ただ建築が好きな走るエンジニア、

日系某メーカーを辞めて外資系に転職。資格、建築デザイン、転職と来て今はひたすらす走ってます。2019別大2:49:13。

大きな倉庫の中に

2017-09-08 21:27:16 | 建築


今日は会社をお休みして夫婦でランチに。

大きな倉庫の中に自然食品やアパレル、カフェ、
パン屋さん、そしてモデルハウスまで。

すぐ隣には同じ名前の一級建築士事務所。

なるほど、プログラムとレイアウト見事だと思いました。
ランチも美味しかったです。



明日は走らなくっちゃ。

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昭和の日本のすまい

2017-04-23 21:56:13 | 建築


図書館で借りて来た本です。
「昭和の日本のすまい」(創元社)

もちろんコルビジェやルイスカーンの様な名建築家の
住宅作品も大好きですが、

一方で近代や戦前と現代、僕が過ごして来た時代を
つなぐ建築にも興味があります。

そして街並みの変化。



スクーリングでも訪れた京町屋の通り庭。
炊事、日常生活、社交の場としての通り庭。
天井を張らない土間空間の抜けのいい解放感が良かったです。

でもこれはかなり恵まれた空間。

庶民の生活空間の変遷を追って行くと
いつの間にか僕や僕の同世代が育っていた
空間のバリエーションにたどり着きます。



俗に言う文化住宅とアパート。
さっきの通り庭が真ん中の廊下になったのがアパート。
長屋を二階にも載せたのが文化住宅。

僕の9歳くらいまで、世田谷砧での原風景です。
2階の廊下で遊んでいて階段を転げ落ちたことが約5回ほど。

階段を転げ落ちるときって意外と痛くないんですよね。
本当に頭の周りを星がめぐる感じ。
気を失って数秒してから痛みで目覚める。
そんな子供時代でした。


通天閣からのこの風景はなんとなくわかります。
昭和30年の風景なのに麓の阪堺電車の恵美須町駅だけ
そのまんまだったりして。

でも都市空間のスクラップ&ビルドと
郊外スプロールでどんどん庶民の住空間が変化して
いく様が今に繋がる様子がよくわかりました。



大阪の守口の長屋風建売。
親友の実家はまさにこれでした。

見舞いで訪れたのにてっちり・てっさでもてなして下さり、
居間に布団ひいて一泊させて下さいました。

戦後の高度経済成長で持ち家を欲する人が増えて
郊外、僻地、山のすそ野まで
しかも注文住宅ではなく建売で家を求める人々...

はい、私もその一人です。

そして社宅や財形、住宅ローン補助について。
特に社宅については、国際労働機関(ILO)が昭和36年に
「日本の社宅は労働者を企業にしばり付けるもの」として
公営住宅化を勧告していたそうです。

16年前、最初の会社を辞めるとき、当然社宅からも出ました。

不連続に見えてみんなしっかりつながっていました。

(一部写真を本文より引用させていただきました)


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大岡山を歩く

2017-02-04 16:03:43 | 建築


谷口吉郎設計の東工大70周年記念館。
立春らしく梅が咲き誇る中、芝生の上で日向ぼっこ。

いい感じ。
所用で大岡山まで来ました。

東工大も建築好きにはいいところですね。
白の家の篠原一男さんでも有名です。



登録有形文化財の1号館、
空中に大きく張り出したキャンティレヴァーの附属図書館、
ピクニック気分で歩けました。
(でも構内にはピクニック禁止の看板あり(^^;)



最後はカフェでのんびり。
贅沢な時間を過ごせました。
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我が家の建てかえプラン2?

2016-11-05 11:02:21 | 建築


アパートバージョンです。
京都のスクーリングでこれを作っているとき
楽しかったです。
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我が家の建てかえプラン?

