P印良品

気の向いた時にその日聴いてたCDやら最近観た映画やらを取り上げてソレについてアレやコレやと…

Hazzaro & Jerome Robins"Blow The Speakers"

2020-12-01 13:19:37 | Music
この度、過去に2回 自分の買った Eric B.&Rakimの関連作品を書いてきたのに 追加すべきものがあるのに
行き当たりました。てのでソチラを取り上げる記事をば。
(「我が家の Eric B.&Rakim」過去記事→1回目2回目

Hazzaro & Jerome Robins"Blow The Speakers"(2018年)



仏の2人組DJ、プロデューサーのHazzaroと、カナダのDJ、プロデューサー、Jerome Robinsによる
Eric B.&Rakimの"I Know You've Got Soul"ネタのアッパーハウス。リリース元は米のレーベル、
InStereo Recordings(配信オンリー)。
Hazzaroは 過去にTechnotronicの"Pump Up The Jam"を使用したファンキーな楽曲 "Make My Day"を
出していて、Jerome Robinsは自身が主宰するJungle Funk Recordingsから種々のハウス・カバーを乱発、
というので お互いに作風が近しく、案の定良いコンビネーションです。
"I Know You've Got Soul"のヴァースを引っ張るだけでなく、M/A/R/R/S"Pump Up The Volume"をアップ
デートした色合いがあるのも好印象。
イイ大人な年だけど、未だに こういう頭が悪くて思い切りの良いハウスにまんまとノセられてしまいます。
いつか また、大手を振ってこういう曲を聴いてはしゃぎてぇです。

Ace of Clubs"Everything Is Going to the Beat"

2020-11-01 12:05:42 | Music
コチラでは例年、ハロウィン当日は 子供らが仮装して近所の家々を訪れて "Trick or Treat"して
回るのですが、今年はCovid-19の感染(再)拡大を受けて やらないでね、のお達しが出ているため
ソレもなく、静かな1日でした。
ハロウィン感が平時より少ない感じで 10月が過ぎ、今日をもって3月から続いていたDST (Daylight
Saving Time, 所謂サマータイム)が終了です。その調整で、10/31〜11/1は24時間+1時間、なのを
イイ事に 今日は少し夜更かししようかと。
※11/1の未明に、時計が1時間戻って、昨日までは朝7時だった時間帯が朝6時になります。

さて、今回は 前回取り上げた Jamiroquai"Space Cowboy (Classic Club remix)"が Amazon Music
Unlimitedのサジェスチョンで出たのって、コレを聴いたから?というのに行き当たったので、
コレを機会に Ace of Clubs"Everything Is Going to the Beat" (1991年)をご紹介。



元々は Luke Vibertの変名仕事、The Ace Of Clubs"Benefist"(2007年)を久々で聴きたくなって
検索してみて、結果 Theの着かない方に行き当たって、聴いたら思いがけずスゴく良かったです。
80年代末〜90年代頭に Acid Jazz、Talkin' Loudからリリースのあったグループの楽曲で、
Acid Jazzからはこの曲のタイトルを冠したコンピも出ています。
ラップをフィーチャーしたUK解釈のジャジーヒップホップで、Pharoah Sandersの"You Gotta
Have Freedom"を 上手いコト下敷きにしています。同じネタ使いのBoogaloo
"You Gotta Have Freedom" (過去記事)が好きな身としては反応せざるを得ないです。
想像に過ぎないですが、コレを聴いたのから リリース元のAcid Jazzからデビューを果たした
Jamiroquaiに繋がって 他の履歴からハウス趣味なのを押さえてDavid Moralesのバージョンを
ススメた、とかだったら 流石 始終閲覧/購入履歴からおススメしてくるAmazonだな、と。

Jamiroquai"Space Cowboy (Classic Club remix)"

2020-10-30 19:29:06 | Music
先週、片道300km 運転して、家族とアルゴンキン州立公園に行ってきました。
紅葉の見頃は過ぎちゃってましたが、ドライブとハイキングを楽しめました。
今年の旅行はこれっきりなのは寂しいですが、かねてから家族が見たいと言っていた
野生のムース(ヘラジカ)にも運良く行き当たれたし、ともあれ良い旅でした。



