SNSI・副島隆彦の学問道場の古村治彦です。今日は2021年2月6日です。
本ウェブサイト「副島隆彦の学問道場」の主要なページである「重たい掲示板」は、掲示板であるために、新しい文章が投稿されるたびに以前の文章が読みにくくなってしまいます。ある会員の方から、「1月31日の副島先生の文章は重要なので、すぐ見つけやすく、読めるようにできないか」という提案がありました。
そこで、「今日のぼやき」広報ページに転載することにしました。これでしたら、より長く、より見つけやすくなります。
(貼り付けはじめ)
[2941]トランプは先の先を考えて動く。人類の歴史がひっくり返った。
投稿者:副島隆彦
投稿日:2021-01-31 22:13:43
副島隆彦です。今日は、2021年1月31日(日)です。
私の最新の考えを書く。
トランプは、軽々(けいけい)には動かない。これからの戦略をじっくりと練(ね)っている。トランプは、今も実質的には、アメリカ合衆国の大統領である。
1月20日の、大統領就任式を、テレビの画面で見て、おかしな光景が連続したことで、「あれは、真実の映像ではない。ほとんどが、ヴャーチャルの、ホログラムの映像だ」と、私たちは気づいた。ジョー・バイデンには、アメリカ国民の何の支持も信頼もない。バイデンは、ディープ・ステイト(陰に隠れた政府)が操(あやつ)っている、 “空虚な”大統領だ。
1月20日に、トランプ夫妻は、ホワイトハウスを出て、フロリダ州のマール・ア・ラーゴの、自己所有する、会員制のホテル式の邸宅に落ち着いた。翌日には、さっさとゴルフをしに行った。ここも自分が所有するカントリークラブだ。こういう時こそ、体を鍛えて健康を維持することが、なによりも大事だ。
私たち、日本のトランプ支持勢力も、今は、ゆっくりとした気持ちになって、自分の生活を重視して態勢を整えるべきだ。 闘いは、これからもずっと続くのだ。総司令官のトランプが、これだけの余裕を持っているのだから、私たちも、それに従おう。
トランプは、先の先を見て動く。これから書くことは、私が1月20日の午前2時に、ここの重掲(おもけい)に書いたことの延長である。
私、副島隆彦の大(だい)戦略は、金融・経済が、すべてに優先する、である。だから、トランプは、一旦、うしろに引いて、アメリカの国家破産(財政破綻、金融崩壊)が必ず来るので、それを、あいつら、ディープ・ステイト(その総本部は、ローマ法王とヨーロッパの王族たち)の責任で、処理させるべきだ。アメリカ合衆国が、財政破綻すれば、ディープ・ステイトが、最大の打撃を受ける。
なぜなら、アメリカ合衆国の財務省とFRB(中央銀行)を、借金漬けにしている、大株主は、Cabal カバールと呼ばれる、国際銀行団、国際金融資本、パリ会議(世界債権者会議)だからである。彼らに責任をとらせて、大損を彼らに押しつけて、アメリカ合衆国もろとも、破綻、消滅させるべきだ。そして、そのあと、アメリカは、新しい共和国 the America Republic 「 ジ・アメリカ・リパブリック」となって、再生するべきだからだ。そのとき、大借金は消えている。
今、急いで、トランプが、政権を取り戻して、大統領の座に復帰することは、却(かえ)って、彼を苦しめる。なぜなら、アメリカは、財政が火の車だから、どうせ、政権運営は、行き詰まるからだ。だから、この責任は、形だけの政治権力にしがみついた、ディープ・ステイトたちに、取らせるべきだ。 トランプは、だから、あと2年は、じっとして、その先の国家経営を考えた方がいい。
トランプには、このことが見えている。彼は分っている。彼は、先の先を見ながら動くのだ。
だから、私たちの闘いも、しぶとく続く。今度のトランプ政権破壊のクーデターは、始まって、まだ、3カ月だ。11月4日に始まって、たった 3カ月しか経(た)たない。歴史上の戦争や革命の動乱は、だいたい、3年半から、4年続くものである。日本の太平洋戦争(第2次世界大戦の一部)は、3年半だ。第1次大戦も、4年だ。アメリカ独立戦争も、激しい山場は3年間だ。フランス革命も4年で峠を越した。ナポレオンが現れて収束させた。だから、
今度の、私たち日本人のトランプ支持勢力は、遠くからの傍観者であるが、私たちが参加したトランプ革命は、始まって、まだ3カ月だ。だから、まだまだ闘いは続く。トランプ自身が、「私たちは、今、ようやく闘いを始めた」「私たちの旅は、いま始まったばかりだ」と言った。
