や能力)として示すこと。
・生活や社会とのかかわりの重視。
・コミュニケーションの重視。
・鑑賞の指導の重視。
・我が国の美術や文化に関する指導の一層の充実。
---
話の中では,これまでに取材した優れた授業のVTRをお見せし,期待することとしてお話しした3つの柱の具体イメージを持っていただくよう配慮した。
一日を通して強烈に感じたのは,尾道の先生方が子どもたちを思うパワー,そしてそれを実現するために新人とベテランがうまく連携している様子だ。頼もしい!
※写真は「なわとび とんだよ」かずや5歳(大会封筒より)
大会主題は「生活を見つめる美術教育」
幼稚園主題は「心豊かに生き生きと表現できる子どもの育成」
小学校主題は「子どもの想像力・創造力をかきたてる」
中学校主題は「素材の特徴を生かし,イメージ豊かに表現する」
この主題を元にして公開された保育・授業は次の通り。
(1) 木頃幼稚園3歳・4歳・5歳「みんなおいでよ なかよしハウス」
(2) 向島中央小学校2年生「見て,見て,おはなし」
(3) 向島中央小学校5年生「広がれアート!」
(4) 浦崎中学校1年生「ミニ熱気球を飛ばそう」
保育・授業公開を拝見し,その協議会の後「美術教育に期待すること」という題をいただき話をさせていただいた。要旨は次の通り。
---
研究によれば,一般成人が美術科に期待する教科イメージは「豊かな心などの情操を育てる」だった。それをふまえて考えると,つぎの3点に留意してこれからの指導をしていく必要がある。
【期待すること1】自己判断・自己決定
【期待すること2】リテラシーの習得
【期待すること3】コミュニケーションの重視
今年度中に告示されると見られている新しい学習指導要領は,図画工作・美術科で次のような方向性が尊重されるものと思われる。基本的な方向性はこれまでと大きな違いはない。これからの指導は,これまで大切にしていたものを同じように大切にしてほしい。
・創造することの楽しさを感じるようにすること。
・思考・判断,表現するなどの造形的な創造活動の基礎的な能力を育てること。
・共通事項(領域や項目などを通して共通に働く資質や能力)として示すこと。
・生活や社会とのかかわりの重視。
・コミュニケーションの重視。
・鑑賞の指導の重視。
・我が国の美術や文化に関する指導の一層の充実。
---
話の中では,これまでに取材した優れた授業のVTRをお見せし,期待することとしてお話しした3つの柱の具体イメージを持っていただくよう配慮した。
一日を通して強烈に感じたのは,尾道の先生方が子どもたちを思うパワー,そしてそれを実現するために新人とベテランがうまく連携している様子だ。頼もしい!
※写真は「なわとび とんだよ」かずや5歳(大会封筒より)