旅行の後は 家か会社で過ごす日々に戻っていて、そんな中で 聴いている音楽から
一曲ご紹介。

Jamiroquai"Space Cowboy (Classic Club remix)" (1995年)


(チョップされたヴォーカルをフックにして 最初のブレイクでキーボードのソロになる導入部が好き過ぎます)

8月から Amazonの音楽聴き放題サービス、Amazon Music Unlimitedを使っていて、
この曲がおススメに出て来て 久々で聴きました。
発表からから四半世紀経ってますが色褪せないなー と。
David Moralesの手によって Jamiroquai"Space Cowboy"が歌ものハウス化されたこちらのバージョン、
信頼のDef Mixクオリティー、なイイ仕事となっています。音楽性が高く、聴いて楽しめるコトに
重きを置いていながら、ハウスの機能性もしっかりあって、ケチのつけ所がないです。

ちなみに、このブログを始めた初期の記事で、2005年の渚音楽祭について書いてますが、
その中の David Moralesが脱ぎ脱ぎしている下りでかけていたのがこの曲、です。確か。

Milk & Sugar feat. Ron Carroll"House Dimension"

2020-10-18 22:49:09 | Music
9月から始めた、配信経由で聴いた作品を紹介する記事の第3弾。

Milk & Sugar feat. Ron Carroll"House Dimension" (2018年)

90年代半ばから長らく活動中、のドイツはミュンヘンのプロデューサーチーム、Milk & Sugarが2018年に
発表した作品。彼ら自身のレーベル、Milk & Sugar Recordings発、で配信のみのリリース。


("House Dimension"の 初お目見えは、Milk & Sugarの活動20周年を記念した編集盤、"20 Years Of
Milk & Sugar"(2017年)でした)

音数・展開は少なめながら、抜き差しとフィルターの開閉で 単調になり過ぎないように 配慮を行き届かせた
トラックは、流石のベテラン仕事。その上に載ったハウスミュージックを讃える内容のスポークンワーズの
声の主は "The Minister of Sound"こと、シカゴのRon Carroll御大(※)。となれば、地味なれど 間違いない
仕上がりです。Dario D'attisによるリミックスもアッパーな要素を加えつつ やり過ぎてなくて好印象。

※: 御大については、以前書いたコチラの記事も参照下さい。

オマケ。この記事を書くのに、Milk & Sugarで検索していて、彼らが 去年 The Shapeshiftersの代表作
"Lola's Theme"をカバーしているのに行き当たりました。個人的に、"Lola's Theme"もカバーの対象に
なんのね、今や とちょっとビっクリ(原曲のリリースからもう15年強経ってる!!のを含め)。


(地元ミュンヘンのthe Munich Symphony Orchestraと組んで、クラブミュージックのヒット曲を
カバーする企画の中での1曲でした。彼らも Pete Tongと同じようなコトしてんのね)

外食事情 2020年秋

2020-10-11 22:34:40 | その他
今回も 前回に続いて カナダでの生活にする記事。
現在住んでいる、オンタリオ州での外食事情について。
(※カナダは世界第2位の広さで、その東側に位置するオンタリオ州だけでも 日本の約2.8倍の広さがあります。
なモンで 自分が見聞きしてここに書くコトは ソコから更に限られた一部、トロントの周辺での話、となります)

先週の金曜日に、州内でのCovid-19の感染再拡大を受けて ステージ3まで進んでいた経済再開を一段前に戻す
コトが決まり、こちらにより、レストランでの店内飲食(夏場に店内飲食OKになってました)が再度
規制されるコトになりました。
そんなワケで、テイクアウトのみでの営業に(また)なってしまい、外食は今は出来ないです。

