詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

古い詩(4)  チェコ

2012年08月20日 | 食・環境
チェコについて知っているのは
ロボット命名者チャペック兄弟と
妄想の天才カフカくらい

彼らこそ
現代史の水源近くで無邪気に遊ぶ者たち
新しいSFやファンタジーの開拓者
同時代に生きた宮沢賢治と同じように
輝かしい辛辣な社会批評の系譜につながる者たち

ネットを始めたばかりの頃
銃などの武器や古い文化でも有名なんだと
世界一可愛いチェコの猫ちゃんに教えてもらった
美女のヌード写真なんかより部屋に飾るべきだったな

戦後宮沢賢治が生きていたら
安倍公房のようだったろうか
アーシェラ・K・ル・グインのようだったろうか
小林多喜二に衝撃を受けて
さらに過激な社会批判者へとだったろうか

ますます巧妙に
収奪が本質の国家や資本の振る舞いが
ぼくらの視界から遠ざけられてゆく
民自公で成立されつつある言論弾圧法で
一切が闇に閉ざされつつある

今日の日記

2012年08月20日 | 

もうじき成立かという原子力規制委員会人事は、誰も首にできないというおかしな点や、暴走し始めるともう誰にも止められないという点では・・独立性という変な理屈の日銀総裁や、統帥権という手前勝手な憲法解釈で暴走に暴走を重ねた戦前の陸軍若手将校や関東軍と同じ

これはとてもわかりやすい。『日韓通貨スワップという名の韓国支援』はー『ここ』
日韓通貨スワップという韓国支援の理由の大半は、同じ属国の宗主国のアメリカが指示命令したから・・そして、長いこと米国の金庫番だった日本の財産を金庫ごと奪おうというのがTPPで、それを可能にするのが様々な言論弾圧法やACTA!
金庫番もその痕跡も跡形もなく歴史上から葬りさるのが、福島以北を核廃棄物・原発廃棄物の最終処分地にしての日本列島のゴミ捨て場化とアジアでの戦争。その前に、消費増税等で日本経済を破壊し尽くしての愛国心高揚(竹島→尖閣)というリハーサルから本番の戦争へと・・

日本の未来は亡国しか思い浮かばない。ただそれには数通りバージョンが考えられる。それはー①TPPでの亡国(ただそれだけで済むはずもない)②TPP不参加だとよりゆっくりとした経済破壊と戦争(米中韓北の利害は日本潰しで一致)③再度の原発事故や奇形児多発や核のごミ捨て場列島化

天下り・特別会計(一般会計80兆円の約3倍)や組織的裏金作り・税金ネコババ以外にも、人事面で官僚たちのやりたい放題という天木直人氏のブログ記事『やっと決まった主要国大使人事とその本当の意味』はー『ここ』

戦後日本史は累々たる愛国者の死の上にだったんだな・・と痛感させられるブログ記事『「対米隷属」派と「自主独立」派のせめぎ合い』はー『ここ』

古い詩(3) 怒りー開高健と寺山修司ー

2012年08月20日 | 食・環境

開高健は寺山修司のことを
恥も外聞もない窃盗犯として口汚く罵っていたが
誰かの作品の継ぎ接ぎにさえ
新たな価値を与えるというのもまた芸術
(映画などほとんどそうではないか)

  ー町の空つらぬき天の川太し
   名もなき怒りいかにうたえど(寺山修司)

「たまにはいかったらどうですか?
 怒ると、人間らしくなる。」とまた彼はつぶやく。

たしかに
適度の模倣と適度の怒りとは健康によさそうだ

古い詩(2)  心が風邪をひく

2012年08月20日 | 
おやおや
くしゃみが三回もとは十年振りくらい

心が風邪をひいてしまったのかもしれない
あまりにも怒ってばかりなので

どっちにしても不器用な人間ので
言いたいことを隠すなんてできない
やりたいことを諦めるなんてできない

古い詩(1)  卵

2012年08月20日 | 食・環境
ぼくは断じてケチくさいのではない
生まれついての合理主義者なのだ

たとえば卵という食品がある
すべての食料が値上げしてきたというのに
卵ほど値下げした食べ物が他にあろうか

毎日卵かけごはんでいいほど
元気が速攻で出るほど栄養価もある

卵こそ貧乏人の味方
腐った卵こそ
腐った政官財マスコミに放かるのに相応しものはない

注:まだ腕が痛くて 長いタイピングがしんどいので、gooブログの古い詩から順番に推敲してアップすることにした。