先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

中国・重慶で、EV車タクシー200台、試験営業を開始

2019年08月09日 13時35分18秒 | 日記

AFPによると、「EV車タクシー200台、試験営業を開始 中国・重慶」と言う。日本でもすでにEVタクシー見かける様になり、EVの普及に弾みが着くのでは?

 
 
【8月9日 CNS】「山城」と呼ばれる山谷が多く起伏の激しい都市、中国・重慶市で1日、新エネルギー車のタクシーの試験営業が始まり、200台の電気自動車(EV)が街の中心部を巡回するタクシーとして投入された。坂の多い道路を走り回る新エネルギー車のタクシーの姿は将来、重慶独特の風景となるだろう。

 重慶市道路運輸管理局の話によると、今回のタクシーのモデル営業は、タクシー経営権枠を新しく増やして開業したもので、投入した200台にはスポーツタイプ多目的車(SUV)と乗用車の2タイプがある。乗車料金は一般のタクシーと同一に設定した。

 重慶市の中心市街は水辺の山裾に広がり、市内の道路は起伏が激しく高低差が大きいため、充電問題が懸念されていた。しかし、今回投入されたEV車は、1度の充電で約40分から1時間、動力電池の52キロワット時の電力消費で400キロの走行が可能だ。

 重慶市道路運輸管理局タクシー処の王偉(Wang Wei)処長の説明によれば、タクシー運転手が試算したところ、重慶市の中心市街のタクシーの昼勤シフトでの走行距離は約300キロ、夜勤シフトでは約200キロで、EV車は1度の充電で昼勤も夜勤も1シフト分は対応可能だという。

 王処長は「中国国電集団、青島特来電、中国電動汽車充電技術・産業連盟の三大充電スタンド運営会社は、現在重慶市に100基を超す充電スタンドを設置し、運営を始めている。運転手はスマホのアプリで近くの充電スタンドの位置と空き状況を確認するだけでよい」と話している。


富士通 高度IT人材に3000万円超の報酬 今年度中にも新たな人事制度 8/8(木) 19:30配信

2019年08月09日 13時02分32秒 | 日記

毎日新聞によると、「富士通 高度IT人材に3000万円超の報酬 今年度中にも新たな人事制度」。この数年間毎年、数千人の首切りをやっていて、社内の考課制度も確立して居らず依然カバン持ちが評価される日本の大企業そのままなのに、社内に不公平感が生じないのかな?


富士通やNECの早期退職募集はほぼ毎年行っていて、今年3月、富士通は五千人の早期退職を公表。昨年6月にはNECが3000人規模での早期退職者を募集と、日本のIT業界首切り流行り。



富士通の時田隆仁社長は8日、毎日新聞などの取材に応じ、人工知能(AI)などで高い専門性を持つ社員に対して、年齢に関係なく年間3000万~4000万円程度の報酬を支払う新たな人事制度を今年度中にも導入する方針を明らかにした。「社外の優秀な方が入りやすくする」と述べ、高度なIT人材を巡って世界中で激化する人材獲得競争への対応を強化する考えを示した。

 新制度の対象は、AIやサイバーセキュリティー分野などを専門とする人材。富士通の全社員の平均年収は約800万円だが、時田社長は「個々が担う職務や役割に対して市場価値を反映させた報酬を支払う」と強調した。

 このほか、これまで入社前年の8月ごろまでとしていた新卒者の採用選考を、その後も採用できるよう改める。海外留学経験者の獲得を強化する狙いがあり、時田社長は「多様な人材獲得につなげたい」と話した。【


アメリカで信頼ガタ落ちの巨大IT企業(33%)と報道機関(64%)

2019年08月09日 10時52分03秒 | 日記

ニューズウィークに依ると「アメリカで信頼ガタ落ちの巨大IT企業(33%)と報道機関(64%)」最近のAmazon,Facebook,Googleなどの企業活動、仮想通貨発行、全世界の流通支配、4兆円の離婚金など目に余っていたから、当然の結果であろう。

 

