先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

ブロードバンドの色々な比較、未だまだ高すぎる!

2018年09月06日 23時22分54秒 | 日記

ブロードバンドを使った各種IoTのシステムの開発を行っていると、動画とかデータ量が多いアプリが増えているのに依然として遅いと感じる。

ブロードバンド 媒体 転送速度 初期設定費用 月額 通信機器都一時費用
ファイバー 1Gbpos 1~3万円 4~5千円 アダプターと汎用ルーター(数万円)
ADSL 同線 12Mbps 1万円 1200円 同上
CATV ファイバー 400Mbps 1万円 3千円 同上
LTE 無線 40Mbps   数千円 ルーター(数万円)

 

LTEが、5Gになれば、データ転送速度は10Gbpsと、4Gigaバイトのデータの2時間映画が0.4秒でダウンロードできるが、未だ値段は決まっていない。ソフトバンクが月20Gバイトで6千円と早々と宣伝しているがインチキくさい。月20Gバイトのデータ転送を行って6千円とはあまりだ。光とか無線ルーター、使い放題で月3~5千円を考えると一目瞭然。新しもの好きに受けようという魂胆だろう!


ヒッグス粒子の崩壊の発見!!

2018年09月06日 15時27分59秒 | 日記

物質を形作る素粒子は大きく二つに分類することが出来る。クォークや電子、Wボソンといった質量のある粒子と光子(光の粒子)のような質量のない粒子である。なにがこれらの粒子の性質を分けたのだろうか?

宇宙の始まりビッグバンの当初はクォークや電子、Wボソンといった粒子も質量がゼロで、光速で好き勝手に飛び回っていた。ところが宇宙がある温度以下に冷えると、ヒッグス場という場が宇宙を海のように満たすようになった。すると好き勝手に飛び回っていた素粒子はヒッグス場と相互作用を起こす粒子と起こさない粒子に分かれるようになった。相互作用を起こす粒子は海をかき分けて進む船のように動きづらくなり、光速以下でしか動けなくなったのである。こうして粒子に生まれたのが質量であるというのがヒッグス機構である。

このシナリオによればヒッグス場に対応する素粒子、ヒッグス粒子が存在する筈である。

2012年7月4日、LHCでヒッグス粒子を見つける実験を行っているアトラスとCMSという二つのグループが、CERNのセミナーで新粒子の発見を報告した。この発見によりヒッグス機構とヒッグス粒子の提案をしていたイギリスの物理学者ピーター・ヒッグス氏の理論が正しいとして2013年のノーベル賞受賞に至った。

宇宙の大きさは、誕生時には素粒子のように小さかったが、直後にインフレーションと呼ばれる加速度的急膨張が起こって、誕生から10の34乗分の1秒後までの間にマクロな大きさとなった。その後、膨張が緩やかになったため、大量の潜熱が解放されて宇宙は高温となり、ビッグバンが起こって大量の素粒子が生み出された。ヒッグス機構によれば、当初、全ての素粒子は高速で自由に飛び回っており質量を持たなかったが、宇宙が冷却するに従って、真空にあるヒッグス場が自発的対称性の乱れを生じ、一部の素粒子はこのヒッグス場と力を及ぼし合って動きにくくなった。動きにくさの度合いが質量の大きさであるとされ、軽い素粒子ほど動きやすく、重い粒子ほど動きにくい。ここで素粒子と力を及ぼし合ったのが、ヒッグス場を満たすヒッグス粒子である。

そして、ヒッグス粒子は崩壊してさらに細かいほかの素粒子に変わる。2014年には、LHCの検出器であるATLASとCMSの共同実験チームが、ヒッグス粒子が1対のガンマ線光子へと崩壊する過程を観測したと発表している。

標準モデルでは、ヒッグス粒子がクォークと呼ばれる素粒子に崩壊する可能性も予言されている。クォークには、アップ、ダウン、トップ、ボトム、チャーム、ストレンジという6種類があり、原子をつくる陽子や中性子などを構成している。

ヒッグス粒子の崩壊は、いくつかの重要な法則にしたがって起こるとされている。例えば、ヒッグス粒子は電荷をもたないので、崩壊によってできる粒子の電荷の合計もゼロにならなければならない。ヒッグス粒子が崩壊して電荷をもつクォークになるときには、クォークと反クォーク(電荷が逆である以外はすべて同じ粒子)の対になって現れなければならない。そうすれば、クォーク対の電荷が打ち消しあってゼロになるからだ。

ヒッグス教授は、ヒッグス粒子崩壊でもノーベル賞祭受賞に値するのでは?

 


中国のEV市場、海外勢にも中国国内勢にも宝の山では?

2018年09月06日 13時41分19秒 | 日記

日経が中国のEV状況をまとめていた。

ちゅうごく補助金制度、購入税免除、自動車ナンバープレート優先取得など一連の促進政策により、中国のNEV(新エネルギー車、現状はEV車)販売台数は13年の1.7万台から17年に77.7万台へと急速に増加。世界全体の5割強を占める規模にまで増加した。中国政府が示したNEV販売台数を25年に新車販売の20%にあたる700万台にする目標は、中国NEV市場の拡大を大いに期待させる。NEVメーカーは主要なものだけでも下記のようにある。

 

