詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

焦点はトランプ逮捕 - コロナ制御に失敗した超大国のクーデー未遂事件 世に倦む日日

2021年01月11日 | 米国発の時限爆弾
6日、DCでトランプ支持派によるデモが予告どおり行われ、暴徒化した一団が連邦議会議事堂に乱入、阻止しようとした警官を含めて5人が死亡する事件が起きた。前代未聞の事態である。6日は議会が大統領選挙の投票結果を承認する手続きが行われる予定で、トランプはそれを潰そうと狙ったのだが、共和党議員から寝返りが出て承認は無事行われ、トランプが糾弾され孤立化する展開となった。その後、ツイッター社が7日にトランプのアカウントを一時凍結、さらに8日に永久凍結する衝撃が起きる。週明けの11日には民主党が弾劾決議案を下院に提出、同時にペンスに対してトランプの大統領罷免を求める決議案を出し、24時間以内に罷免するよう迫る息詰まる進行となっている。年明けからアメリカ政治が激動した。日本国内のマスコミ報道やネットの記事投稿では、この事件をトランプのクーデター未遂として断定し総括する本質的な議論がなく、隔靴掻痒で脱力の気分にさせられる。政治ジャーナリズムの基本的な視角と水準がない。これは典型的なクーデター未遂の政治であり、トランプが杜撰なクーデターに失敗した図だ。

焦点はトランプ逮捕 - コロナ制御に失敗した超大国のクーデター未遂事件_c0315619_13372342.pngトランプの思惑は、デモ隊の圧力によって共和党議員の過半と大勢を選挙結果不承認に導き、ペンスを不承認の判断に追い込み、連邦議会での承認成立を潰すことだった。あわよくばペロシなど民主党幹部を包囲拘束して、全共闘や解同やしばき隊がやるような、集団で威嚇恫喝して暴力的に吊し上げる嗜虐行為まで悪巧みしていたのかもしれない。トランプが失敗した理由は、動員できたデモ隊の頭数が決定的に少なかったからである。報道では、議会に押しかけた人数は数千人とされている。たった数千人のデモ参加者ではクーデターは成功しない。トランプの目的を達成するためには、ルーマニアでチャウシェスクを失脚させたほどのボリュームの、数十万人の親トランプの群衆が議事堂を押し囲む必要があった。年末に計画され布告された6日の「ワイルドなデモ」は、動員人数こそが鍵であり焦点だったが、呆気ないほどの少人数しか集まらず、暴徒による議会突入と乱暴狼藉という、アルメニアで行われた程度の些末で卑小な騒ぎで終わった。不首尾を見たトランプは逃げに回り、逃げに回ったトランプを民主党と連邦政府・連邦警察が追い詰めるバトルとゲームの顛末になっている。

焦点はトランプ逮捕 - コロナ制御に失敗した超大国のクーデター未遂事件_c0315619_13373532.pngトランプと反トランプ側との攻防は選挙後からずっと続いていたが、集票結果に難癖をつけて巻き返す作戦が奏功せず、破綻し、徐々にトランプ側が後退する形勢になっていた。11月の時点では、ジョージア州上院の決選投票は共和党有利という下馬評が流れ、最悪でも1議席は取ってトリプルブルーを阻むだろうと予想されていた。だが、情勢の空気は徐々に変わり、トランプへの支持が弱まり、2議席とも民主党が接戦を制する結果となる。勝負を賭けた「ワイルドなデモ」、すなわち暴動・クーデターの扇動は空振りに終わり、政局はトランプ失脚という方向に傾くことになった。8日のツイッターアカウントの永久停止は重大な場面で、
戦略弾の砲撃と炸裂の瞬間だった。機を逃さず攻めに出た反トランプ側の渾身の一撃と言えるだろう。トランプの権力の源泉はツイッターであり、ツイッターこそがトランプの権力装置だったからだ。まさに失権。まさに無力化。トランプは反撃できないまま守勢に立たされ、20日に向けての政治時間で主導権を握れない窮地にある。反トランプ側が手を狭め、匍匐前進して距離を詰めている。トランプ派の司令部を攻略し、トランプに降伏を迫る刻一刻の政局となっている。

