詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

『シャドー・ディール 武器ビジネスの闇』特別上映のお知らせ

2021年01月29日 | 米国発の時限爆弾
情報提供 : 笠原眞弓『シャドー・ディール 武器ビジネスの闇』特別上映のお知らせ

『シャドー・ディール 武器ビジネスの闇』は、世界中が2次世界大戦からの復興にを沸
いていた時代の武器をめぐる国際情勢である。
私のような世界史に疎いものでも、次々登場する当時列強国(今もそう目されている)の
元首たちの顔ぐらいは何とかついて行けるけど、その早口の会話に圧倒されてしまう。
歴代アメリカ大統領はじめ(なぜかやたらサッチャーが印象に残る)、もちろん中東の指
導者たちとその関係、アルカイダのこと、そばに世界史年表と歴代米国大統領を置きなが
ら見たいと思った。
幸い、29日夜に1800円でオンライン上映と監督トークがある。
もう定員かな?下記より。

https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01e6vv11g02iq.html?fbclid=IwAR0
60pBTN7Xy6K3o0VU1tcY42_ujAUefsGpTS1SYTkzd4kn1Pc7YJCH3Ahw 
 

世に倦む日日 @yoniumuhibi

2021年01月29日 | 四要素論

日本の20年のGDPが、それでもマイナス5%ほどで済んでいるのは、中国市場が好調で日本の製造業が輸出できているからだ。この点はテレ東のニュースなどでは何度も指摘されている。輸出依存経済の韓国がマイナス1%で済んでいるのもそのおかげ。台湾しかり。防疫だけの結果ではない。
  
生産地の肉や魚や野菜が余っているんだから、何で各県の農協は、都会の消費者にダイレクトに安くネット通販する事業を興さないのだろう。農水省は、そういう事業を構想設計して政策実行しないのだろう。GoToイートではなく、巣ごもり需要に直販しないんだろう。経済を回すことができるのに。
  
トランプは失業者に毎月50万円払う大盤振る舞いをやっていた。昨年のアメリカの国民への給付金は2度で、1人につき計18万円。下支えになっている。日本も低所得者にもっと出せば、個人消費を下支えすることができた。白物家電とか巣ごもり需要をもっと喚起できた。https://news.yahoo.co.jp/byline/fujitatakanori/20210115-00217743/ …
  
日本の2020年の実質GDPは前年比マイナス5.6%。感染者数はアメリカの70分の1なのに、この低水準。アメリカを大きく超える落ち込み幅(ちなみに韓国はマイナス1.0%)。いかに日本政府が無能で対策が失敗しているかの証左だし、日本経済の体力がないかの証左。https://www.sankei.com/economy/news/210121/ecn2101210011-n1.html …
  
アメリカの2020年の実質GDP、前年比マイナス3.5%。一方、中国のGDPはプラス2.3%。コロナ禍の中にあって主要国の中で唯一の成長。https://toyokeizai.net/articles/-/405552 … IMFが2028年と予想した米中GDPの交差と逆転、さらに前倒しとなる可能性がある。https://www.afpbb.com/articles/-/3328956 …

 

 


〔週刊 本の発見〕『海をあげる』(上間陽子)

2021年01月28日 | 気狂い国家

毎木曜掲載・第189回(2021/1/28)

基地を押しつけているのは誰なのか?

『海をあげる』(上間陽子、筑摩書房、2020年10月刊、1600円)評者:佐々木有美

 

 読み終わって、逃げたくなった。でもこれを受け止めずに通り過ぎるのは罪だと思った。沖縄出身の著者上間陽子は、いま沖縄で若年出産した女性の調査を続けている。初のエッセイ集には、自分の日常や、調査した若者たちのことばが記されている。17歳の若い母親は、小学生のころから父親に性暴力を受けていた。精神をやみ、不安定な生活を余儀なくされている彼女に、著者は親身になって相談に乗り、日常のケアまで引き受ける。「彼女たちに苦悩が不均等に分配されていることに、私はずっと怒っている」と上間は書く。

 自身の離婚体験を綴った最初のエッセイ「美味しいごはん」は「私の娘はとにかくごはんをよく食べる」という文章から始まる。離婚に至るまでの眠れず食べられなかった辛い日々を救ったのは、友人が作ってくれた粕汁だった。著者は、保育園に通う娘にごはん作りを教え、自分で作ったごはんを食べて、つらいことを乗り越えていってほしいと願う。このエッセイの根底を支えているのは「食べる」ことへの信頼だ。 *写真右=著者(「webちくま」より)

 読み進めば、「本土」に住むわたしと沖縄に住む著者の、生活と意識の違いの大きさにたじろぐ。著者はいま、普天間基地のすぐそばに住んでいる。以前は首里に住んでいたが、あえて沖縄の厳しい状況に身を置こうと移り住んだ。後に生まれた娘は飛行機やオスプレイの轟音に怯え、湧水や水道水からは基地由来と思われる有毒物質が検出された。もう水道水も飲めない。「わたしはどこに逃げたらいいかわからない」。「ちょっとずつ我慢しながらここに居続けることが、いつか決定的な間違いになる日が来るだろうか。あのとき逃げ出せばよかったと後悔する日が来るだろうか」。幼い娘とともに生きる著者の不安は、とどまることがない。

 2018年12月14日、新基地建設のため辺野古の海に土砂が投入された。著者は、抗議の座り込みに早朝出かける。娘は「海に土をいれたら、魚は死む? ヤドカリも死む?」と尋ねる。そう、海に土砂を入れることは、そこに住む生き物の棲家を奪う事。そして命を奪う事。土砂投入のニュースを東京で聞きながら、そこまでわたしは想像力を働かせていただろうか。もちろん、わかっている。でもそれが魚やヤドカリの姿になってすぐ思い浮かんだろうか。基地建設への怒りは湧いたが、わたしの脳裏に魚の姿はなかった。

