いつの間にか日本の家電、そのl存在感がなくなった。それに控え、サムソンの活躍は凄い。何が立場を逆転させたのだろうか? 売り上げをみると1ウオン、0.1円なので、サムソンの2017売上は24兆円、対するパナソニックは、7.4兆円、ソニーは7.6兆円。今後10年はこの差は埋まらないのでは? 技術者に言わせるとサムソンの技術何も新規制は無いと。タダひたすらマーケットの要望をつかむ努力をしているのだとおもう。そしてそれが日本の家電メーカーがサムソンの足元にも及ばなくなった理由である。ただ、サムソンに技術的イノベーションが無いとすれば10年先は財力で存在しえても、20年先は無いのかも。
韓国サムスン電子(Samsung Electronics)は2018年8月30日、ドイツ・ベルリンで8月31日から9月5日まで開催する「IFA 2018」に先駆けてプレスカンファレンスを開いた。IoT(インターネット・オブ・シングズ)や人工知能(AI)、5G(第5世代移動通信システム)への取り組みを中心に、同社の最新情報を発表した。
イベントにはサムスン電子でPresident&CEO(最高経営責任者)を務めるHS Kim氏が登壇(写真1)。IFA 2018では最新の家電製品により「コネクテッドリビングの新時代を切り開く」と宣言した。
最新技術としてIoTや5G、AIへの取り組みを挙げ、「これらの技術が人々の体験を再定義していくことは分かっている。問題はどうやって変えるかだ」と問題を提起。同社は半導体から家電製品、モバイルまで幅広い分野にアプローチできると示し、「サムスン以外にその答えを持っている企業はない」と語った。
世界各地にAIの研究所を設置しており、米国やカナダ、ロシア、韓国に加え、英国ケンブリッジにも研究所を設立(写真2)。1000人のAI研究者が開発を進めていると明らかにした。
音声アシスタントを中心としたAI機能「Bixby」は家電製品群にも展開しており、「様々な製品や機能を展開できるスケーラブルなプラットフォームだ。コンテキストを理解し、皆さんが何をしたいのかを理解してくれる存在になる」と語った。
5Gについては、米国で2018年内に世界初の5Gを使った家庭用ブロードバンドサービスを提供すると発表。Kim氏は「5Gがもたらす新たなエンターテインメント体験を家庭に届けたい」と抱負を述べた。