飛びたがらないキジ
カミさんとトレーニング田んぼへ向かう日の事。
道から見下ろせる田んぼの中に一羽のキジが居る。
車を止め、カメラを持って車の後ろ側からレンズを向けた。
しめしめ逃げないぞ。
広い田んぼで鳥が身を隠す場所はどこにもない。
カメラマンが狙っていることは相手は分かっているはずだ。
こんな場合、身を隠す場所がない所を移動する時は、
飛ばなくても、すごい速足で走り抜けることが多いのに
全身をさらしながら悠々と歩いています。
大きな田んぼを歩ききった。
境の水路の谷を飛んで渡るものと
期待していたのに、
歩いて最小限の水路の幅をぴょんと飛び越えただけ。
こいつ飛びたがらない鳥だな。
かくして二枚目の田んぼに。↓
↓ 道草なんか食ったりして。
↓ 今度は飛び上がると思ったら、歩いて登るよ。↓
二枚目の田んぼも悠々と歩ききりました。
こちらは飛ぶのを期待してその瞬間を待っていたのに。
こいつは肝の据わった大物かな。
↓ やがて麦畑の中に。
キジの行動を読んで、飛ぶ姿を撮るつもりが、
今日はキジ゙に裏読みされてしまった。