先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

地中海でもハリケーン級の暴風雨

2018年09月30日 16時08分00秒 | 日記
地中海でもハリケーン級の暴風雨 ギリシャで洪水や停電、北上してトルコへ。異常気象は、世界中、至るところで暴威をふるっている!
 
 
暴風雨に見舞われたギリシャに洪水や停電の被害が出ている

暴風雨に見舞われたギリシャに洪水や停電の被害が出ている

(CNN) 地中海を北上したハリケーン級の勢力を持つ暴風雨は29日朝、ギリシャ南部ペロポネソス半島のカラマタ市などの沿岸部に到達して洪水被害をもたらし、ピュロスでは停電が発生した。

地中海で今回のような規模の暴風雨の発生は珍しい。発生したとしても年1、2回で海面温度が高い9月~10月にかけて発達するとされる。「ゾルバ」と呼ばれる今回の暴風雨については気候変動に伴う世界規模での気温上昇の影響を指摘する見方もある。

ギリシャの国家気象予報当局は29日午後、ゾルバは強い勢力を保ちながらペロポネソス半島東部、ギリシャ中部や首都アテネ周辺を襲う恐れがあると警告。シリアからの難民のキャンプが多いエーゲ海諸島では強風の発生を予報した。

ギリシャを通過後はトルコへ向かうとみられる。ペロポネソス半島でこれまで生じた被害の詳細は伝えられていない。

ゾルバは今週前半、北アフリカのチュニジアやリビアを襲い、洪水被害などをもたらした。この後、地中海を北進していた。

トルコの国家気象局(MGM)は29日、CNNの取材に同国では豪雨や強風の到来が予想され、陸海空での交通手段が大きく乱れる可能性があると指摘。風速は約19〜25メートルに達する見込みとし、屋根などが飛ばされる恐れがあるとした。また、高潮や倒木への警戒を促した。


コックピットから撮影した写真集(https://www.cnn.co.jp/photo/35116011-25.html/)

2018年09月30日 11時41分45秒 | 日記

CNNがオランダ人パイロットの操縦室から撮った写真特集をしている。どのp写真も素晴らしい。オランダ人パイロット、クリスティアン・ファンハイスト氏は二十歳で現職に就き、以来、操縦席の窓の外の景色の写真を撮り続けている。それらの写真を見れば、地上約9000メートルの別世界に身を置く経験をつかの間味わうことができる。写真は全てクリスティアン・ファンハイスト氏提供

 
オランダ人のパイロットが撮影した操縦席から見えるオーロラ/Courtesy Christiaan van Heijst
  飛行中は世界から隔絶した安らぎのある孤独感に包まれるという。写真はブラジルの上空に輝く天の川
 

ビジネスチャット「Slack」は首都圏だけでも800万人の潜在ユーザーがいる!?

2018年09月30日 08時56分31秒 | 日記
 
東洋経済がビジネスチャットSlack,日本のビジネス人にあっており、普及が進むのではと指摘している。Lineのチャットが学生を中心に何千万人のユーザーを獲得していると同じようにSlackは大普及するのではないかと指摘。従来の情報共有としてのグループウエアを超えて色々な局面で使えるから、ビジネスのいお色な分野で色々使えるであろう。
 
 
Stewart Butterfield/1973年カナダ生まれ。英ケンブリッジ大学で哲学の修士号を取得した後、ゲーム会社を設立。ここから派生した写真共有サービス「Flickr(フリッカー)」をヤフーに売却。2009年に再びゲーム会社を設立し、このゲームで利用していたチャットサービスを軸に2014年スラック・テクノロジーズを創業
複数部署をまたいだ横断的プロジェクトや、他部署間でのコラボレーションが増えるなど、仕事が複雑化する中、ビジネスチャットツールを導入する会社が増えている。中でも、この分野の急先鋒と言われるのが、「Slack(スラック)」である。
ビジネスチャットは職場用ラインのようなもので、特定のテーマごとに複数人がメッセージやファイルなどをやり取りできる。4年前に創業したスラック・テクノロジーズの直近のアクティブユーザー数は全世界で800万人。そのうち、300万人が有償サービスのユーザーだ。日本でも、ヤフーが全社導入するなど、利用企業がじわじわ増えている(働き方を変える「Slack」、急成長の舞台裏
8月末には新たに4億2700万ドル(約480億円)を調達し、評価額は71億ドル(約8000億円)に。アメリカのハイテク業界で最も熱いと言われるスラックのスチュワート・バターフィールドCEOを直撃した。

「生産性が上がり、職場の雰囲気も改善する」

――評価額があっという間に71億ドル(約8000億円)になりました。

評価額は、私たちがつねに新たな機能を追加したり、改善したりするだけでなく、顧客サポートなどを拡充して顧客のニーズにこたえることによって、新たな顧客を獲得し続けていると同時に、既存の顧客とより深い関係を築いている結果によるもの。それを考えると、評価額が上がるのはうれしいことだ。

――スラックを導入する企業は具体的にどう変わりますか。

スラックを使うことによる変化は、顧客によって異なる。が、だいたい全体の20%では、職場での透明性が増したという結果が出ている。

英語では「透明性が増した」というと、上司が部下に対して、現在置かれている状況や問題などあらゆる情報を包み隠さず伝えるということだが、ここで言う透明性はそういうことではなくて、組織の見通しがよくなることを言っている。自分のチームのほかのメンバーが何をやっているか、自分とは違うチームや部署の人が何をやっているか、ということがよくわかるようになっている。