 著者は、東京で大学院に通った。1995年、沖縄で少女強姦事件の抗議集会が開かれた。彼女の指導教員の一人は、こう言った。「ちょっとすごいよね。八万五〇〇〇は。怒りのパワーを感じにその会場にいたかった」。そのとき黙り込んでしまった著者は、あとでこう言うべきだったと書く。「ならば、あなたの暮らす東京で抗議集会をやれ、である。沖縄に基地を押しつけているのは誰なのか。三人の米兵に強姦された女の子に詫びなくてはならない加害者のひとりは誰なのか。」

 「海をあげる」は、切実な著者の願いである。沖縄では亡くなった人たちは海のかなたに行くという信仰がある。そのどこまでも青い海は赤い土で汚されてしまった。暴力にさらされてきた若者たちは、沖縄自身なのかもしれない。「この海をひとりで抱えることはもうできない。だからあなたに海をあげる」。わたしもこの海を引き受けなければならない。

→1.30のオンライン読書会で『海をあげる』を取り上げます。詳細ページ

*「週刊 本の発見」は毎週木曜日に掲載します。筆者は、大西赤人・志真秀弘・菊池恵介・佐々木有美・根岸恵子・志水博子、ほかです。


炭鉱を知ると日本が見えてくる/ドキュメンタリー映画『作兵衛さんと日本を掘る』DVD発刊

2021年01月27日 | 四要素論

情報提供:熊谷博子

炭鉱を知ると日本が見えてくる〜ドキュメンタリー映画『作兵衛さんと日本を掘る』DVD発刊

 

 『作兵衛さんと日本を掘る』は、昨年2月に全国の映画館での公開を終え、これから自主上映をと思っていた矢先にコロナで、難しくなりました。むろん私だけはありません。この状況の中だからこそ、より多くの方に観ていただきたいと、DVDパッケージを制作しました。感動していただいた本編に加え、以下のものが入っています。

〇バリアフリー版

 目や耳の不自由な方のために、音声ガイドと字幕をつけました。当事者の方たちにモニターをお願いし、意見を聞きながらともに作業を進めました。

〇特典映像(112分)

①作兵衛事務所所蔵の原画約20点を収録。全体から細部にいたるまで絵とじっくり向き合えます。その美しさにドキドキするとともに、今につながる当時の過酷な労働について、改めて思いがわき上がってきます。

②本編にはいらなかった、貴重な証言

・橋上カヤノさん(元おんな坑夫)
 初めて坑内に入った時のこと。そして夫は戦争にとられ、たくさんの子どもを抱え、高い金を稼ぐために、“穴の穴”にまで入って働いたこと。本編以上に心うたれます。そして、言葉はわからなかったが、朝鮮人坑夫たちに優しくしてもらった、とも。

・菊畑茂久馬さん(前衛画家)
 世界的な評価を得た20代の終わりに作兵衛さんの絵と出会い、それから20年間、自分の絵を描けなくなってしまった、その細かい経緯。茂久馬さんの喋りは圧巻で、生きること、働くことと表現することの本質と、真摯さをつきつけらます。

・渡辺為雄さん(元常磐炭田・炭坑夫)
 自宅の敷地内に、自分で線路とトロッコを作り、動かして見せるときの得意そうな顔。

 もうお三人とも亡くなり、こういう方たちの証言を残してておいてよかった、とつくづく思います。

〇解説ブックレット(8ページ)封入

 大変充実したものになりました。価格4,500円(税抜)。アマゾンや映画の公式サイトから購入できます。↓
https://www.sakubeisan.com/

 今年は、東日本大震災と原発事故、筑豊の元炭坑夫、山本作兵衛の残したものがユネスコ「世界の記憶」に登録されてから10年目。《炭鉱を知ると、日本が見えてくる》と改めて感じます。この作品から、今を生き抜くパワーをもらえると信じています。


小林勝20条裁判上告棄却!何なんだ日本の司法は、怒りと悔しさが!

2021年01月27日 | 気狂い国家

小林勝20条裁判上告棄却!何なんだ日本の司法は、怒りと悔しさが!

 

最高裁は小林勝労契法20条裁判の上告棄却・不受理を通知してきた。一連の最高裁20条裁判の不当判決が止まない。経営者と裁判所が一緒にやってくれる「例外と原則」(ブレヒト戯曲)を地でゆく。弁護団からは「今後の対応については後日とさせていただきます」とコメントが出された。

1月22日、最高裁判所第2小法廷(三浦守裁判長)は、裁判官(4人)全員一致の意見で決定したと上告人に送付されてきた。(宮川敏一)*写真=小林勝さん

【第1 主文】
一、本件上告を棄却する。
二、本件を上告審として受理しない。
三、上告費用及び申立て費用は上告人兼申立人の負担とする。
【第2 理由】
一、上告について
民事事件について最高裁判所に上告をすることが許されるのは民訴法312条1項又は2項所定の場合に限られるところ、本件上告の理由は、違憲及び理由の食い違いをいうが、その事実は事実誤認または単なる法令違反を主張するものであって、明らかに上記各項に規定する事由に該当しない。
二、上告受理申立てについて
本件申立ての理由によれば、本件は、民訴法318条1項により受理すべきものとは認められない。

