それなりに仕事が忙しくなって
ブログや建築から遠ざかる日が多くなりました。
会社の状況は決して順風満帆という訳でもないので
仕事が忙しくても報われる日が来るかどうかは
分かりません。
一喜一憂せず、しばらく頑張るだけ。
考えて手を動かす。
そのうち光も見えるでしょう。
たぶん。
...
そんなときに癒しになるのが建築の本。
町の図書館で借りてきました。
「昭和住宅」(エクスナレッジ社、著者:辻泰岳他)
昭和 = 1926~1989年
戦前の和洋館並列型住宅(「となりのトトロ」の「サツキとメイの家」みたいな)から
大学の課題であった増沢洵の「最小限住居」、
自分も住んでいた様な団地まで
こういうノスタルジックなのが
自分は好きなんだなぁ~
とつくづく感じます。
そしてちょっと作りたいものの妄想が浮かんでくる。
こちらもメモを取ってコツコツやります。
今日は箱根駅伝往路の応援で賑わう大磯を離れ、
所用で東京の武蔵野へ行きました。
キーンと冷えた一日でした。
武蔵境の駅前を少し歩く時間があり、
こんな施設が。
規則正しい楕円形の窓がいい感じです。
「武蔵野プレイス」という図書館を中心とした
複合施設でした。
http://www.musashino.or.jp/place.html
建物と駅の間の広場も居心地いい感じで
寒い中でも子ども達が走り回っていました。
ホームページを眺めてみると
ちょっと卒制でやったテーマに似ていて
「こういうのやりたかったな」と。
今度開館しているときにもう一度訪れて
みたいと思います。
「TOTOギャラリー・間」は
こじんまりした感じがいいです。
春に乾久美子先生の展覧会を見たときに
気に入りました。
今回もいい感じです。
コンセプト、コンペの段階から
実施設計、原理確認、施工業者探しなど
プロセスが丁寧に並べてあってとても参考になりました。
二枚の板の間に張った布で表現される曲面空間、
細切れスタイロや針金など模型表現も工夫の連続、
ミキモト銀座2や多摩美図書館同様それ以上の
構造美です。そしてそれが分かり易いことが好きです。
実際に台中にできた建築そのものは
周りの高層建築との相性や現地の施工精度など
少し気になる部分も感じましたが、
上の穴から光陰が射す様子を写真で見て
これは理屈じゃないなと思いました。
僕も台湾の人と一緒に仕事する機会多いけど、
ちょっと印象が変わったかな(好意的に)。
いい時間を過ごすことができました。
品川での仕事が早く終わりせっかくなので、
少し周りのイベントを物色。
新木場で開かれている
Timberize TOKYO 2020を見に行くことに。
東京ビックサイトや幕張メッセで何か展示会があると
いつも通り過ぎる新木場。
駅を出ると木材の匂い。
なるほど、周辺は木材問屋?が並んでいる。
地名そのものであることを初めて実感しました。
会場の新木場タワーには「木材・合板博物館」なるものも。
そのままエレベータで会場の18階まで上がります。
誰もいません。
一瞬躊躇しましたが、そのまま中へ。
「都市木造が2020年の東京を未来へつなげる。」
魅力的なキャッチです。
2000年の建築基準法改正以降、木造でも大規模建築が
可能になりました。今までは地産地消で成果を出して
きたけど、都市部でも真剣に考えようという取り組みです。
私も卒業制作は地産地消、木造、集成材ラーメン構造が
メインだったので、非常に興味深く鑑賞させて頂きました。
何となくみんな思っている内容、
既出感のあるアイデアもありましたが、
こうやって具現化していくのが大切ですね。
パナソニック汐留ミュージアムで開催中の
「建築家ピエール・シャローとガラスの家」
展を家族五人で訪れました。
鉄道発祥の地、旧新橋停車場のすぐ隣に
建つパナソニック東京汐留ビル。
さすがパナソニックさん、
頻りに感心しながら会場に向かいました。
しかし、残念ながら写真はここまで。
館内は一切撮影禁止。
テーマが建築家だけあって場内には建築系学生と
思しき人々もちらほら。スケッチしてるぞ...
