先週末 新宿で『主人公は僕だった』という映画を
観ました。
G・Wに『バベル』を観た時に、予告編を観て気になって
たのを、今になってよぅやっと。
で、それを観ての感想を、よぅやっと。
まず あらすじをザックリと。
映画の主人公は国税庁の会計検査官、ハロルド・クリック。
彼は毎朝 決まった時刻に起き、毎回決められた回数 縦横に
歯ブラシを動かして歯を磨く という平凡で規則正しい生活を
送っていたが、ある朝突然、自らの行動・心に感じたこと等を
文学的に 物語る声が聞こえてくるようなる。
声の物語るところに因ると彼には 死が近づいてきていると言う。
それを聞いた彼は 自らの死の運命を避けるべく、必死に声の主を捜し、
ついに その主の元へ辿り着く。
そこで自分の 運命(詳しくいつ、どこで、どうやって死ぬのか、)
を知った男が、その運命をどう受け容れていくのか、って話。
全体として、アレコレ練られてて ちゃんとした、イイ出来の映画でした。
俺の満足度は高め。
印象的だったのが、ハロルドが 自らの死について 全て(と言っても、
最後 ソレが覆るから、厳密にゆうと、全てじゃな…とか、ネタバレに
なんな。)を知るのが、バスの中だった、ってトコ。
バス、ってぇのが 何ともシンボリックだったな、と。
行き先-人生において 人が本当に最後に辿り着く場所(=死)-が既に
決まっていて、ソコへ走っていくバス。
努力も虚しく(その時点では)予め知らされたその場所へ到着するのを
ただ待つしかない、という彼の置かれた状況を象徴してたんじゃねぇかなー。
バスが。と。そう思ったワケで。
以上、今回は 久々で映画の話。でした。
観ました。
G・Wに『バベル』を観た時に、予告編を観て気になって
たのを、今になってよぅやっと。
で、それを観ての感想を、よぅやっと。
まず あらすじをザックリと。
映画の主人公は国税庁の会計検査官、ハロルド・クリック。
彼は毎朝 決まった時刻に起き、毎回決められた回数 縦横に
歯ブラシを動かして歯を磨く という平凡で規則正しい生活を
送っていたが、ある朝突然、自らの行動・心に感じたこと等を
文学的に 物語る声が聞こえてくるようなる。
声の物語るところに因ると彼には 死が近づいてきていると言う。
それを聞いた彼は 自らの死の運命を避けるべく、必死に声の主を捜し、
ついに その主の元へ辿り着く。
そこで自分の 運命(詳しくいつ、どこで、どうやって死ぬのか、)
を知った男が、その運命をどう受け容れていくのか、って話。
全体として、アレコレ練られてて ちゃんとした、イイ出来の映画でした。
俺の満足度は高め。
印象的だったのが、ハロルドが 自らの死について 全て(と言っても、
最後 ソレが覆るから、厳密にゆうと、全てじゃな…とか、ネタバレに
なんな。)を知るのが、バスの中だった、ってトコ。
バス、ってぇのが 何ともシンボリックだったな、と。
行き先-人生において 人が本当に最後に辿り着く場所(=死)-が既に
決まっていて、ソコへ走っていくバス。
努力も虚しく(その時点では)予め知らされたその場所へ到着するのを
ただ待つしかない、という彼の置かれた状況を象徴してたんじゃねぇかなー。
バスが。と。そう思ったワケで。
以上、今回は 久々で映画の話。でした。