【解説】
30年に迫る長い期間を中央学院大学(我孫子市)で非常勤講師として働いている小林勝さんは、専任講師との本俸その他の待遇差が労契法20条に違反するとして16年11月から東京地裁に提訴してきた。この裁判は大学に勤務する数万人にのぼる非常勤講師の待遇改善を視野に入れた初めての裁判闘争だ。

 

コロナ特措法・感染症法改悪反対 緊急行動のお知らせ

2021年01月27日 | 気狂い国家
情報提供 : 伏見コロナ特措法・感染症法改悪反対 緊急行動のお知らせ 
特措法改悪反対関連行動日程表

○アルタ前情宣行動 日時:1月28日(木)18時~19時 場所:新宿アルタ前 主催
: 教委包囲首都圏ネット○緊急国会行動 日時:1月29日(金)12時~14時  
 場所:衆院第 2 議員会館前(衆院内閣委員会審議予定) 主催:戦争・治安・改憲N
O!総行動○アルタ前情宣行動 日時:2月1日(月)18時~19時 場所:新宿アルタ
前 主催:都教委包囲首都圏ネット○緊急国会行動 日時:2 月2日(火)15時~1
7時  場所:衆院第 2 議員会館前(強行採決の時は延長検討) 主催:戦争・治安
・改憲NO!総行動○「日の丸・君が代」強制反対!総決起集会 日時:2 月7日(日)
13時30分~ 場所:文京区民センター  主催:教委包囲首都圏ネッ ト○コロナ特措
法改悪分析会 日時:2 月14日(日)14時~16時  場所:豊島区民センター40
4 号 主催・ 破防法・組対法に反対する共同行動
 感染急拡大に乗じて緊急事態宣言を1月7日に再発令した菅政権は、更に22日に特定イン
フル等特措法・感染症法・検疫法改悪を閣議決定、与野党談合を経て、1月29日~2月3日
国会審議という短期間で成立させると報じられている。

「入院拒否者に罰則」「強制的な営業時間短縮や休業要請」「要請に従った店には財政支
援」「“まん延防止等重点措置”新設」など罰則を新設するという案である。

私たちは共謀罪など様々な悪法と闘ってきたが、今回ほど怒りに震えたことはない。生活
の危機と命の危機が同時に襲う中で、法の改悪が更に社会の分断・対立を深めると感じる
からである。では「倫理的に受け入れがたい」(日本医学会連合声明)と感じているからだ。

改悪案は安倍・菅の失政によるコロナ感染拡大の責任を私たち労働者民衆に押しつけ、ま
るで民衆が予防をサボり、勝手に行動しているから感染が拡大していると言わんばかりで
ある。「三密」電車に揺られて仕事に行かざるをえない労働者、廃業の危機におびえる飲
食店、失業して明日の食事にこと欠く人たち、医療逼迫の中で崩壊を恐れる医療従事者な
どなど、菅らは失政の責任を全く感じていない。自らは銀座でステーキ会食をしながら民
衆に自粛を求めるなど、政治家以前に人間として失格である。

また感染者個人に責任を転嫁しているからだ。本格的なPCR検査・保健・医療対策や困窮
者・解雇を防ぐ生活対策をサボタージュし、GoToトラベル・イートで市中・家庭内感染を
はびこらせたのは菅・二階ではないか! 「入院拒否」どころか、医療を受けられないま
ま命を奪われ、自宅や路上で死んでいる。感染者の自己責任にするな!

また今回の特措法・感染症法改悪は、感染症法の基本理念や特措法の性格を大きく変質さ
せる。罰則で民衆の行動や権利を制限し、生活の変容を強制しようとしているからだ。罰
則・バッシングで感染拡大に立ち向かえるわけもない。政府や自治体の失政や当然支払わ
れるべき補償の問題をすり替え、罰することなど絶対に許されない。

しかも今回の改悪には、もう一つ特徴がある。緊急事態宣言の前段階として“まん延防止
等重点措置”を新設し、平時(特措法24条の「要請」)と緊急時(特措法32条の「宣言」
)を地続き・シームレスにしようとしていることである。既に警察庁は1月7日不審者の職
務質問強化や営業中の店舗等への防犯指導通達を出し、政府は自衛隊の病院派遣を大規模
化し、鉄道会社に終電繰り上げを指示している。また昨年宣言時以上に、強権がはびこり
はじめている。緊急事態宣言反対!特措法等改悪阻止に立ち上がろう。
「緊急事態宣言」再発令糾弾!コロナ特措法・感染症法改悪反対!罰則付きは人権侵害だ!
脅しで感染は止まらない!十分な生活保障と感染対策を行え!
 

世に倦む日日 @yoniumuhibi

2021年01月27日 | 気狂い国家

「なぜマスコミは石原伸晃の病院名を出さないのか - 『上級』身内の論理と沈黙」をアップしました。https://critic20.exblog.jp/31965573/ 

何だか虫けらのように殺されて行く。何でこれが犯罪(業務上過失致死)にならないのだろう。何の咎めもなしに済まされるのだろう。責任が問われないのだろう。何で日弁連マターにならないのか。https://news.yahoo.co.jp/articles/d1caba7ccfd31d210d9ebef49c018e9b8f7d8bee 


「反社」のレッテル貼りを許さない!〜関西生コン・西山直洋さんインタビュー

2021年01月27日 | 気狂い国家

「反社」のレッテル貼りを許さない!〜関西生コン・西山直洋さんインタビュー

 

動画(8分)