久しぶりにつたないスケッチを。
詳細は調べれば色々分かるので書きません。
(大学の近代建築史の教科書にも記述があります)
先ずとにかく家具がカッコいいです。
初期アールヌーヴォーな椅子、
キュビズム影響を受けた照明、
近代建築を連想させるL字形で可動な机。
(この机はどこか書院造の違い棚も
連想させます)
そして「ガラスの家」です。
とてもいいです。
最初の理解は、
コルビュジエのドミノ+ミースのガラスでした。
内部の鉄骨でスラブや構造物を支え、
自由な壁面にガラスブロック。
でもそれだけだと単なる模倣かと思ってしまいますが、
なぜか同時期コルビュジエ代表作のサボア邸よりこちら
が好きです。
これってリノベーションですよね。
立ち退き拒否した三階住居をそのまま残し、
でも強引に鉄とガラスを嵌め込んだ訳ではなく
丁寧に与条件を解いていった形跡を感じます。
それを感じ取ろうと平面図を描き写そうと思ったのですが、
3歳の二女が父に優しく「もう行こうね」と。
鉄骨の配置はどうやって決めたんだろうか?とか
思いながら会場を後にしました。
その後、隣の汐留シティセンターでベトナムブッフェを頂き
みんな満足で帰宅の途に。
いい一日でした。
今日の昼間は大磯駅前にあるステパノ学園の
学園祭(ステパノ祭り)に行ってきました。
ステパノ学園については下記参考に。
http://ja.wikipedia.org/wiki/エリザベス・サンダースホーム
高低差のある敷地にシンプルで心地良い建築が並びます。
一番高い(標高40mくらい)ところにある「海の見えるホール」。
卒業制作でホール設計するときにだいぶ意識しました。
これは山を下りるときに見える校舎の屋根。
ジグザグの1つ1つが教室です。
光の取り入れ方やシークエンスが好きです。
実はこれもだいぶ参考にしました。
最後にこれはチャペルです。
古いけどいい感じです。
山の上の校舎では鉄道模型の展示があり、
長男と二女は大喜びでした。
最後はやきそばと美味しいコーヒーで
お昼を取り、家に帰りました。
学園祭(ステパノ祭り)に行ってきました。
ステパノ学園については下記参考に。
http://ja.wikipedia.org/wiki/エリザベス・サンダースホーム
高低差のある敷地にシンプルで心地良い建築が並びます。
一番高い(標高40mくらい)ところにある「海の見えるホール」。
卒業制作でホール設計するときにだいぶ意識しました。
これは山を下りるときに見える校舎の屋根。
ジグザグの1つ1つが教室です。
光の取り入れ方やシークエンスが好きです。
実はこれもだいぶ参考にしました。
最後にこれはチャペルです。
古いけどいい感じです。
山の上の校舎では鉄道模型の展示があり、
長男と二女は大喜びでした。
最後はやきそばと美味しいコーヒーで
お昼を取り、家に帰りました。
8月最後の週末。
余りいい天気じゃないけど、
雨は上がりました。
鵠沼海岸です。
海岸沿いは江の水だけでなく
色々な建物があります。
サーファー向けの施設まで立派なのは流石。
この円グリッド、去年の今頃作ってた課題の
「地域のコミュニティセンター」を
思い出す。
のんびり過ごして帰りました。
今日は日曜日。
前回の大磯市で巡りあったマカロンを
長女がとても気に入り、今日もそれを
求めて二人自転車で向かう。
驚きました。
大磯港の県営駐車場に入りきらない
自動車が大渋滞。
大磯市、盛況ですね。
こういう仕掛けを考えられる人は
やっぱりすごいです。
我々は目指すものを手に入れ
そそくさと家路へ。
午後は妻の友人家族と約束して
平塚の花菜ガーデンへ。
こちらでは我々も渋滞の渦へ。
駐車場入るまできっちり一時間待ちました。
集成材の長スパン架構のいい感じの建築と
丹沢大山、富士山を見渡せる広場。
自分の卒制のイメージと重なり、
こちらも感心しきり。
対照的な大磯市と花菜ガーデン。
楽しみながら色々考えました。
そろそろアカデミック版ベクターワークスの
ライセンスが切れるので、
SketchUpをインストールしてみました。
JWとペアで試して見ようかなと。
でも何を設計するかって?