トランプは、アメリカ国民の7割が自分を支持していることを腹の底から分かっている。それと、米軍(国防総省)の軍人の7割も自分を支持して、軍人としての忠誠心で今も自分を大統領だと認めている、と知っている。このように、国民の圧倒的な多数派と、軍 の2つを自分の大きな支持基盤にしている指導者は強い。どれほどの策略に遭(あ)っても、敗北することはない。
アメリカ国民の総数は、3億人だ。そのうちの有権者が、3分の2(66%)である。だから丁度、2億人だ。有効な票の 投票率(投票日、昨年11月3日)は、67%だったとはっきりしている。だから1億3千4百万人である。このうち、バイデンの得票は、たったの2千五百万票(2500万票)である。ということは、残りの1億1千万票(1億1000万票)は、トランプへの投票だ。 これが真実の選挙の結果の数字だ。
だから、「バイデンは、8千1百万票とった。トランプは、7千4百万票だった」と、バイデン派と、主流派メディア(日本を含む)は、言い続けているが、真実は、5600万票を、トランプから、泥棒したものだ。5千6百万票も、不正選挙の大犯罪で、泥棒しておいて、よくも、それで、自分たちのことを、まともな、正しい生きたかをしている人間だ、と思い込めるものだ。
日本にも、そういうバイデン・ヒラリー、ディープ・ステイト側の人間たちがいる。お前たちは、ここまで来ると、もう、良識のある人間とか、では済まない。お前たちは、犯罪者だ。犯罪者体質の、「自分たちがいつも勝ち組だ」の悪質人間だ。そういう人間と、私は口も利きたくない。
このバイデン大統領肯定派の、悪質人間たちでも、「相当な、インチキ選挙をしたんだろうなあ。日本でも、これまでずっと、アメリカが仕掛けて、やってきたんだろうなあ」と、分っている。
今から20年前の2001年の7月の、小泉純一郎が突如、子分のひとりもいない男が、「ランドスライディング(雪崩=なだれ=現象のような)の勝利」とあのとき呼ばれて、登場して、そのあとの郵政民営化の選挙でも、圧勝(自民党300議席)した。あの時の選挙から、ずっと、CIAが開発したドミニオンを使った、違法選挙がずっと行われてきた。
薄々とでも、知っている者は、皆、知ってる。そういう噂が日本でも政界で流れた。そのあとの選挙も、ずっとそうだ。その後の何回かの都知事選挙もそうだ。こういうことを、まだ日本でも、これから先もやるのか。それでいいのか、おい、犯罪者体質の人間ども。「自分たちが勝ちさえすれば、それでいいのだよ。世の中は、穢(きたな)くて、汚れているのが当たり前だ」と、こいつらは、今も、居直って生きている。
日本にもいる、こういう腐れ果てた人間どもを相手に、私たち真面目な、この世にあるべき正義を主張する者たちは、しぶとく闘い続けなければいけない。
これらのアメリカ大統領選挙の投票の数字とかのことは、私とB・フルフォード氏との対談本「今、アメリカで起きている本当のこと」(秀和システム、2021年1月20日刊)で詳しく私が話している。
民主政治(デモクラシー)の根幹である、選挙制度をこれほどまでに汚して、しかもそれが、満天下に露見し、全米でこの3カ月間、大騒ぎになった。昨年の11月4日からだ。開票速報のテレビ放送そのものから、大騒ぎが起きて、目の前で、不正選挙が、どんどん行われた。
それを、恥ずかしいとも思わないで、その2カ月半後の、1月20日の、大統領就任式を、あんなにも、恥ずかしい、みっともない形で、押し切って、それで、平然としている。お前たちには、天罰が落ちる。
そして今、この悪質な犯罪者どもが、形のうえだけアメリカ合衆国政府を乗っ取っている。このバイデン政権 など実際に、本当に存在するかどうかも、今も分からない。空虚でバーチャルで、ホログラムでできている政権だ。この政権の顔ぶれは、女 と同性愛者( LGBT そしてQ=その他、変な人たち)だ)が多い。2016年に、ヒラリーが、当選していたら、そのまま閣僚になる予定だった者たちが、今回、ズラズラと並んで出てきた。
この顔ぶれを、私は、自分が、2015年に書いて出した、「ヒラリーが大統領になったら、第3次世界大戦を起こすだろう」と冒頭で書いた『日本に恐ろしいラージ・ウォー(大きな戦争)が迫り来る』(講談社刊)の中に、見開きで、予想される閣僚たちの、写真時の一覧表のとおりだ。そのうち、画像で貼り付けて、ここで見せます。
国務長官になったトニー(アントニー)・ブリンケンは、あの悪魔島、幼児殺しの生贄(いけにえ)の儀式をやっていた「エプスタイン島」行きのお仲間である。