 関西生コン弾圧のもうひとつの主役は右派メディアだった。連帯ユニオン関西生コン支部に対して「ブラックマネー、武闘派」などのレッテルを貼り、弾圧の素地をつくった。もっとも悪質だったがの2019年2月〜3月の『週刊実話』の「ブラックマネー 関西生コン事件」の連載(写真上)で、この記事に対しての反撃訴訟が「週刊実話・名誉毀損裁判」である。原告は、関西生コン支部の武健一委員長である。1月25日午後4時半から、東京地裁で第5回の口頭弁論が開かれた。

 裁判に先立って、集まった当該や支援者は「警察庁」に「国策弾圧の責任」を問う請願行動を行った。しかし警察庁は、警備会社ALSOKを前面に立てて、面会も受け取りも拒否。受付で15分ほど電話でやりあったが、警察庁側は「受け取らない、郵送しろ」の一点張りで、代表は「これは請願権の侵害である」と強く抗議した。

 この日の弁論で原告側は、『武建一が語る 大資本はなぜ私たちを恐れるのか』の著書や労働法学者80人以上の「弾圧に関する意見書」を証拠として提出した。報告集会で大口昭彦弁護士は「裁判官は、弁護士に一切目をあわせないなど予断と偏見を感じる。きょう提出した証拠を通して、産別労組としての関西生コン支部の特質・成果をしっかり伝え、法廷の場で議論をつくりだしたい」と語った。

 この日は、関西生コン支部執行委員の西山直洋さん(写真上)が大阪から上京した。かれは、ストライキを威力業務妨害とされ、懲役2年6ヵ月・執行猶予5年の大阪地裁判決(2020年10月)を受けたばかりだった。記者は西山さんに現状を聞いた。「あまりにひどい不当判決だったので、学者も声を上げはじめ、よりいっそう連帯の輪が広がっている。裁判所は反動化している。勾留理由開示裁判では、裁判長が『私は労働法はまったく知りませんので、今後は勉強させてもらいます』と言い放った。これには本当に驚いた。こんな裁判官が労働事件をやっているのだ」。

 西山さんは続ける。「『週刊実話』の記事は拘置所で読んだが、書き方がひどい。労働組合に「反社」(反社会的勢力/暴力団)のレッテルを貼って報道している。権力と完全に一体化している」と。西山さんはニコニコしながら語っていたが、言葉のはしばしに腹の底からの怒りを感じた。(M)


ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡【吹替版】

2021年01月27日 | 映画

https://gyao.yahoo.co.jp/title/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%80%80%E3%82%AE%E3%83%B3%E3%82%BA%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B019%E6%97%A5%E9%96%93%E3%81%AE%E8%BB%8C%E8%B7%A1/5f7d4abd-554b-4774-b63e-ab6ca1c92933

1981年、刺激のある人生を求め旅するバックパッカー、ヨッシー・ギンズバーグ(ダニエル・ラドクリフ)。彼は2人の友人とガイドと共に、ボリビアのジャングル奥深くにある先住民が住むと言われる秘境の地を目指す。しかし、険しいジャングルを進むうちに、友人の怪我、意見の対立などからグループ内に争いが始まり、4人は2組に分かれて行動することになる。しかし、あるトラブルが起こり、ヨッシーはジャングルにたった1人取り残されてしまう……。ヨッシーは、ジャングルに潜む野生生物や自然の脅威に晒され、さらに孤独な闇夜を過ごすことで肉体・精神ともに追いつめられていく。そして、最後は自分との闘いに……。果たして、彼の運命は──。

キャスト
出演:ダニエル・ラドクリフ トーマス・クレッチマン アレックス・ラッセル ジョエル・ジャクソン
スタッフ
監督:グレッグ・マクリーン
タイトル情報
ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡
壮絶すぎるサバイバル! 実話を基にしたストーリー!! 本作は1980年代の南米ジャングルを舞台に、ヨッシー・ギンズバーグの実体験に基づいたリアルなサバイバルが描かれている。
1981年、刺激のある人生を求め旅するバックパッカー、ヨッシー・ギンズバーグ。彼は2人の友人とガイドと共に、ボリビアのジャングル奥深くにある先住民が住むと言われる秘境の地を目指す。

加計孝太郎・重大事件は終わらない!<本澤二郎の「日本の風景」(3976)

2021年01月26日 | 四要素論

<「情報開示せよ」と福田圭子さんの必死の法廷闘争は続いている!>

国民は安倍事件を忘れない。桜事件のみならず、森友事件や加計孝太郎事件も、善良な市民と支援する正義の弁護士らの協力で法廷闘争が続けられている。

 加計孝太郎事件は、安倍官邸の大掛かりな職権乱用事件で知られる。安倍の構造改革特区を悪用した、身内のスポンサー・加計孝太郎の加計学園に、獣医学部新設を、文科省の抵抗を押さえつけて、強引に許可したものである。側近の和泉洋人(首相補佐官)、柳瀬唯夫(首相秘書官)らが、安倍の指示で動き、加計孝太郎が主宰する加計学園に、強引に押し込んだ安倍犯罪の最たるものでもある。その過程で、文科省のみならず、愛媛県知事・今治市長・地方議会を巻き込む壮大な腐敗政治スキャンダルで知られる。

 莫大な金も動いた不浄な獣医学部新設事件ゆえに、全国の教育関係者のみならず、県民市民に衝撃を与え続けている。風化することはない。

 この問題を安倍事件として厳しく対応している当事者の一人が、福田圭子さんという。彼女を支援する訴訟代理人の渡海雄一弁護士の準備書面(1月21日付)が、知り合いからメール送信されてきた。

 福田さんは、この安倍事件の真相を明らかに裏付ける文科省などの記録文書の情報開示を迫って、それを封じ込めるヒラメ法廷と必死の戦いをしていたのである。

 情報不開示の当局を擁護する裁判所の存在を、初めて知った。三権分立の司法が、あろうことか官邸に屈して、壁を作っているのだ。なんと恐ろしい司法であろうか。林検察が、安倍捜査を回避するのも当然かもしれない。