焦点はトランプ逮捕 - コロナ制御に失敗した超大国のクーデター未遂事件_c0315619_13374698.pngおそらく、反トランプ側はトランプの逮捕を政治目標にしている。アメリカ政治の今後のフォーカルポイントはトランプ逮捕である。恩赦と引き換えの辞任という、ニクソンとフォードのときの妥協的決着はないと私は予想する。アメリカの病んだ政治の再生は、トランプの逮捕投獄によってトランプを悪として全否定すること、そして、トランプの政治的影響力を殺滅することで国民統合と倫理復活を図るしかない。それ以外の問題解決の方法はない。外科手術しかない。トランプの白旗降伏とは、トランプが逮捕起訴を受け入れることだ。罪人としてギブアップすることだ。そこへ反トランプ側が追い詰めている。ニクソンの場合は、弾劾の理由は不正・犯罪といういわば個人的な問題だった。トランプの場合は、トランプが辞任して引退し隠遁すれば万事片づくという問題ではない。トランプの背後にはトランプ主義者の岩盤の存在があり、しかもその勢力が全米で数千万人規模に及ぶほど巨大だ。今は曖昧ではあるけれど、トランプ党には理念と目的と意思があり、それを実現するにはトランプというカリスマを欠くことができない。トランプ党の理念は、野党になることで先鋭になり鮮明になってしまう。その流れの放置は、アメリカを分断から分裂へ、内戦と解体へ追い込んでしまう。

アメリカの分裂と解体を阻止するためには、トランプを政治的に排除し殲滅しなくてはならない。逮捕したとしても、そこで闘争が止むわけではく、そこからアメリカ政治は新たな苦悶と葛藤が始まるに違いないが、アメリカ政治の再生のチャレンジとしては、トランプという癌に外科手術のメスを入れ、レーザーで癌細胞を焼き、辛くて消耗する副作用に耐える抗癌治療を続けるしかない。トランプ主義の信者たちに、トランプがいかに国益を毀損する愚かな疫病神であり、市民社会を破滅に導く公共敵であり、そのイデオロギーがいかに邪悪で害毒であるかを教え諭して、洗脳と盲信から解放するしかない。今後、政治のプロセスとしてそうした厳しい行程が見通される。いずれにしても、アメリカ政治はトランプ以前のマイルドな世界に戻ることはない。茨の道だ。

焦点はトランプ逮捕 - コロナ制御に失敗した超大国のクーデター未遂事件_c0315619_13380333.png今回のクーデター未遂事件を、世界の人々は、特に南米やアジアの新興国・途上国の人々はどう見たことだろう。かかる醜い政治の混乱や迷走と並行して、アメリカはコロナの収束・制御に失敗している。世界で最も感染者数が多いのがアメリカで、死者数が多いのがアメリカだ。世界一の富裕な経済大国で、ワクチンの開発も率先して進めているアメリカが、インドやブラジルよりも多い感染者と死者を出し、ワーストの記録更新を続けている。1年も経ったのに、アメリカは最悪国の位置から脱出できず、右往左往して、医療崩壊と経済縮小の禍を続けている。この現実は、アフリカなど途上国の人々からは不思議な光景に見えるだろう。その一方、コロナの制御に成功しているのは中国で、どう見ても中国の感染対策の方が科学的・公衆衛生的に優れている。成果を見事に出しているし、教科書に忠実な防疫行政を行っていて、早期検査・早期隔離・早期診断・早期治療のシステムが成功裡に動いている。それを可能にする圧倒的な科学技術力のリソースを持ち、知恵と勇気のある現場の人材と結束力を持っている。コロナと対抗する底力が確かで、対策の指針に誤りや迷いがない。その力を自国の対策だけにとどめるのではなく、貧しい国々にマスクや防護服を無償で提供し、開発したワクチンを供給してやっている。この中国とアメリカのコントラストを、途上国・新興国の庶民はどう評価するだろう。