しかしそれぞれの生産能力は、

北京や上海などの大都市の車の排気ガスによる空気汚染対策は急務で、中国政府も政策実行を急いでいる。それゆえに、多数のメーカーが参入しているし、外国勢も貢献できる機会が多い。しかし、多数のメーカーの参入で粗製乱造もあるうるから、中国政府は18年に航続距離300km以下のEVに対する補助金を前年比最大58%減額、支給期間を20年末とする方針を明らかにした。中国のEVメーカーの競争し烈なものになるのは必至。合従連衡が始まり、その結果、世界的に通用するEVメーカーが誕生するのも間近であろう。

また今年NEV市場の外資出資比率規制が撤廃されることにより、すでに新規EV合弁事業を発表したフォードと衆泰汽車、日産・ルノーと東風汽車、BMWと長城汽車に加え、テスラも中国に年産50万台のEV新工場を建設する。21年以降、多くの外資系メーカーがEV市場に参入することから、市場競争は一層激しさを増し、中国メーカーだけでなく海外EVメーカーにも淘汰の波が押し寄せる可能性は高いのでは?

 


仮想デスクトップ環境(インフラストラクチャー)??!!??

2018年09月06日 11時05分22秒 | 日記

Windows10は、2015年7月29日に提供され、いくつかの新たな重要な機能が提供されている。その中でもVDIは、高級なデスクトップPCや高級なノートPCも不要で、セキュリテウィーも利用者ここが、端末を持ち歩くわけではないので、安心であるが、なぜか、Winodows10の販売から3年経つのにあまり普及していないようである。たぶんVDIが理解されていないからではなかろうか?

そこでVDIを復習してみたが、どの解説も難しすぎて理解しにくい。デスクトップ環境とか課相馬新とかいう用語から始まって理解しずら意。単純に、サーバー側に、ユーザーごとの、メールソフトやWordあるいはExcelなどのアプリを用意しておき、ユーザーはUserIDとパスワードでアクセスする。そして新しく作られたデータはサーバーに格納される仕組みになっている。そうなると、データは個々のユーザーの手元にないので他人から盗まれる心配もない。少なくともサーバーが通常のセキュリティー対策をしていればだが。これらのアプリがデスクトップ環境と言い、それにアクセスすることを仮想マシンにアクセスするという。、

日本人はこういったコンセプトをわかりやすく説明するのが下手であると思う。アメリカの教科書のほうがはるかにわかりやすいように思う。その結果、そういった新しいアイデアを超える発想が生まれるのでは?

ここまで咀嚼するとやっと通常に解説が理解できるようになった。それで、以下のような通常の解説を展開してもわかる。

VDI(仮想デスクトップ基盤)とは、デスクトップ環境を仮想化させて、パソコンのデスクトップ環境を
 サーバ上に集約してサーバ上で稼働させる仕組み
のことです。利用者はクライアントPCからネットワーク
 経由で仮想マシンに接続して、デスクトップ画面を呼び出した上で操作します。なお、VDIという用語は
 仮想デスクトップ基盤、仮想デスクトップインフラ、デスクトップ仮想化などと呼ばれています。

 VDIではサーバ上に利用者数に見合う多数の仮想マシンを実装して、それぞれにデスクトップOSやアプリを
 インストールするため、従来のような利用者ごとのPCにOSやアプリをインストールする形式にくらべると
 
サーバ上で集中管理することから各種ソフトウェアの追加や更新などのメンテナンスが容易になるメリット
 があります。また、どのパソコンからでも自分用のデスクトップ環境を呼び出して利用できるので、例えば
 職場環境においてフリーアドレスを容易に実現したり、在宅勤務が実現しやすくなります。


  



 VDIの最大のメリットは
情報漏洩のリスクが軽減されることです。VDIでは通常はパソコン側で行う処理を
 サーバ側で行います。利用者のクライアント機(パソコン・タブレット・スマホなど)には、サーバ上で
 実行されているデスクトップ環境の画面だけが転送されるので、手元のパソコン等にはデータを保管しない
 ことになりUSBディスクなどを利用したデータ流失のリスクを軽減することができます。

 下図の通り、仮想デスクトップ上にあるデータをローカルデスクトップ上に移動することはできませんし、
 ローカルデスクトップ上にあるデータを、仮想デスクトップへ移動することもできないのでセキュアです。


      



 なお、VDIでの利用者の端末は、キーボード入力を受け付けてネットワーク経由でサーバに送信することと
 デスクトップ画面を受信してディスプレイに表示することができれば良くPC側の機能を最小限にできるので
 
VDIを導入する場合には、通常のPCよりも安価な専用のシンクライアント端末を導入できる場合もあります。

 


北朝鮮の建国節、習近平欠席!

2018年09月06日 10時18分35秒 | 日記

来る9月9日の北朝鮮の建国節に習主席も李克強国務院総理も、参加しないという。欠席する理由は二つある。

一つはアメリカのポンペオ国務長官との交渉で、北朝鮮が提出した核申告リストのレベルが低いと中国が思っていて、満足していないからだ。早く完全に近いリストを提出して終戦宣言と同時交換をしてほしい。本気で核放棄をするのなら、今さら出し惜しみしてもしょうがないだろうと中国は思っている。

もうひとつは、トランプが「北朝鮮が非核化を遅らせている原因は中国にある」というニュアンスのツイッターを投稿していることと貿易不均衡の問題があって、その判断があるのではないか? 

中国としては、アメリカと本格対決は避けたいだろうし、トランプ大統領も、習主席は、じかにあっており、互いに不利なことはしたくないというのが本音。敵対する大国がフェース・ツー・フェr-スで会うことは戦争なくす点でも大いに意味がある。