三権の行政と議会・司法が連携する日本を象徴している。断固として、この不健全な事態を改革する必要がある。最高裁に膿が溜まっている証拠である、と断定できる。

 

<前川喜平証言に怯える、安倍忖度するヒラメ判事は罷免の対象>

 加計孝太郎は、安倍の祖父・岸信介の子供という声が、いまでは永田町でよく知られている。安倍晋三とは血でつながっている?二人の深い結びつきは、アメリカ留学でも一緒だった。ネットには語学留学時代の写真、それに岸と加計の写真が載って話題を呼んでいる。

 幸いなことに、この安倍事件に巻き込まれた人物が、文科省事務次官の正義の士で昨今有名人になった前川喜平だった。彼が安倍の暴走にブレーキをかけたが、止めることが出来なかった。彼の数々の証言のお陰で、安倍の手足となった和泉や柳瀬が浮かび上がったものである。

 これらの情報開示請求で、安倍犯罪の全貌が見えてくる。福田さんの勇気ある活動が始まった。むろん、文科省は応じなかった。かくして情報開示請求を、不当にも封じ込めた行政処分に対抗して、福田さんは法廷での闘争に切り替えた。正義の弁護士もついた。

 ところが、東京地裁の古田という判事が、安倍擁護の姿勢を見せたようだ。この下りが、メール送信資料ではっきりしないが、おそらくそうだろう。古田を忌避する訴えを起こしたものの、安倍法廷ゆえに棄却される。裁判所がこぞって安倍擁護というのである。信じがたい事態である。それさえも報道されない言論界の異常にも驚く。

 こんな不条理な日本の法廷に気づいた国民は、ひたすら驚くばかりだ。良心に従い、独立して判断する判事ではない。全体の奉仕者ではない。憲法のいう罷免の対象者だろう。

<ヒラメ記者ーヒラメ官僚ーヒラメ議員ーヒラメ裁判長の四権でいいのか>

 思い出すと、中大の渥美東洋ゼミ一期生の黒須順子弁護士から、初めてヒラメ判事という言葉を聞いて、最初は何のことか理解できなかった。そもそもヒラメが水底に潜んで、目だけキョロキョロさせて、水面の様子を探りながら、姑息に生息する習性さえも知らなかった人間だから、なおさらのことだった。

彼女は判事就任の機会を手にしたが、あきらめた。最高裁に操られるヒラメ判事の実態を理解したためだった。彼女は、埼玉県越谷市での市民運動を支えながら、生涯、人権派弁護士を貫いた。尊敬できる唯一の弁護士だった。

ヒラメ記者ばかりの言論界、ヒラメ検事の林検察、前川喜平のような正義の官僚はいない霞が関である。議会もヒラメ、法廷もヒラメばかりである。三権分立どころか四権分立が確立していない日本は、民主主義の国とは到底言えない。

 海の向こうのアメリカの国会議事堂に、乱入したトランプ支持者と扇動者のトランプをどう処分するのか、アメリカの民主主義もいま、危機にさらされている。

 

<安倍・加計学園事件の情報開示法廷に日本国民は注目!>

 文科省文書を「怪文書か」と揶揄して見せた菅義偉も、この悪質な事件の黒幕のひとり、共犯者と見られている。真相を知る前川喜平の法廷や国会での証言が実現すれば、安倍も菅もお陀仏するしかない。

 安倍と菅、和泉、柳瀬の国会での喚問で、安倍・清和会の極右・国粋主義の政治は終わりになるのだが。これから検事総長やヒラメ判事の罷免運動も不可欠であろう。護憲リベラルの政権樹立が、当面するコロナ政局の鍵を握っている。国民は福田夫妻に続け、である。

昨日の衆院予算委員会の午後の審議をラジオで少しばかり聞いたのだが、誰もが菅の逃げ答弁に肩を落とした。因果応報も近い。そう長くは続かない、結果が出てくるだろう。

 自民党関係者も公明党創価学会も、浮足立っている!極右は終わりを告げている!

2021年1月26日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

本澤先生、いつも配信ありがとうございます。  1/21
東京地裁で(加計学園開示請求)が有り傍聴に行って来ました。森友、桜、と違って安倍の犯罪が色濃く
加計孝太郎(加計学園)と直接やり取りした(税金の私物化)です。
原告(福田圭子)は開学前に夫(福田つよし)と此の問題に取り組みました。今治市で(加計学園を考える会)等、黒川敦彦などと追及して来ました。黒川は1710月の()選挙に山口4区安倍の地元から立候補し落選しました。学園の図書費の不正、黒塗りの公文書、国家戦略特区の不透明さ、此の問題を掘り下げれば安倍の逮捕は免れません。本澤先生から此の問題をブログで流して下さい。12P有りますが宜しくお願い申し
上げます。  1/23 仲村

2019年7月の参院選広島選挙区で初当選した案里被告は毎月、給与に当たる歳費103万5200円と文書通信交通滞在費100万円を受け取り、6月と12月には各約300万円の期末手当(ボーナス)の支給を受けた。いずれも国費でまかなわれ (中国新聞社)

本澤先生、いつも配信ありがとうございます。学会員の長姉に何故(公明党)の応援を辞めたか?
答えは(森友、加計、桜)における安倍、菅の不誠実な言動に嫌気が創価学会員ではあるが公明党、自民党を
選挙で応援はしない。はっきりと言っておりました。公明党が出来る前の形に戻ったと言うことですね。
今日は10時〜署名活動今現在はゼロです、7人の方に声を掛け全部、安倍の悪口は言いますが署名迄はⅩ共産党議員1人43 75筆       今日で一区切りです先 生、失礼します。   仲村  1/25   