2016-11-03 15:39:17 | 建築


季節の入れ換え、屋根裏から出てきた模型。

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モエレ沼公園 イサム・ノグチ

2016-08-27 21:40:29 | 建築



地下鉄とバスを乗り継いで行ってきました。
ホテルから約1時間。

元々は産業廃棄物の集積場だったそうです。
イサム・ノグチに設計を依頼して死後完成しました。

気持ちのいい場所でしたが、
少し悲しげな風が吹いている気がしました。

たくさん歩いてもう眠い。
明日に備えて早く寝ます。


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Misaki Donuts

2016-02-12 21:10:15 | 建築


久しぶりの有給休暇で三浦半島の先端へ。
まぐろを食べに行ったのにドーナツ屋さんの写真。

まぐろも美味しかったけど、このドーナツ屋さんの2階が
何とも言えず居心地が良かったです。

築80年、元々は時計店だったそうです。
こういう改装をしてみたい。

欄間はそのまま、
押入れや床の間は机スペース、
床はフローリング張り替えて、
壁は左官仕上げ、
一見バラバラの机や椅子も居心地いいスペースを
作り出してる。



そして何よりドーナツとコーヒーが美味しい。
ゆっくり楽しめる。

妻と4歳の二女も寛いでました。
(中1の長女と小4の長男は普通に学校)



帰り際、写真には撮らなかったけど
かもめ児童合唱団のCDジャケットも心惹かれました。

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国立新美術館

2016-02-09 21:34:28 | 建築


今日は乃木坂の国立新美術館に行きました。
仕事です。

やはり黒川紀章は凄いですね。
非凡な内部空間でした。

外観も首都高走ってると直ぐに目を引くし、
散歩してて偶然見かけてもランドスケープが良い。

そしてこの内部。

メタボリズムなんてもうどっか行っちゃってて
中銀カプセルタワーと本当に同じ作者かと疑うけど

居心地が良かったです。

仕事でもお陰様で貴重な体験が出来ました。

今日は走るのはお休みです。
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カオス

2015-11-26 01:12:53 | 建築


こういうゴタゴタしたカオスのような都市景観が好きです。
立ち並ぶ高層ビルの麓に古いバラックの様な雑居。

東京駅周辺丸の内とは違う。
新宿独特の感じです。

実はここは僕の出生地だったりもします。
幼年期を過ごしたのは世田谷、砧や祖師ヶ谷大蔵だけど。

なんだか異様なパワーを感じました。
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4歳の施主

2015-11-21 18:21:10 | 建築


久しぶりにスチレンボードを切りました。
少しカッターの刃が錆びていました。

4歳の施主はこの中に宝石をしまいたいと。

いくつか窓を開けようとしたら、
宝石が取られちゃうから開けすぎないでと。

そして完成したら、煙突も付けてと。

楽しい時間を過ごせました。

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韓国の家々

2015-11-06 00:51:01 | 建築


韓国に行って感じたことは、とことん木造の戸建を
見かけなかったこと。

これだと日本で言うところの二級建築士はいらない
のでは?と思うくらい。

そして細く高層のアパートが多い。
(マンションとは言わないそうです)



だからわざわざ船に乗って群集落風景を求める。
漢江の北の緩やかな斜面の群集落。いい雰囲気。
でも、やっぱり木造じゃない。



終いにはSoechoのフランス村へ。
雰囲気はいいけど、これはすでに韓国じゃない。



結局見かけた木造建築と言えばこれ。
景福宮の歴史的保存住宅。

韓国の歴史的な木造建築は丸い垂木と四隅が突っ張った
様な屋根が特徴的ですが、基本的には日本と同じ
軸組です。

韓国は地震もないし、みんなが裕福になるために
トコトン効率を追求した結果だと思うけど、
ちょっとやり過ぎかなと感じました。

でも起伏に富むソウルの地形はそれなりに
魅力的でした。

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横浜駅東口

2015-07-17 23:40:54 | 建築

 

横浜駅に向かって富士ゼロックスR&Dスクエアを越えると日産本社です。

今度の新しい会社もそうだけど、みんな横浜市のトップセールスの成果なんですね。

 

ゼロックスほど魅力的な外観じゃないけど、

通り抜け空間は気持ちいいです。

 

こうやって通り抜けられる建築っていいですね。

 

 

そして抜けた先にはまた魅力的なBAY QUARTERが。

ここは昔そごうの駐車場だった?倉庫?