考え中です(^_^)
今日はまだ明るい内に会社を出て
川べりの桜並木を歩く。
工場の横だけど、老夫婦や親子連れ、
穏やかな散歩道です。
バスに乗って帰宅の途に就きましたが、
実は乗り物酔いに弱かったりします。
今日は特別調子が悪く途中下車して
しまいました。
でもそこも桜並木。
途中の小さな工場では桜並木に面した
庭で宴会が開かれていました。
こういうのも悪くないなと。
そしてこういうものを作りたいと思いました。
それぞれの理想工場。
銀座ソニービルで開催中の"Life Space UX Exhibition"を
家族5人で見に行きました。
日常のダイニングやリビング、ベッドルームで
近未来の映像技術を使い新たな空間体験を提供する。
その建築やインテリアと映像がどう共存するか
興味があったからです。
妻や子供たちのウケがよかったのは
ダイニングのテーブルトップスクリーンでした。
妻が言うには朝は子供達が天気やニュースを
個々に聞いてくるんだけど、そんなときいちいち
スマフォをいじる気にはなれないから、
テーブルに勝手に映っていてくれたら便利だと。
なるほど。
僕が感じたのは、個々の技術は新しくてすごいけど、
結局セットとしては従来の延長上。
もっと建築やインテリアと融合、シナジーしているのかと
思ったけど、実は違った。
建築やインテリアと共同でやるとなんだかんだ言って
主導権や取り分の話があるから、
やっぱりセットで自立して売りたいんだろうなと。
欲しいなとは思ったけど、ちょっとガッカリした。
でも超短焦点4Kの映像は一見の価値はあると思う。
(これは完全に素人の個人的な感想です)
今日は海老名のViNAWALKに立ち寄りました。
妻が少し不在の間、何をしようか子供三人(?)と相談した結果、
長女の行きたい店が優先されたからです。
12年前は海老名市民でした。
ViNAWALKもその頃出来たんですが、
出来てすぐに大磯に引っ越してしまったので
結局行かず終いでした。
へぇ~、○|○|が入っているとこんな感じなんだねぇ~
すごい派手な色!何、あの五重の(?)塔?
あっ汽車が走ってる!
田舎に住んでいるとついつい珍しくて。
子供たちは楽しかった様です。
卒業制作は公共性の高い施設がテーマの一つでしたが、
自分の作品とこういう複合商業施設は何が違うんだろうか?
大学に入る前は、こういう複合商業施設は大衆迎合かつ個性がない
と感じていましたが、卒業制作に取り組む中で自分の作っている
作品だって模型で見ている内はデザインっぽいけど、
実際作ったら同じか、ひょっとしたらそれ以下なんじゃないか?
常にそんな自問自答をしていました。
ViNAWALKのVividな色使いと迷路の様な構造、結構好きですよ。
(いろいろ言いつつ、基本的にこういう複合商業施設は好き^^;)
...
サイバーキャンパスを覗いたら卒業制作の合格判定が出ていました。
点数と講評も明日か明後日に届くと思うので、
真摯に向き合いたいと思います。
何をしたらいいか戸惑うけど、
不思議とまだ終わった気はしません。
昨日の続きです。
初期の曲線的なアプローチ。
階段室の手摺も緩やかなカーブ。
全体にシンプルな外観ですが、
遊び心があります。
こちらは少し後の世代。
一転して直線基調。
L字のアプローチや
リズムが小気味いい四角い
階段室とバルコニー。
丁寧な造りを感じます。
最終期になると
間取りが拡張し、
階段室が独立してます。
キッチンダイニングのサッシも
大きくなり…
時代の変化か、色々な意見が
あったのでしょうね。
デザインとしてはやや混乱した
様子も窺えます。
初期の曲線的なアプローチ。
階段室の手摺も緩やかなカーブ。
全体にシンプルな外観ですが、
遊び心があります。
こちらは少し後の世代。
一転して直線基調。
L字のアプローチや
リズムが小気味いい四角い
階段室とバルコニー。
丁寧な造りを感じます。
最終期になると
間取りが拡張し、
階段室が独立してます。
キッチンダイニングのサッシも
大きくなり…
時代の変化か、色々な意見が
あったのでしょうね。
デザインとしてはやや混乱した
様子も窺えます。
今日は家族5人で代官山ヒルサイドテラスに行きました。
パパだけズルいということで、
昨日のスクーリングに続いて3日連続の東京詣でです(^-^;
到着してみると、
やっぱりここを気に入るのか
と一人ほくそ笑み、
こどもたちの自然な動きを
面白く眺めることができました。
前回はよく見なかった建具や窓の収まり、
細かい段差やフロアレベルの使い方を
改めて学びました。
最後に隣の蔦谷書店でa+u最新号と
長女の漢和辞典を買い求め、
帰路に就きました。