それだけを書いて 終わるのもあんまりなので、10月アタマの週末はまだ店内飲食が出来てたので、滑り込みで
外食をした時の話をば。
トロントには 韓国人移民が集まって住むコリアタウンがあり、住まいのある、ミシサガ市(トロントが東京
だとすれば、埼玉の大宮的な所です)からトロントへ行く用事があったので その帰りで久々に寄りました。
目当ては、この一帯に軒を連ねている韓国料理屋です。この日食事をしたのは Tofu Villageというレストラン
(再訪)。この日も Gam ja tangをいただきました。
カムジャタン、コチラへ来てからハマった料理の1つです。



豚の背骨とジャガイモを煮込んだ鍋(スープ)で 唐辛子でお腹がポっとなる感じと、柔らかくなるまで
煮込まれた肉とその旨味が堪らんです。後者については 日本で好んで食べていた居酒屋メニュー、
牛すじ煮へのノスタルジーが相まっているのもあります。前半はビールのお供、後半はご飯のお供、で
美味しくいただきましたー。

経済再開はまだまだ道半ば、不便は多いですが、残念ながらCovid-19とは長期的に向き合わねば/
付き合わねばだし、上手くローカルの飲食店にお金を落としたり、出来る範囲のコトに喜びを見い出したり
しなきゃだなー。

National Coffee Day

2020-09-30 19:43:49 | その他
昨日、9月29日は カナダのNational Coffee Dayでした。
そうです、今更になりますが 2018年の5月からカナダで暮らしています。去年書いた記事で、
「転勤で東京を離れ」(【風ログ#51】RAKU SPA1010神田)たコトに触れてましたが、
実は東京どころか、日本からも離れて暮らしてます。短からぬ期間。
そんなワケで、今更ですが 当地での暮らしについても折に触れて書こう思います。

さて、本題の 9月29日のNational Coffee Dayですが、3年目にして初めてこんなのあるのね、というのを
知って 少し調べてみた所、この日になっているのは コーヒー業界で用いられる年度が10月スタートなのが
関係しているみたいで、需要喚起の色合いが濃いですね。各コーヒーチェーンが競って販促を行う日、で
良いかと。アメリカも同じ日がコーヒーの日ですね。
また、同じ時期(10月1日)に 国際コーヒー機関(ICO)が定めた国際コーヒーの日(International Coffee Day)が
あって、日本ではこちらに合わせて1 0月1日がコーヒーの日になっています。

ちなみに、カナダでは トロント発のTim Hortonというチェーンのコーヒー店が圧倒的に多く、
そこかしこで 店・赤い紙カップを持っている人を見ます。
そのTimsでは 昨日はドーナツなり何かしら買えば(50セント超の買い物をすれば)
コーヒーは無料、をやってました。



そんなワケで、日本は今 夜の7時台ですが、この記事はカナダにて朝のコーヒーを飲みながら書いてます。
今日の 子供の朝ご飯は、Timsの甘々ドーナツです。

Pete Tong & Her-O feat.Robert Owens"Rose Rouge"

2020-09-28 21:17:14 | Music
昨日に続いて、もう1曲、配信経由で聴いた楽曲をご紹介。

Pete Tong & Her-O feat.Robert Owens"Rose Rouge"(2019年)



コチラはイギリス出身の大御所DJ(1960年生まれだから 御年60才!!か)、Pete Tongと Her-oこと
The Heritage Orchestraが共作した クラブミュージックのヒット曲をカバーする企画盤
("Chilled Classics")に収録された楽曲。St. Germainの代表作、"Rose Rouge"(2020年)の
カバーです。
原曲でサンプリングされていたMarlena Shaw"Woman of the Ghetto (Live)"の代わりに
Robert Owensの渋イイ声での歌唱をフィーチャーして、原曲からは離れ過ぎず、な良い塩梅の
アレンジが加わったバージョンに仕上がってます。

件の"Chilled Classics"については、試みとしては ダンス・ミュージック・オーケストラ、
A Hundred Birdsと軌を一にしていて面白いと思うも、全てが 成功裏に収まってはないな、
という感想を持っていて、オーケストラの演奏で再現・改変した結果が個人的に
刺さらないのも いくつかありました。
と、いうのがあって、 今回は 上手くフィットしてイイ仕上がりになった"Rose Rouge"だけを
抜き出して取り上げることにしました。