 

変わっていく街も躍動感があって好きです。

 

 

 

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富士ゼロックスR&Dスクエア

2015-07-15 22:53:57 | 建築

新しい勤務先のみなとみらいから横浜駅まで歩きました。

約20分の道のりなので、大したことはありません。

 

みなとみらいと横浜駅は地下鉄で2駅です。

途中に周りが草ぼうぼうで更地の真ん中にぽつんと

顔を出す新高島という駅がありますが、

 

そこを越えると楕円形の高層建築に興味が惹きつけられます。

富士ゼロックスR&Dスクエアですね。

 

何となく窓が魅力的なんです。

中のオフィスの様子は全く分からないんですが、光の漏れ方が幻想的です。

 

資料を調べてみると確かに。

ペリメーターゾーンに工夫があるんですね。

 

こういう環境だとどんな発想が生まれるのか?

想像が膨らみました。

 

 

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金沢21世紀美術館

2015-06-21 13:02:31 | 建築

    

 

ただ天井に穴が空いているだけなのに。

室内でも屋外でもない感じが不思議でした。

 

帰路に着く前にここだけは行っておこうと。

金沢21世紀美術館。

 

特にSANNAが好きっていう訳でもないんですが、

気持ちのいい空間でした。

 

香林坊ではなく、金沢城公園側からのアクセス。

芝生のその先に透明に繋がる建築。

 

でも建物の中に入るとそれほど透明って訳ではなかったです。

(というより土曜日で人が多過ぎ。訪れる日を間違えました^^;)

 

ひたすら外と中が繋がる場所を求めて歩きました。

やっぱり繊細にできてますよね。

 

でも意外と良かったのは建物を抜けて香林坊に向かう途中に入ったカフェかな。

実は凸凹した建築だということも分かり。

カフェオレ飲みながらもう一度ゆっくりした時間作ろうと思いました。

 

 

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群馬音楽センター

2015-06-15 22:18:37 | 建築

   

 

谷川岳の麓を散策したその日は高崎の友だちの家に泊めてもらい、

翌日は少し高崎市街を探索しました。

 

予備知識が乏しく申し訳ないところですが...

人口の割に立派な都市でした。

(友だちも人口密度に比してインフラが充実しているので過ごし易いと)

 

某大手電気製品販売大手の本店を横目にJR高崎駅を東口から通り抜けると、

すぐに目に入るランドマーク。高崎市役所です。

(きっと立派な政治家が多いんでしょうね)

 

公共広場も充実していて気持ちのいい空間です。

でも、すぐに右手の建物が気になり出します。

群馬音楽センターです。

 

すぐにそちらの建築に足が向かいぐるりと一周。

恥ずかしながら誰が作った作品か知りませんでした(予習ゼロなので)。

 

おぉ、アントニン・レーモンド。

何も言われなくても惹きつけられるよ。さすが。

 

本当は中に入りたかったんですが、

当日は県立4大学の説明会とやらで高校生とその両親ばかり...

 

「是非ご説明をどうぞ」と差別のないにこやかな顔で言われても。

ちょっと躊躇します。

(友だちは「中の見学だけいいですか」と尋ね、断られました^^;)

 

そのまま高崎のもう一つのメインストリート、すずらんデパートの前を通り過ぎ、

途中でランチして帰りました。

 

DOCOMOMO Japanの「日本の近代建築20選」もちゃんと覚えてなくて

ごめんなさい。


 

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