焦点はトランプ逮捕 - コロナ制御に失敗した超大国のクーデター未遂事件_c0315619_13381483.png今回の事件について辺見庸は、「議会占拠を米国民主主義の崩壊などと息まなくても、United States of America にそもそもデモクラシーなどあったかいなと疑るほうが、この際、至当でありんす」と言い、辛辣な批評を加えている。私はそこまで言うつもりはないが、現代日本の異常な「リベラル・デモクラシー」礼賛と、過剰な「アメリカン・デモクラシー」拝跪の精神態度に対して、冷や水を浴びせる出来事にはなっただろうと効果を思う。日本のアメリカ民主主義への盲目的な信仰は、サティアンで狂気するオウム信者の視野狭窄の如きであり、冷戦前の東欧諸国で見られたソビエト社会主義に対する崇拝と追従そのものだ。その「認識」は今はすっかり「普遍的に確立」してしまったが、25年前は決してそうではなかった。25年前の日本人は、アメリカ民主主義の体制と思想を絶対視したりはせず、それを民主主義の一類型として相対視して捉えていた。日本の政治のめざすべき理想像などと言って仰いでいたのは、前原誠司など一部にすぎなかった。当時の日本の思想的指導者は司馬遼太郎だが、司馬遼太郎がアメリカ民主主義をどう考えていたかを想像すれば、私の主張の自己内検証になるだろう。今回の事件について、リバタリアンとコミュニアタリアンがどうのと理屈を並べて弁舌を立てる内田樹の言説商売よりも、彼の国にデモクラシーなんぞあるのかいと突き放す辺見庸の冷笑と罵倒の方が、私には当を得た反応のように感じられる。


焦点はトランプ逮捕 - コロナ制御に失敗した超大国のクーデター未遂事件_c0315619_13385961.png
焦点はトランプ逮捕 - コロナ制御に失敗した超大国のクーデター未遂事件_c0315619_13390894.png
焦点はトランプ逮捕 - コロナ制御に失敗した超大国のクーデター未遂事件_c0315619_13391607.png
焦点はトランプ逮捕 - コロナ制御に失敗した超大国のクーデター未遂事件_c0315619_13392614.png
焦点はトランプ逮捕 - コロナ制御に失敗した超大国のクーデター未遂事件_c0315619_13393704.png
焦点はトランプ逮捕 - コロナ制御に失敗した超大国のクーデター未遂事件_c0315619_13394733.png
焦点はトランプ逮捕 - コロナ制御に失敗した超大国のクーデター未遂事件_c0315619_13400053.png
焦点はトランプ逮捕 - コロナ制御に失敗した超大国のクーデター未遂事件_c0315619_13400841.png

レジェンダリー(2017)

2021年01月11日 | 映画

https://gyao.yahoo.co.jp/title/%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%AA%E3%83%BC%EF%BC%882017%EF%BC%89/5fe58469-ba62-42aa-a450-eb5335c94343

1209年、アイルランド。そこは世界の果てとも呼べる島。 修道士の一行は修道院の神聖な聖遺物である「マティアの石」をローマに運ぶ巡礼の旅に出る。 だが、そこは数世紀にもわたり繰り返された部族間の戦争と上陸が活発化する侵略者ノルマン人らが横行する危険な旅路。信仰心の篤い、若き修道士ダーマッドと暗い過去をもつ口がきけない平修士らは、恐ろしい古代の迷信や盗賊たちに襲われながらも聖遺物を守り、旅を続ける。しかし、道中に巡礼を守るべく参加していた騎士レイモンドらが聖遺物の価値に目がくらみ、マティアの石を奪おうと目論んでいた――

キャスト
ダーマッド:トム・ホランド 騎士レイモンド:リチャード・アーミティッジ
スタッフ
監督:ブレンダン・マルドウニー

レジェンダリー(2017)
「スパイダーマン:ホームカミング」トム・ホランド主演のエピック・ソード・アクション! 神聖な聖遺物「マティアの石」をローマへ運ぶ壮絶な巡礼の旅がはじまる――
1209年、アイルランド。そこは世界の果てとも呼べる島。 修道士の一行は修道院の神聖な聖遺物である「マティアの石」をローマに運ぶ巡礼の旅に出る。 だが、そこは数世紀にもわたり繰り返された部族間の戦争と上陸が活発化する侵略者ノルマン人らが横行する危険な旅路。信仰心の篤い、若き修道士ダーマッドと暗い過去をもつ口がきけない平修士らは、恐ろしい古代の迷信や盗賊たちに襲われながらも聖遺物を守り、旅を続ける。しかし、道中に巡礼を守るべく参加していた騎士レイモンドらが聖遺物の価値に目がくらみ、マティアの石を奪おうと目論んでいた――


