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7年振りに訪れた安曇野ちひろ美術館。
子どもとおとな、ともに新しい視点で映ります。
内藤廣さんらしいコンクリートと木の建築。
ロングスパンの木屋根組の下には爽やかな開放感。
天井を抑えた軒先、上が開放された薄壁の仕切り、
心地よさの理由が少しだけ見えるようになりました。
一方はいわさきちひろのデッサン画。
切り取られた街並み、安曇野の山並み ... 構図の確かさ。
一つは桜の色だけ、一つは形だけ ... 決して欲張らない。
消すことで風が、上下に隔てる線だけで水平線が
浮かび上がる。面白い。
来て良かったと思いました。