湿地生態報告書

2021年01月25日 | 映画

https://gyao.yahoo.co.jp/title/%E6%B9%BF%E5%9C%B0%E7%94%9F%E6%85%8B%E5%A0%B1%E5%91%8A%E6%9B%B8/5fffffa7-50ba-4d73-82df-68b9c491b2cf

半地下の部屋で一緒に暮らしているアニメーション専攻のチェ君とジェホ、ジョン君に、ある日招かれざる客ノクヨンがやってくる。ノクヨンは公務員試験を言い訳にロブスターを持ってきて狭苦しい部屋に居座る。一方、チェ君は友達から頼まれて行った合コンで、金持ちの家の娘ユンジョンに出会うのだが…。

キャスト
ソンジュン、キム・チャンファン、チョン・ヨンギ、ク・ウネ
スタッフ
監督 : パク・ヒョンソク、脚本 : ハン・サンウン
タイトル情報
湿地生態報告書
「恋愛の発見」「完璧な妻」のソンジュン主演!
半地下の部屋で一緒に暮らしているアニメーション専攻のチェ君とジェホ、ジョン君に、ある日招かれざる客ノクヨンがやってくる。ノクヨンは公務員試験を言い訳にロブスターを持ってきて狭苦しい部屋に居座る。一方、チェ君は友達から頼まれて行った合コンで、金持ちの家の娘ユンジョンに出会うのだが…。

倦む日日 critic20.exblog.jp

2021年01月25日 | 気狂い国家

日本はこれからどんな国になるのか - つぎつぎと思い浮かぶ比喩の3類型

日本はこれからどんな国になるのか - つぎつぎと思い浮かぶ比喩の3類型_c0315619_14375333.png日本はこれからどうなるのか。精密な論証や説得材料の構成は抜きにして、ざっくり比喩の方法で三つのパターンを提示したい。一つ目は、平安時代の日本である。このアナロジーは、実は15年前のブログで試みたことがある。15年前だから大昔だ。したがって、これからどうなるかという将来予想の議論ではなく、日本はこうなりつつあるという現在進行の事態への憂慮と警世の問題提起だった。新自由主義の社会原理を根底から批判する意味で、戦後日本が作ってきた近代市民社会が掘り崩され、古代奴隷制社会の内実へ逆転しつつあるという認識を述べた。今から振り返って、当を得た指摘と考察だと思う。無論、このときは、新自由主義が体制化されてゆく眼前の政治と経済を批判し、そうした悪魔的な不幸の方向に押し流されてはならじと焦燥し、流れを阻止する対抗言論を立ち起こすべく、平安日本のアナロジーを着想して意味を問うたのである。そこから15年経って、今の現実は、当時思っていたよりももっと生々しく、徹底的に妥協なく、非の打ちどころもない平安時代に戻っている。平安期日本がどんな社会だったかの想像に、全く努力や苦労を要さない。



日本はこれからどんな国になるのか - つぎつぎと思い浮かぶ比喩の3類型_c0315619_14381830.png一昨年、池袋での飯塚幸三による卑劣な轢き逃げ事件があり、「上級国民」という新語が立ち上がって人口に膾炙され、キーワードとして確立されるところとなった。今、石原伸晃の特権入院がネットで物議を醸している。会社に長く勤めて社会保険料を払い、年金から健康保険税を収め、保険証を持っているコロナの患者が、医療機関から拒否され、自宅待機を強制されて苦しみ抜き、高熱を伴う重症肺炎で絶命している。石原伸晃は何の症状もないのに入院して治療してもらえる。そのことについて、マスコミは全く問題視せず、テレビは報道せず、批判しているのはネットの匿名者だけという有様だ。15年前は、これほどの極端な身分制社会ではなかっただろう。今の日本は、ただの格差社会ではない。厳然たる階級社会であり、非正規労働者の子どもは非正規労働者の人生を繋ぐ。それが当たり前になって固定化し、動かしがたい、改善できない構造になっている。小選挙区制の下、共産党以外はすべて新自由主義政党だ。その階級社会の中身は、世襲の貴族社会として確立していて、議員は議員の子であり、大学教授は大学教授の子である。マスコミ幹部の子はマスコミに入る。どれほど無能でも。

日本はこれからどんな国になるのか - つぎつぎと思い浮かぶ比喩の3類型_c0315619_14382896.png今の日本には憲法がない。憲法の契機と実体がない。近代国家に欠くべからざる主柱である憲法が、紙の上だけの存在でしかなく、何から何までスポイルされて空文になっている。ちょうど15年くらい前から、やたら「立憲主義」が言われるようになったのは、まさに象徴的であり本質的な思想現象で、この国に憲法がなくなったからである。国民は国家の主権者ではなくなり、基本的人権は平等に保障されなくなった。人としての自由と権利が十二分に保障され、それを享受できるのは、石原伸晃のような、白井聡のような世襲二世の貴族であり、株転がししてマネーを増殖できる有産の富裕層である。自衛隊の軍備増強を問題視するとき、誰も「憲法9条」の存在を言わなくなった。その代わり「専守防衛」の言葉を置いている。日本国憲法には「専守防衛」など一言も書いてないのに。嘗ての日本(戦後日本)は、憲法にとても煩い国だった。10代の頃、70年代だが、皆よく憲法の話を侃々諤々していた。そこに近代国家と市民社会があった。今はそれがなく、すなわち前近代社会であり、江戸時代よりも質の悪い、人民が無権利な奴隷社会になっている。人民に全く主体性がない、知性がない、「枕草子」で侮辱的に出てくる蒙昧な民衆になっている。