TAXi【字幕版】

2021年01月11日 | 映画

TAXi【字幕版】 | 映画 | 無料動画GYAO! (yahoo.co.jp)

スピード狂のタクシー運転手ダニエルは、スピード違反を見逃してもらう代わりに、8回も運転免許試験に落ちているマヌケな新米刑事エミリアンと、ベンツに乗って銀行襲撃を繰り返しているドイツ人強盗団<メルセデス>を壊滅させる手助けをすることに。2人はチューンナップされたプジョー406に乗り込んで、時速250kmの猛スピードで派手なカーチェイスを繰り広げる。マルセイユを駆け抜ける彼らは遂に一味を追いつめるが……。

キャスト
サミー・ナセリ マリオン・コティヤール フレデリック・ディーファンタル マニュエラ・グラリー
スタッフ
監督:ジェラール・ピレス 脚本:リュック・ベッソン 製作:リュック・ベッソン ロラン・ペタン
タイトル情報
TAXi
改造プジョー406が街中を時速250kmで疾走! リュック・ベッソンが放つ、史上最速ノンブレーキ・カーアクション!!
スピード狂のタクシー運転手ダニエルは、スピード違反を見逃してもらう代わりに、8回も運転免許試験に落ちているマヌケな新米刑事エミリアンと、ベンツに乗って銀行襲撃を繰り返しているドイツ人強盗団<メルセデス>を壊滅させる手助けをすることに。2人はチューンナップされたプジョー406に乗り込んで、時速250kmの猛スピードで派手なカーチェイスを繰り広げる。マルセイユを駆け抜ける彼らは遂に一味を追いつめるが……。

世に倦む日日 @yoniumuhibiより

2021年01月11日 | 四要素論

大阪・兵庫・京都の3府県に緊急事態宣言発令の速報が出た。愛知・三重・岐阜も今週中に出るのは確実。静岡も置いてけぼりはイヤだろう。感染急拡大県だ。もうだらだら対象を広げている段階じゃない。全国に網をかけて当然。動きが遅すぎる。菅義偉の顔色ばかり見て。https://news.yahoo.co.jp/articles/7953ea7b548f96f47c0b2347b79b66f86fa55f94 

午後8時までは飲食店開けて、午後7時までは酒も出してるわけですよね。繁華街の店で会食やり放題。変異種が広がっている可能性もあり、もう濃厚接触者追えないほど市中感染爆発状態なのに。これで7月に五輪やる気なんだから呆れる。菅義偉も小池百合子もやる気満々。頭の中どうなっているんだろう。

 

インドのサイアサット・デーリー紙「組織委員会はコロナ制御へ時間との競争になっている」。本来そのはずだが、全然そうなってないですよね。日本政府、全く感染を抑えようとしていない。手抜きもいいとこ。誰も焦っていない。菅義偉も、小池百合子も、尾身茂も、厚労省も。https://news.yahoo.co.jp/articles/ad2a580dde1031e9ef40665a781d3c2b2f6038c6 

青樹明子の現地報告。ネットで見るのは二度目だが、ホッとする。いい感じだ。何とか日本のテレビに出る幕はないだろうか。テレ東のWBSに週一回出演してレポートするとか、そういう機会を作ることはできないだろうか。丹羽宇一郎と小渕優子、動けよ。https://news.yahoo.co.jp/articles/5058d4e5d579fc5619dc06c47261ba6d1f76d0d8?page=1 

 

Worldometer が拾う集計で、日本の1日の新規感染者数が第18位にランクアップしてカナダと並んだ。トルコとインドネシアを射程に入れる位置へ。先週競り合っていたイスラエルやウクライナを一気に引き離す。日本スゴイ。https://www.worldometers.info/coronavirus/

JNN世論調査の「次の自民党総裁にふさわしいのは? 」で、石破茂が復活している。これは重要な指標。これからテレビの出番がまた増えるだろう。それにしても、昨年9月のマスコミの異常な石破茂叩きのキャンペーンは何だったのだ。CIAの特別指示か。http://news.tbs.co.jp/newsi_sp/yoron/backnumber/20210109/q5-1.html 

 

