（ミステリーツアー） 行先はまだ秘密です。
目覚ましは午前３時にかけたが、二度寝して、家を出たのは４時少し前になってしまった。
４時５０分頃、空と大地の区別がつくようになってきた。
東に向かって直線に伸びる道路。 交差点ごとに明るくなってきます。 ５時２９分。
一番奥の信号を右に曲がれば、目的地はすぐそこです。
とりあえず、目的地に着いた。 もうすぐ日が出そうだ。
カーナビでは２時間ちょっとかかるはずだったが、深夜早朝はスイスイ。 一時間半ほどで着いてしまった。
朝日を撮りに来たわけではないが、出てくるものは撮らなくては。
車中で朝食を食べながら、これからの場所決めが大変だ。
ミステリーはここまで。
ここは渡良瀬遊水地の堤防です。 東日本大震災、原発事故以来中止していたヨシ焼きが三年ぶりに復活。
なにか無性に撮りたくなって来てしまいました。
鳥見には何度か来ていますが、ヨシ焼きはカミサンは初めて。
居並ぶ三脚の林の中に自分の三脚を立てます。
「ちょっと手をあげてみて」。
ヨシ焼きは、８時半からと９時半からの二度に分かれています。
まもなく係り員が、８時半の焼きの配置につきます。
火が点けられました。
天気良し。場所良し。・・すべて良し。
のはずが一つだけ風向きがこちら向きなのです。
火は堤防から奥のヨシ原に広がっていくのですが、煙は全部こちらに。
おまけに堤防の枯草にまで燃え移り火は足元にまで。 ちょっとパニックに。
火の回りは驚くほど早く、９時半から焼く場所にも飛び火して一気に焼いてしまったみたいです。
この中に半日いたら、体はすっかりスモーク。 風呂に入っても鼻の奥の匂いは消えず、なんにでもスモーク味が追ってきます。
写真整理がつきませんので今日はここまでです。