日本はこれからどんな国になるのか - つぎつぎと思い浮かぶ比喩の3類型_c0315619_14384537.png先があるので話を端折って次に行こう。アナロジーの二つ目の国家社会像は、1960年代の東ヨーロッパ諸国である。ハンガリーとかチェコスロバキアとか。この比喩の試論についても、以前に書いたことがあり、我ながら正鵠を射た認識と批判だと思う。われわれの身の回りはCIAだらけだ。嘗ての東欧諸国がKGBだらけであったように、テレビの報道番組に登場するのはCIAの息のかかった人物ばかりであり、テレビに出て出世するのはCIAに重用されている者ばかりである。CIAと日本会議が共同でテレビ番組を制作している。人事を決め、流す報道内容を決めている。今の日本政府のエンジン(機動部)となり、法律と予算を差配している経産省は、いったいどういう論理と目的と動機と自覚で動いているのか。官僚が国を棄てて壊している。「第四次産業革命日本センター」だの「アジア・パシフィック・イニシアティブ」財団のメンバーリストを見ていると、目眩と頭痛がして脳が硬直してしまう。これが今の日本を動かしているアドミニストレーターであり、「使命感」を持って毎日生き生き楽しく仕事をしている。株も転がしているだろう。その目的は、中国の台頭からアメリカを守り、アメリカの世界覇権を維持発展することであり、そのための日本にすることである。

日本はこれからどんな国になるのか - つぎつぎと思い浮かぶ比喩の3類型_c0315619_14390588.png東証はNYSEのサブセットになった。円は諭吉の顔を刷ったドルになった。自衛隊が米軍の一部であり、米軍と米国を守る支隊として再編されている事実は言うまでもない。米中戦争が始まるときは、真っ先に突撃して中国軍と交戦する主力部隊となり、米国のために血を流す前線正面の軍隊となるだろう。「日米年次改革要望書」は、2009年に廃止されたことになっているが、裏で続いていることは間違いない。「アーミテージ・レポート」は続いており、2012年の第三次レポートに従って、2013年の秘密保護法と2015年の安保法制が強引に成立させられた。原発再稼働も果たされた。2018年の第四次レポートは、中国封じ・中国叩きの方針を前面に押し出したものだが、これが出て以降、特に日本のマスコミの言論が変わり、毎日毎晩のようにテレビが中国へイトを執拗に繰り返し、左翼リベラルまでが整列して呼応し、「暴支膺懲」と「尊米攘中」をヒステリックに連呼する景観となった。浜田敬子や元村由希子まで。本当に蟻が這い出る隙間もないほど、日本の空間は中国憎悪の毒気に染まり、日本国民と日本社会の第一義の命題になっている。誰も異論を挟めず、抗いの弁を言い立てることができない。戦前以上のファシズム体制の漆喰が固まっている。この先、中国と戦争をする以外の進路と方向があるだろうか。

日本はこれからどんな国になるのか - つぎつぎと思い浮かぶ比喩の3類型_c0315619_14430809.png憲法のない前近代の、階級社会で身分制の、貴族と荘園奴隷の日本社会といっても、そこが今と違うのは、外国に支配されてないことである。日本人が日本人を支配している。京(朝廷権力)の門閥貴族が支配者として君臨し、無力で無口な荘園奴隷の民を収奪している。外国すなわち異民族権力の介在や統治はない。今回、初めてその二重支配システムの下に入り、本朝の民が異国に収奪支配される体制になった。植民地日本となった。1960年代のハンガリーやチェコスロバキアの政治体制と言論状況となった。アメリカを批判する発言はない。言論の自由はあるが、自由を行使するとマスコミでは仕事を失う。大学でも職にありつけないだろう。マスコミでも、アカデミーでも、左翼世界まで、アメリカ礼賛・アメリカ崇拝・アメリカ依存の言説と信仰だけが溢れている。歴史的に一度も経験のない従属体制が固まった日本。ドラマ『坂の上の雲』に登場する、20世紀初頭のイロクォイ族の地位になった日本。ひたすら搾取され、人生の基盤と活力を失い、尊米攘中の宗教を刷り込まれて狂信し、人口の再生産能力を失い、国民経済と国民国家の展望を失った日本。それを危機とも思わず、抗おうともせず、成り行きに任せておとなしくしている民衆。多様性主義一直線で脱民族・脱国民の路線を疾駆している日本。民族の末路としか言いようがなく、滅亡以外の先がないのは歴然だ。

日本はこれからどんな国になるのか - つぎつぎと思い浮かぶ比喩の3類型_c0315619_14473107.png三つ目に紹介する比喩は、西アフリカのマリとかニジェールといった国の類型である。このイメージはこれまで発想したことはなかった。初めての直観と想起である。アメリカと中国が緊張して対峙しつつも、戦争とならず、そのため平和裡の過程で中国の経済と勢力が漸次的に拡大伸張し、アメリカが唯一の超大国としての実力と条件を失い、覇権の縮小と後退を余儀なくされたとき、急速に衰退する日本はどんな国に落ちぶれているか。マリとかニジェールの国柄と属性は、あまり馴染みがなくイメージを描きにくい。が、どうやら未だに国内にフランス軍基地があり、反政府勢力をフランス軍が掃討するなどというアナクロが行われている段階と事情らしい。40年前と同様。政府の閣僚や政権の要人もフランスに留学した権勢門閥で、経済もフランス資本が牛耳っているのだろう。フランスが甘い汁を吸っている。未だにフランス語などで国を運営していたらどんな不具合に陥るか、その桎梏と停頓と孤立は明らかで、時代について行けず、国際社会で置いてけぼりの境遇になるのは必至のはずだ。早く英語と中国語を採用したマルチリンガルの国に移行しなくてはいけない。今後、アメリカは20世紀のフランスの位置になり、日本はマリやニジェールの如き国になるのではないか。アジアで地に足を着けて発展し繁栄するのは、タイやインドネシアなど中国と関係良好なRCEPの新興諸国だろう。