モーニングショー。石原良純が「ウィズ・コロナ」の方針を批判、「ゼロ・コロナ」の対策でないとだめだと主張した。ようやく全体の空気が変わり始めている。一つのマイルストーン。

JNNの世論調査。内閣支持率、14.3ポイント下落して41.0%。不支持率は14.8ポイント上昇して55.9%。僅かではあるが自民党の支持率も下がっている。次は毎日新聞、NHK。https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4170858.html https://news.tbs.co.jp/newsi_sp/yoron 


サスペクト 哀しき容疑者

2021年01月11日 | 四要素論

サスペクト 哀しき容疑者 | 映画 | 無料動画GYAO! (yahoo.co.jp)

北朝鮮特殊部隊の元工作員ドンチョルは運転代行業の傍ら、愛する妻子の命を奪い韓国へ逃げ延びた犯人の行方を追っていた。そんな中、唯一親身に接してくれたパク会長の殺害現場を偶然目撃し、ある遺品を手にする。その瞬間から、会長殺しの「容疑者」として“国家の狩猟犬”セフン大佐に追われることになり……。

タイトル情報
サスペクト 哀しき容疑者
コン・ユ主演-限界をこえた超速アクション・エンターテイメント!
北朝鮮特殊部隊の元工作員ドンチョルは運転代行業の傍ら、愛する妻子の命を奪い韓国へ逃げ延びた犯人の行方を追っていた。そんな中、唯一親身に接してくれたパク会長の殺害現場を偶然目撃し、ある遺品を手にする。その瞬間から、会長殺しの「容疑者」として“国家の狩猟犬”セフン大佐に追われることになり……。

”福島で汚染された線路の砕石は 今どこに?” ルンペン放浪記より

2021年01月11日 | 気狂い国家

”福島で汚染された線路の砕石は 今どこに?” | ルンペン放浪記 (ameblo.jp)

7/6(月)になってこのリブログを見ると『元記事』が削除されていることが分かった。なぜこんなことになったのか?

とりあえず参考までに山本節子氏の見解 「福島汚染砕石」の元記事削除についてを記載しておく。

………………………………

ふ~ん。ほんとかしら。それで全文削除? この件、山本は以下のように考えます。

 ★福島市JR敷地に置かれていた黒フレコンの山が「消えた」のは事実のはず。茅ケ崎市に出現した黒フレコンが福島のものでなかったのなら、その部分だけを削除すればよく、全文を削除する必要はない。

 ★それに、「茅ケ崎市のフレコンは福島のものではない」ことがどうやって証明できたのか不明。それでなくても、福島の汚染物に関しては情報隠蔽と欺瞞が多く、その中でひそかに汚染物が各地に拡散されてきている。

 ★一方、茅ケ崎市の黒フレコンは「福島砕石」だと断言している元記事は一種の内部告発。調査不足は否めないけど、市民の発言としては貴重で、保存しておくべきだと思い、めったにしない「他人のブログ転載」したわけ。

 ★ちなみに、茅ケ崎市の新市庁舎再整備事業は、2013年から2020年まで。全体を三期に分け、13年から16年に本庁舎建設工事、17年度に旧本庁舎解体工事、18年度には市道や広場整備事業が行われている(https://www.townnews.co.jp/0603/2018/06/15/436186.html)、

 ★問題の黒フレコンがどの工事で発生したのか不明だが、「新庁舎建設」の際に出たというなら、新庁舎が供用開始された2016年1月1日(茅ヶ崎市役所新庁舎 1月4日から供用開始 窓口フロアに ...)から、すでに4年も放置されていることになる。いずれにしても茅ケ崎市はその発生について説明責任がある。

 みんな忘れたフリをしているけれど、福島の土壌やガレキ、砕石は、「環境省の政策」にもとづいて、相変わらず日本全国の「公共事業」に使われています。実際どこにどれだけ使われているかについては、市民には知らされず、記録もなし。当然、市民が聞いても完全否定されるだけ。...従って、元記事を私が転載することで、何かが起きるかもしれないとは予想のうちでした。

 下に「福島の汚染砕石」のニュースをいくつかあげておきます。ほとんどの人は、放射能汚染は過去の問題と思っているかもしれませんが、原発事故は終わっていないし、将来もずっと続きます。だからこそ、行政と事業者はこの問題を闇の中に葬ったままにしておきたいのです。