Dyone "Only Love Can Set U-Free (Bicep remix)"

2020-09-27 20:40:19 | Music
またも、長期で更新が滞ってました…。
コレはやる気の問題である一方、自分又は世の中の環境の変化による部分も少なからないので、
やり方を変える必要があるかもなー。というのに思い至り、今後は これまではCD、レコードで
聴いた音楽に限って書いてきたのから 少し範囲を拡げて、配信経由のも取り扱うコトにしました。

てので早速、昨年(2019年)アナログ盤が出たものの、自分はデータでしか買っていない

Dyone "Only Love Can Set U-Free (Bicep remix)" (2015年)

をご紹介。
原曲は1993年に イギリスでFirst Choiceというレーベルからリリースされた歌モノハウスで、
ソレを 同じくイギリスのDJデュオ、Bicepが 干支が一周した後にリミックスしました。
Bicepは Ninja Tuneからのリリース作で知られてますね。



動画の通り、ガラージ〜ソウルフルハウス系のど真ん中を行く原曲からして 最高ですが、
その色を程よく多めに残しつつ 跳ねたビートに載せ、歌い上げ要素は削っても展開の妙で
違う高揚感をもたらす作りにしたBicep仕事も カナリ良いです。


上野 ほていちゃん

2019-09-08 00:40:32 | 飲み屋探訪
8月に久々で東京に戻った際に行った先の振り返り、の第3弾として 今回はここぞとばかりに
あちこち居酒屋を訪れた中から、上野のほていちゃんをご紹介。

こちら、昨年の2月に上野のガード下に出来た、立っても座っても飲めるお店です。
丁度、東京を離れることが決まって慌しくしている時にオープンしたコトもあり、今回が初訪問。
会計が10%オフになるのに釣られて 立ち飲み席へ。店内は平日の昼時ながら、賑わい・活気に
満ちていました(店員さんの元気の良さが、この雰囲気に寄与する所がデカかったです)。

最初の一杯は梅干サワーにして、なめろうと一緒にいただきました。



その後、サービスで大瓶ながらワンコイン、なサッポロラガー(赤星)を頼んで、砂肝ザーサイ、
セロリ浅漬け、と軽め・あっさりめのおつまみと共にいただき、まだビールが残っていたので、
最後は牛煮込みカレーで〆。
イイ塩梅に酔ってお腹も満たされて お会計は約2千円(10%オフ適用後)。



上野は訪れたい店が多くて、自分の中でも激戦区になりますが、この店は勝ち上がる率が高くなりそうだなー、と。
再訪必至です。
食べ物・飲み物とも豊富に取り揃えているので、次は座りでゆっくりと色々、も良さそうだな。

ではでは…!!

【風ログ#52】小岩 亀の湯

2019-09-02 01:02:14 | 風ログ
今回の記事も、8月に久々で東京に戻った際に行った先の振り返り、です。

東京滞在時は 主に浅草橋の変なホテルに泊まりました。
フロントにロボットがいるのと、朝食がインド料理バイキング(和食の提供も有り)なの位が変わっている所で
言うほど変でもないな、と若干拍子抜けな所もありましたが、ともあれ快適に過ごせました。





さて、ここからが本題になりますが、ホテルのユニットバスだとどうにも狭いなー、というので、地元の小岩に寄った際に久々で
亀の湯へ行きました。



こちら、地下130メートルから引いた地下水を使っているのが売りの銭湯で、浴室には熱めのと普通の2つの温度の湯が張られた
浴槽、水風呂(+サウナ)があります。
久々で見る富士山絵に 薄ら感慨深くなりつつ、水風呂で挟みながら湯に浸かる冷温浴をして、良い湯加減を堪能。
最後長めに水風呂に入ってしっかりクールダウンして、亀の湯を後にしました。気持ちイイかったなー。

ちなみに、男湯は青ベースの富士山ですが、女湯は赤富士なんですね。



ではでは…!!

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