社員が不快な気持ちになるのは、チームや会社が何かを決めたときに、その過程や理由がわからないときだ。そういう状況に置かれると、社員はとても無力な気持ちになる。一方、誰もが必要な情報を得ることができれば、生産性が上がるだけでなく、職場の雰囲気も改善する。


理論上「ありえない星」見つかる:中性子星の強い磁場を突破するジェットを観測

2018年09月30日 08時41分10秒 | 日記
 

「定説を覆す発見」 ICRAR/University of Amsterdam

<科学系メディアが「存在するはずのない星」「定説を覆す発見」と驚きをもって報じる、従来の天文学を越えた中性子星が観測された>

強力な磁場を持つにもかかわらずジェットを放出する中性子星

 地球から約2万4000光年離れたカシオペア座の中に位置する連星「Swift J0243.6+6124」の伴星である中性子星が、極めて強力な磁場を持つにもかかわらずジェットを放出していることが観測された。

従来の天文学では磁場の弱い中性子星からしかジェットは放出されないと考えられており、科学系メディアが「存在するはずのない星」「定説を覆す発見」と驚きをもって報じている。

アムステルダム大学の研究者らが発見。学術誌「ネイチャー」に掲載された。

 

Swift J0243.6+6124は、共通の重心のまわりを公転する主星と伴星からなる連星で、米航空宇宙局(NASA)の観測衛星「スウィフト」が2017年10月に発見した。この伴星は、恒星が進化した最晩年の天体の一種である中性子星で、主に中性子でできている。

太陽より約1兆倍強い磁場を持つ

アムステルダム大の研究チームは、米ニューメキシコ州にあるカール・ジャンスキー超大型干渉電波望遠鏡群から得た観測データを分析。この中性子星が太陽より約1兆倍強い磁場を持ちながら、周囲に形成された降着円盤(ガスと塵の集まり)の物質とエネルギーを両極からジェット状に噴き出していることを明らかにした。これまでジェットの噴出が観測された中性子星は、Swift J0243.6+6124の中性子星に比べて磁場の強さが1000分の1以下だったという。

研究者らは、中性子星の磁場とジェットに関する従来の定説を再考する必要があるかもしれない、と述べている。

理論上「ありえない星」の解説動画は下記URLへ。

中国の一帯一路政策で中国国内に生む「犠牲者」

2018年09月30日 08時26分33秒 | 日記
 
ニュズウィークがアフリカのインフラ構築のために6兆円の資金を投入していると聞いて、中国は巨額の国家資金をねん出できるが、一人あたりのGDP派韓国よりも低く、このアフリカ支援金ねん出で中国国内にひずみが生じているのではないかと感じていた。そこにこの解説。やはりと感じた次第。
 
中国のアフリカ巨額支援が国内に生む「犠牲者」

<習近平は総額600億ドルの経済援助をアフリカ諸国に約束したが、中国国内の農村部では子供たちが義務教育も満足に受けられないほど地方財政が悪化している>

東京で9月3日に開幕した中国・アフリカ協力フォーラムで、習近平(シー・チンピン)国家主席はアフリカ諸国に600億ドルの経済援助を行うと表明した。

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このニュースが世界に流れたのと同じ頃、中国湖南省耒陽(レイヤン)市で起こった「入学事件」の写真が中国のSNSで大量にシェアされた。耒陽市では9年間の義務教育が行われているが、財政難でこの20年間公立学校は増設しておらず、今年5月の地方公務員の給料も払えずニュースになった。中国教育省の基準で、小中学校の1クラスの生徒数は36~45人ぐらいが適切と考えられているが、耒陽市の場合、66人を超える超過密のクラスが740もある。

教育省は今年を超過密クラス撲滅の目標年に設定。耒陽市政府はこれを理由に、強制的に1万人近くの高学年の生徒を私立学校へ転校させた。彼らは公立学校より10倍高い学費を出さなければならない。あまりの理不尽さに保護者たちは怒って市役所前で抗議し、警察と衝突した。

耒陽市の例は中国の地方財政危機の氷山の一角にすぎない。地方政府の深刻な過剰債務は誰もが知っている公然の秘密だ。「中国の地方債務は40億元(653億円)前後。ただし、どの地方政府も債務返済をしたがらず、しかも利子返済ができる能力さえ持っていない」と、中国の専門家は語った。

「600 億ドルってどれくらいか分かる? チベット、青海、新疆、甘粛の4つの省・自治区の一般財政収入の合計より多く、黒龍江、吉林、遼寧の3省の財政収入の合計の80%より多く、湖南省の1年間の一般財政収入額とほぼ同じだ!」。(アフリカへの経済援助の)600億ドルの「明細」について書かれた記事もSNSでたくさんシェアされたが、すぐに削除された。

財政危機で地方の子供たちがきちんと義務教育を受けられず、農村地域では今でもぼろぼろの教室で授業が行われている。それなのに、なぜ政府はこれを無視して、アフリカにそんな大金を送るのか。「人民のためではなく、共産党の政権を固めるためだ。この巨額の経済援助によって、中国政府とアフリカの連携も強まり、国際社会における存在感と発言権も大きくなる」と、中国の自由派学者はこっそり教えてくれた。