福島「放射能汚染砕石」マンションだけじゃない!全容把握は困難 ...2012/01/17 -

福島・二本松市でわかった砕石の放射能汚染問題がさらに広がりを見せている。問題の砕石はマンション建設以外にも何か所かで使われていた。砕石場は福島第1原発から約20キロ、計画的避難区域だが警戒区域にごく近い。ここで採掘された砕石5200トンが生コン会社2社 と建設会社17社に出荷された。期間は昨年(2011年)3月11日から4月22日まで。それ以後は区域指定で立ち入りできなくなった。問題は砕石の行き先だ。

 〈林道や農業用道路にも使用〉 汚染砕石を使った二本松市内のマンションで高い放射線量が見つかったのが発端だ。マンションの12世帯のうち10世帯が放射能汚染を逃れてきた人たちである。「市役所に相談したが、国や県がやらない限り動けませんということだった」という。  施行業者は「考えてもみなかった。寝耳に水でびっくりです。線量を下げることが可能かどうか」と話し、砕石業者も「放射能のことは考えてもいなかった」という。 砕石の行方をたどると、マンション業者は同じ砕石を使って農業用水路を作っていて、コンクリートの表面から毎時1.6~1.9マイクロシーベルトという高い値が検出された。他の業者は135トンを仕入れ、31トンを小学校の通学路舗装に使用したが、ここは平常値だった。「アスファルトが4センチ覆っているから」だ。砕石は林道や農業用道路などにも使われていたが、全容の把握はできていない。(後略)

2012年2月16日ニュース「放射能汚染の砕石で福島県内27カ所 ...scienceportal.jst.go.jp › newsflash_review › newsflash

2012/02/16 -福島県と経済産業省は15日、放射性物質で汚染された砕石やコンクリートを工事に使用していたマンションや一般住宅など県内約1100カ所のうち、これまでに調査した約150カ所の放射線量の測定結果を発表した。周囲に比べて高い放射線量を検出したのは、福島市と郡山市、二本松市、本宮市、川俣町の計27カ所で、内訳は、問題の発端となった二本松市のマンションの1階室内をはじめ、民家の床下や駐車場などの住宅関係が22カ所、事務所室内や河川護岸、道路などの非住宅が5カ所。測定値の最高は、福島市の民家床下の毎時1.95マイクロシーベルトだった。3月末までに残り個所の調査を終える予定だ。問題の砕石は、福島第一原発事故で放射能汚染された同県浪江町の採石場から、昨年3月中旬-4月下旬に工事用として県内に出荷された。この採石場に残っていた砕石についても県などが測定したところ、1キログラム当たり最大21万4200ベクレルの放射性セシウムを検出した。同じ計画的避難区域内で操業する他の採石場に比べ突出して高かったという。

 「全容把握は困難」とは、「全容把握などしたくない」という意味だということを知っておきましょう。

 日本人にとって、放射能汚染の健康影響はコロナウイルスなどよりはるかに深刻です。今、政府は、致死性が極めて低いコロナウイルスに対し、役にも立たないマスク着用を半ば強制していますが、フクイチ事故の時は、「大丈夫」「ただちに健康に影響はない」ということで、マスク着用どころか、自主避難者を批判していたんでしたよね。2020.7.5………………………………………………

●6/26(金)upした記事。●オ―――オッ!

赤ワインぶどうパンきのこスイカりんごとんでもなく恐ろしい!!さくらんぼバナナ寿司

それに比べればコロナなんて、ちび猫みたいなもんさ。三毛猫オッドアイ猫

なお、元記事は次の通り。

★★★★★★★★★★★★

福島で汚染された線路の砕石は 今どこに?

