パナソニック汐留ミュージアムで開催中の
「建築家ピエール・シャローとガラスの家」
展を家族五人で訪れました。
鉄道発祥の地、旧新橋停車場のすぐ隣に
建つパナソニック東京汐留ビル。
さすがパナソニックさん、
頻りに感心しながら会場に向かいました。
しかし、残念ながら写真はここまで。
館内は一切撮影禁止。
テーマが建築家だけあって場内には建築系学生と
思しき人々もちらほら。スケッチしてるぞ...
久しぶりにつたないスケッチを。
詳細は調べれば色々分かるので書きません。
(大学の近代建築史の教科書にも記述があります)
先ずとにかく家具がカッコいいです。
初期アールヌーヴォーな椅子、
キュビズム影響を受けた照明、
近代建築を連想させるL字形で可動な机。
(この机はどこか書院造の違い棚も
連想させます)
そして「ガラスの家」です。
とてもいいです。
最初の理解は、
コルビュジエのドミノ+ミースのガラスでした。
内部の鉄骨でスラブや構造物を支え、
自由な壁面にガラスブロック。
でもそれだけだと単なる模倣かと思ってしまいますが、
なぜか同時期コルビュジエ代表作のサボア邸よりこちら
が好きです。
これってリノベーションですよね。
立ち退き拒否した三階住居をそのまま残し、
でも強引に鉄とガラスを嵌め込んだ訳ではなく
丁寧に与条件を解いていった形跡を感じます。
それを感じ取ろうと平面図を描き写そうと思ったのですが、
3歳の二女が父に優しく「もう行こうね」と。
鉄骨の配置はどうやって決めたんだろうか?とか
思いながら会場を後にしました。
その後、隣の汐留シティセンターでベトナムブッフェを頂き
みんな満足で帰宅の途に。
いい一日でした。