私が、あとで画像で載せる1枚に、トニー・ブリンケンや、ジェイク・サリバン(ヒラリーのお稚児さん)や、ミシェル・フロノイ(凶暴な女。ムーニー Moonies の大幹部のビクトリア・ヌーランドと同格)たち、私が2015年に書いた本のページに載っている。ヒラリー政権ができていたら、この顔ぶれになる、と、私が予言していた者たちが並んでいる。今のアメリカ民主党は、こういう気持ちの悪い特殊な犯罪者集団で乗っ取られている。
本当は、アメリカ民主党は、真面目な労働者と貧しい移民たちの党として、自分たちの待遇改善と賃上げ要求をする健全な、無産者階級の 政党でなければいけないのだ。そこに戻らないといけない。それを、こんなにも恐ろしい、子供、幼児殺しの、犯罪者たちに乗っ取られている。この凶悪犯罪者たちを、すべて、そぎ落として、アメリカ民主党は、貧乏人層を代表する、健全な政党として、再出発しなければいけない。
私、副島隆彦は、トランプ革命についての本を書き始めている。書名は、もう決まっていて、あらら、何とアマゾンの発売予定の新刊書の所に、もう載っていた。著者である私が、驚いた。
ドナルド・トランプが、どれぐらい知謀(ちぼう)のある人間で、先の先まで読みながら、戦略を立てて動いているかが、分かる。 トランプは今、フロリダ州のウエストパームビーチという超高級の別荘地の中の、自分の会員制邸宅である「マール・ア・ラーゴ」にいる。
最新の西森マリーさんのメールの文では、マール・ア・ラーゴの上空の飛行制限(航空監視規制)が解除されて、トランプは、サウスカロライナ州のチャールストンの軍事空港( 米中央軍、CENTCOM セントコム 第5方面軍 がある)に移動した、という説がある。しかし、今、あまりに急激な動きをすると、かえって、性急な政治変動を起こす。トランプは、動かないで、じっとしているのがいい。バイデン“空虚”政権の実態の無さが、ボロボロに表れるまで待つべきだ。あいつらに、全部、責任を取らせる、のが一番いい。
米軍(国防総省、ペンタゴン)の中は、どのようになっているか。
トランプ派の優れたブロガーの、英国人のサイモン・パークス氏の情報では、1月21日の時点で、今も、トランプが米軍の中で、実質的な軍事命令権(統帥権、とうすいけん)を握っている、という。
具体的には、20日に首を切られたはずのクリストファー・ミラー前国防長官と、DHS(国土安全保障省)と、急いで、1月始めに、FEMA(フィーマ。緊急事態管理庁)の両方の長官になった、ピーター・ゲイナーPete Gaynor の二人が、米軍内で、実質の軍事命令権を握っている、という。私もそう思う。そして、さらに、それを、大統領警護隊である、SS(シークレット・ザーヴィス)が、統括しているという。
1月31日現在で、大統領専用機である「エアフォース・ワン」の搭乗記録が、ジョー・バイデンにない。これは、空軍が管理しているから、空軍は、強固にトランプ派であるから、バイデンを、正当な大統領だと、空軍は認めていない、ということだ。
インチキ選挙で、無理やり受かったことにした、違法の、ならず者の男だ、と多くのアメリカ人の軍人たちが考えている、ということだ。しかも、バイデンは、息子のハンターと共に、幼児性愛症(ペドフィリア pedophilia と、大量の幼児殺害( infanticide インファンティサイド)の行為に参加した証拠がたくさん挙がっている、凶悪な犯罪者である。
それでも、ディープステイト側の軍人たちである、「8人の4つ星将軍(フォー・スター・ジェネラル、大将)の最高幹部たち」は、形だけ8つの軍の命令系統の一番、上に乗っかっている。この8人の中の代表が、マーク・ミリー統合参謀本部議長(ジョイント・チーフ・オブ・スタッフ)である。私は、この男については、11月4日から、「根性なしのフラフラしている軍人だ」と書いた。
それでもこの男が、今も軍人制服組のトップである。ところが、国防長官には、この8人とは別の黒人の4つ星将軍(陸軍大将)であるロイド・オースティンがなった。この黒人の男は、実際は何の力もない飾りのような軍人あがりだ。汚職まみれの軍人で、一般の兵士の支持はない。
前述した8軍の軍人トップたちが、何と「日付のない」命令書を出した。そこには、「軍は1月20日からのバイデン政権従う」と書いて有った。日付がないのである。日付のない文書は、法律上は無効である。効力を発しない。こういう奇妙な事態が、起きていた。