…私は2013年09月には福島第一原発の南約18㎞、JR常磐線木戸駅の周辺で、311大震災以降、運行停止していた常磐線の復旧工事をしていました。

工事の工程・内容は、

①2年半にわたり放置されていた線路周辺の草ぼうぼうを刈り取り、

②ジャッキで線路を持ち上げ、放射性物質が沈着した砕石(砂利)を搔き出して、

③新しい清浄な砕石を敷き詰める。

④同時に古い木の枕木を高規格のコンクリート製枕木に交換。…というものでした。

②の「放射性物質が沈着した砕石」は黒い「トンパック」に詰めて線路わきによけ、改めて「仮置き場」に集積されます。

「トンパック」とは、現場作業員らが勝手に名付けた通称で、一般的には「フレコンパック」と表現されています。

この「トンパック」一袋の詰め込み重量は2tonです。地元フグスマの鳶職「草野組」ッつー、ヤクザ者があらわれて、どんどん高く積み上げていきました。原発の爆発のおかげで草野組は、大儲け。

130925_160937.jpg

さて、この仮置き場をグーグルアースで観ると、

↓もっと拡大、

これは2014年のJR東日本の仮置き場の画像です。がー、こんにち、それが…↓

2018年時点の画像では、もぬけの殻。。。

思い当たるのは、以前、環境省が表明した「除染した廃土などを8000ベクレル以下の地方に分散させる」っていうヤツね。

ちなみに2013年当時、JR常磐線・広野駅-竜田駅間 砕石の放射線量は毎日 0.26~0.36マイクロシーベルトを示していますた。

が、砕石のしけった下の方や、雨水が溜まるような窪地では…

…恐ろしい数値が観測されていますた!

この恐ろしいトンパックは、いったいどこに行っちゃったのでしょうか?

なんと茅ヶ崎市内に運び込まれていたんですわー!

場所は、茅ヶ崎駅北口から真北へ 740m。

イオン茅ケ崎・中央店の北面の空き地

2020-06-15現在、残り約160袋。

 

2013年に砕石を詰め込んだトンパック。

この中国製トンパックの寿命は2年ですが、茅ヶ崎で2020年を迎えておるわけだす!

放射線に汚染されたJR常磐線の採石が、新築した茅ヶ崎警察署や茅ヶ崎医師会の夜間・休日診療所の基礎や外構工事で敷き詰められたことは公表されていません。そもそも茅ヶ崎の市民は弱い者には高圧的に接し、強いものにはへつらうのが好きなようです。

……自民党に投票していることに誇りを持ち、役所には文句を言わない地域性があります。すなわち、茅ヶ崎市は ゴミを捨てるにはもってこいの場所なのです。

あなたの町にも何気なく置かれているかも知れませんよ。この国のクソ役人がすることは、本当に恐ろしいですね。


誰のせいでもない

2021年01月11日 | 映画

誰のせいでもない | 映画 | 無料動画GYAO! (yahoo.co.jp)

真っ白な雪に包まれたカナダ、モントリオール郊外。作家のトマス(ジェームズ・フランコ)は恋人サラ(レイチェル・マクアダムス)との関係がうまくいかず、執筆もスランプに陥っていた。そんなある日、雪深い道を帰宅途中のトマスの車が、飛び出してきた幼い少年を避けきれずに轢いてしまう。避けられなかった事故は、誰のせいでもない。だがそこから12年、トマスとサラ、トマスの新しい恋人アン(マリ=ジョゼ・クローズ)、そして少年の母ケイト(シャルロット・ゲンズブール)、4人の感情は激しく揺れ続け、運命は大きく変わってゆく。

キャスト
出演:ジェームズ・フランコ,レイチェル・マクアダムス,シャルロット・ゲンズブール,マリ=ジョゼ・クローズ,パトリック・ボーショー
スタッフ
監督:ヴィム・ヴェンダース

誰のせいでもない
ヴィム・ヴェンダース監督、7年ぶりの劇映画! ある事故に関わった人物たちの12年間を描いた、ヒューマン・サスペンスの最高傑作!
真っ白な雪に包まれたカナダ、モントリオール郊外。作家のトマス(ジェームズ・フランコ)は恋人サラ(レイチェル・マクアダムス)との関係がうまくいかず、執筆もスランプに陥っていた。そんなある日、雪深い道を帰宅途中のトマスの車が、飛び出してきた幼い少年を避けきれずに轢いてしまう。避けられなかった事故は、誰のせいでもない。だがそこから12年、トマスとサラ、トマスの新しい恋人アン(マリ=ジョゼ・クローズ)、そして少年の母ケイト(シャルロット・ゲンズブール)、4人の感情は激しく揺れ続け、運命は大きく変わってゆく。