先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

どんな機器も AIで賢く、顔認証決済や翻訳に

2019年02月24日 00時53分20秒 | 日記

最近の情報機器、どんな機器でも AIで賢く、正確な顔認証決済や翻訳が出来る。 

自動運転やあらゆるモノがネットにつながる「IoT」などで使う様々な装置に人工知能(AI)を載せて賢くする研究が進む。「蒸留」と呼ばれる新手法で速さと精度を両立し、計算性能の低い機器でもリアルタイムで処理できる。銀行のATMや小売店での決済でも、顔認証で決済が出来るようになりつつあり、盗難や認識間違いがなく安全な金融システムが出来る。また、情報通信研究機構は音声翻訳アプリに向けた技術を開発したが、普通のpcとかでも何十ヶ国語の音声通訳が出来る。

ちょっと怖い時代に突入しそう!


IT大手のリストラ組 人手不足でも転職難しい?

2019年02月24日 00時25分29秒 | 日記

 

富士通やNECなどの人員整理を始めるというが、IT大手のリストラ組 人手不足でも転職難しい。その理由は、大手IT 企業は社内で開発はどこ行っておらず、技術者として雇用された社員は、システム要件を纏めることと実際に開発を発注している外部の開発会社の管理しかできない。故に、ITベンチャーはこのことを熟知しているから、IT 大手はどこも相手ににしない。

経団連とか財界は日立や富士通とかNEC などの社長などの役員経験者を高く評価している。このことが日本経済がおかしな方向に行っているのに是正出来ない理由。日本産業界はしばらく苦難の道を行くしかないだろう。

うまくやれるのは、人に頼らない自らの頭で考えるベンチャーと世の中を正確にとらえられるマーッケッターとのコンビのみであろう。 

富士通とNECがそれぞれ2千~3千人規模の早期退職を発表するなど、大手企業でリストラが続く。人材サービス各社は優秀な人材が転職市 場に大量流入すると喜ぶ。一方で「転職は難航するケースも多そうだ」との声も上がる。



海王星にタツノオトシゴ? キュートな衛星発見

2019年02月24日 00時16分43秒 | 日記

海王星にタツノオトシゴ? キュートな衛星発見

「ヒッポカンプ」と命名された小さな新衛星。生死繰り返してきた過酷な過去があった

National Geographicsに高い旺盛に新たな衛星が見つかったという記事があったが、太陽系のついての解説映像が面白い。日本語ではないが、英語の勉強と思ってみたら中々面白かった。
 
ここから映像→映像←ここまで
 
 
1989年、ボイジャー2号が海王星(右)に接近通過を行ったとき、最大の衛星トリトンよりも内側の軌道に、プロテウス、ラリッサ、ガラテア、デスピナ、タラッサ、ナイアドという6個の小さな衛星を発見した。2013年、ハッブル宇宙望遠鏡で観測を行ったショーウォルター氏は、プロテウスとラリッサの間に小さな衛星らしき天体を見つけた。研究の末、今回この天体は衛星であると発表し「ヒッポカンプ」と名付けた。※図の大きさの比率は実際とは異なる。(左: ILLUSTRATION BY MARK R. SHOWALTER, SETI INSTITUTE; 右: IMAGE BY NASA, JPL)
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 氷の巨大惑星として知られる海王星に、小さな衛星が新たに見つかった。

 このほど学術誌『ネイチャー』に論文を発表した米SETI研究所のマーク・ショーウォルター氏が、この衛星の存在に初めて気付いたのは2013年のことだった。「衛星の検出は信じられないくらい困難でした」と話す。今回の発見で、海王星の衛星は14に増えた。ダイビングが趣味のショーウォルター氏は、大好きなタツノオトシゴの属名「ヒッポカンプス」のもとになったギリシャ神話の海の生物にちなみ、この衛星に「ヒッポカンプ」と名付けた。

「ギリシャ・ローマ神話から名前を選ぶなんて難しそうだと思っていましたが、実際にやってみると簡単でしたね」と彼は言う。

 名前を選ぶよりもはるかに難しかったのは、この小さな衛星を見つけることのほうだろう。ヒッポカンプは、海王星から比較的近いところにある岩石質の天体で、その直径は34km。英仏を分かつドーバー海峡にちょうど収まる程度の大きさしかないからだ。ショーウォルター氏はハッブル宇宙望遠鏡の画像を丹念に調べて、この小さな海王星の衛星が見つかったのだ。 

 全米天文学研究大学連合(AURA)のハイディ・ハンメル氏は、「ショーウォルター氏が画像から暗い光を浮かび上がらせる方法を開発したからこそ、できた発見です」と説明する。

思わぬことから大発見

 そもそもショーウォルター氏は、衛星を探すためにハッブル宇宙望遠鏡の画像を調べていたのではない。当初の目的は、海王星の環を詳しく調査する手法を開発することだった。

 巨大な青い海王星には環があり、この環は奇妙なことに部分的に明るいところがある。これを「アーク」といい、彼のチームはアークを詳細に観察するために、2004年、2005年、2009年にハッブル宇宙望遠鏡を海王星に向けた。明るいと言っても、アークからの光は非常に弱い。研究者は長時間露光画像を重ねる手法を編み出して、弱い光をとらえることに成功した。 

 ショーウォルター氏は、この手法を海王星の衛星の観察にも応用することにしたのだ。