以上、思い浮かぶ三つのパターンを日本の将来図として並べてみた。勿論、この三つ以外にもドラスティックな想定はある。一つは、グアム・サイパンのようなアメリカ準州となる運命である。十分あり得る。もう一つは、最近では5chでも喋々され始めたところの、日本自治区→東海和族自治区→東海省となる厳しい歴史的運命である。民族の完全消滅。あるいはまた、その中間というか、東京を含む東日本が前者の範疇となり、箱根・伊豆から先の、フォッサマグナの縦線で切断された西日本が後者となる分割の事態もあるだろう。戦争を選んでしまうと、その最悪のコースに進む可能性が高くなる。
決して悪い冗談ではなく。

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ヨーロッパでおしどりマコ&ケン オンライン講演会フランスの飛幡祐規です。

2021年01月25日 | 気狂い国家
フランスの飛幡祐規です。
海外の邦人中心の反原発・反核ネットワーク、よそものネットから
おしどりマコ&ケン オンライン講演会のお知らせです。
まだ定員に余裕がありますので、日本時間では少し遅いですが、
興味のある方はどうぞお申込みください。

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講演会
おしどりマコ&ケン オンライン講演会を開催します!
– フクシマ原発事故から10年 「緊急事態」を取材し続けてきた二人が語る フクシマの
今とこれから –
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講演日:2021年1月31日(日)
講演時間:
 22:00 日本 
 14:00 ベルリン・マドリッド・パリ     
 13:00 ロンドン
 08:00 モントリオール・ニューヨーク
参加費無料 ※参加ご希望の方は事前登録が必要です。
お申込みは以下をクリックしてご登録をお願いいたします。
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_YSh7aMtkT7uB9KSnx1Po0Q
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2021年3月、フクシマ原発事故は10周年を迎えます。人間にとって長い10年も放射性物質
にとってはわずかな時間に過ぎません。
コロナ禍、緊急事態宣言が発令されましたが、原発事故の緊急事態宣言は、2011年3月からずっと発令中のままであることを、
2011年3月からずっと発令中のままであることを、今誰が意識しているでしょうか?

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10年前に地震と津波に耐えた我が家を見えない放射線のために捨てることを余儀なくされ
、故郷も生業も奪われた人たちは、
今どうしているのでしょうか。
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基準値を20倍の年間20mSvに引き上げ、おざなりの除染で帰還困難区域を避難解除をし、
住民を戻そうとしてきた政府ですが、
実際にどれだけかつての生活が甦ったのでしょうか。
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実際に高い放射線を浴びた土地や海で農業や漁業を営んでいる方たちは今どうしているの
でしょうか。
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政府および福島県は事故以来、問題点はありながらも子どもたちの甲状腺定期検診を続け
てきましたが、それを中止しようという動きもあるようです
。実際に若者の甲状腺がんやその他の健康被害は増えているのでしょうか。

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福島第一原発サイトでの保管場所が限られているからと、日本政府はフィルタ後も多種の
放射性物質を含む汚染水の海洋放出を検討しています。
放出に関する真相はどうなのでしょうか。
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このようにいくらでも疑問はあるのに、詳しい情報がなかなか得られないのが実情です。
そこでヨーロッパ大陸と英国、米大陸に住み、
故郷の日本の問題を憂いつつ反原発・反核運動をする日本人の
ネットワーク「よそものネット」では、おしどりマコさんケンさんにオン
ネットワーク「よそものネット」では、おしどりマコさんケンさんにオン
ライン講演会で報告していただく場を設けることにしました。
お二人は事故以来東電の記者会見に通い続け、厳し
い質問を投げかけてきただけでなく、
健康や環境に対する影響を調査し、現地の人と交流し、福島
第一原発での作業、フクシマに住み続ける人や避難した人が
直面している問題を取り上げてきています。

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切実な問題ながらも、未来に目を向けた希望ある姿勢で、接する人たちの心を朗らかにし
てくれる
のが彼らの魅力です。
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各国にまたがる「よそものネット」が世界各地で同時視聴可能な時間帯を選択しています
。時間が合わなくてライブ視聴できない、
という方のために、そして報道されないフクシマの現状を世界の 人々に知ってほしい
という思いで、私たちはこの動画を録画編集し、字幕付き(日本語・
英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・カタロニア語)で
3.11までに公開することにしていますので、 必ずご覧いただけます。
公開の日程等は後日当サイトでお知らせします。
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講演会参加ご希望の方は 以下をクリックしてご登録をお願いいたします。
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_YSh7aMtkT7uB9KSnx1Po0Q
【プロフィール】
マコとケンの夫婦コンビ。 漫才協会/落語協会/保健物理学会会員。 東京電力福島第
一原子力発電所事故(東日本大震災)後、 随時行われている東京電力の記者会見、
様々な省庁、 地方自治体 の会見、
、議会・検討会・学会・シンホシウムを取材。 また現地にも頻繁に足を運び取材
し、その模様を様々な媒体で公開している。
 2016年「平和・協同シャーナリスト基金」奨励賞受賞。