いい批判ですね。これぐらいのことを誰かテレビで言ってもらいたい。テレビの報道番組、民放も含めてぜんぶ政府広報だ。批判的視角など微塵もなく、自分の頭でこの政治を考えていない。政府に代わって国民にお触れを垂れているだけ。https://news.yahoo.co.jp/articles/31a3ed201857f2cfb834d25ff6c04cf17db3f3fd?page=1 …
新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、政府は7日、首都圏の1都3県を対象に緊急事態宣言の再発令を決めた。「遅きに失した」「対応が後手後手」という批判は、すでに聞き飽きるほど出ているので、ここで繰り返すことはしない。ただ、この問題は考えれば考えるほど、どんどん意味が分からなくなってくる。これは本当に「緊急事態宣言」なのだろうか。(ジャーナリスト=尾中香尚里) ▽「Gotoイート」打ち出していたのに まず驚いたのは、今回の宣言が「飲食店の営業時間短縮」をターゲットにしたことだ。菅義偉首相は、緊急事態宣言の再発令を表明した4日の記者会見で、緊急事態宣言の必要性についてこう述べた。 「経路不明の感染原因の多くは飲食によるものと、専門家が指摘いたしております。飲食でのリスクを抑えることが重要です。そのため、夜の会合を控え、飲食店の時間短縮にご協力いただくことが最も有効ということであります」
新型コロナ特別措置法に基づく緊急事態宣言を発令するよう西村経済再生相(中央)に要請し、記者団の取材に応じる(左から)埼玉県の大野元裕知事、千葉県の森田健作知事、(1人おいて)東京都の小池百合子知事、神奈川県の黒岩祐治知事=2日、東京都千代田区
わずか半月前に「ステーキ会食」「はしご会食」で散々国民の批判を受けた張本人が、堂々とこう口にしたのである。 そもそも「GoToイート」なる経済振興策を打ち出して、国民に会食するようあおってきたのは、当の菅首相自身である。その人がいきなり、つい先日まで訴えてきたのと正反対のことを、何の総括もなくいきなり打ち出す。 菅首相はこれで本当に「国民はついてくる」と考えているのだろうか。 先月24日公開の小欄「菅政権はなぜ国民の行動に口先だけ介入するのか」でも指摘したが、菅首相はおそらく「会食しても感染拡大の恐れが少ない」、すなわち「会食を自粛しても感染拡大防止の効果は小さい」と考えてきた。だからこそ、専門家に飲食と感染原因の関係を指摘されても、平然とそれを無視して会食を続けてきたわけだ。 それを改めて正反対の施策を打つというのなら、まずこれまでの施策の誤りを明確に認めた上で、判断を大きく変えた理由を、誰にでも分かるように懇切丁寧に説明すべきではないか。そして「GoTo」に期待し、それを織り込んで営業を続けてきた飲食店に対しては、政府の場当たり的な政策変更で死活的な影響を与えてしまうことに、心のこもった謝罪と、丁重な協力依頼が最低限必要だろう。
即ロックダウンだ。飲食だけでなく、夜間だけでなく、全国一律で4月と同じ厳格な外出自粛要請だ。そうするしかない。考えている暇はない。定額給付金・持続化給付金・家賃補助含め、欧州並みの補助を出して、このまま一斉にロックダウンだ。学校だけはとりあえず例外で。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210107/k10012801261000.html …
「突破されてゆく菅義偉の防衛ライン - 全国終日休業へ、定額給付金へ、五輪中止へ」をアップしました。https://critic20.exblog.jp/31932708/