CNNのアンカーを務めるアンダーソン・クーパー SCOTT OLSON/GETTY IMAGES

アメリカで、巨大IT企業への信頼が劇的に落ち込んでいる。調査機関ピュー・リサーチセンターの調べによると、2016年の米大統領選でのフェイクニュースの蔓延やSNSの影響力などをきっかけに、巨大IT企業への疑念を高める人が急増。こうした企業が社会にいい影響を与えると考える人は、4年前の71%から今では50%に激減した。

調査では、メディア企業や大企業への不信感が増加したことも浮き彫りに。

一方で、9年前と比べて民主党支持者ではメディア信頼度が変化していないが、共和党支持者では急激に低下しており、社会の分断を示した。

■巨大IT企業に悪い印象を持つアメリカ人。2015年の17%から急増  33%

■全国ニュースのメディア企業に悪い印象を持つアメリカ人  64%

■大企業に悪い印象を持つアメリカ人 53%


世界のインターネット利用者は約44億人!

2019年08月09日 10時37分41秒 | 日記
世界のインターネットユーザーが消費するデータ量はここ数年で急増している。地球の半分が眠っている間に、残りの半分の地域の人々は膨大なデータを、ソーシャルメディアやビデオ会議、メッセージアプリでやり取りしている。

ビジネスインテリジェンス企業のDOMOは毎年、世界のネットユーザーが消費する1分間あたりのデータ量を集計しているが、データ量は毎年上昇基調にある。DOMOの最新レポートによると、2019年1月時点で世界の人口の56.1%がネットを利用中で、利用人口は43億9000万人に達している。これは2018年1月から9%の増加だ。

米国人が1分間にやり取りするデータ量の合計は441万ギガバイト以上に達し、メールの件数は1億8800万件、テキストメッセージが1810万件、1分あたりのグーグルの検索回数は449万件に及ぶという。

さらに1分あたりのスカイプの発信件数は23万1840回、ツイート数は51万件以上に達している。アプリのダウンロード件数は1分あたり39万回で、1分間にインスタグラムに投稿されるストーリーの件数は27万件以上という。

近年は出会い系サイトの利用も定着したが、ティンダー(Tinder)では1分間に140万回のスワイプが行われている。下記に1分間あたりの主要サービスの利用件数や、利用時間の長さの合計を掲載する。

ネットフリックス:視聴時間69万4000時間
ユーチューブ:視聴動画本数45万本
エアビーアンドビー:予約件数1389件
ウーバー:乗車回数、9700回以上

これらの数値は、現代人にとってネット上でやり取りされるデータがいかに重要であるかを示している。ここにあげられたデータは、人々のネットサービスへのエンゲージメント指数が、マーケティングにおいてどれほど有効であるかを示している。

調査企業IDCはネット接続可能なデバイスの普及により、世界で生み出されるデータ量が2025年までに、毎分163ゼタバイド(10の21乗バイト)に達すると予想している。背景には世界におけるIoTデバイスやセンサーの増加があるとされている。

寒いはずの北極で「山火事」頻発、過去最悪の異常事態

2019年08月09日 10時24分06秒 | 日記

Forbesが、寒いはずの北極で「山火事」頻発、過去最悪の異常事態との記事を載せているが、まさしく、地球の異常気象が雪崩現象を起こし始めたのでは????? そして、もはや地球の70億人の生命を維持できる食物生産もおぼつかなくなる?

 

アラスカ州タルキートナでの山火事から立ち上る煙(7月3日)。一部地域で記録的な高温と乾燥に見舞われたアラスカ州では火災を警戒している。(Photo by Lance King/Getty Images)

7月の後半から北極圏を煙が覆っている。NASAの人工衛星から撮影された画像で、シベリア地域で数週間にわたり山火事が続いていることが確認された。

シベリアを含むロシアの一部やカナダ、そしてアラスカなどで起きている山火事から立ち上る煙の様子を複数の人工衛星が観測している。ヨーロッパのコペルニクス大気監視サービス(CAMS)はこの数か月、北極圏で大気中に汚染物質をまき散らしている100以上の山火事をモニタリングしている。

「北極圏での山火事は前代未聞のレベルに達している」とCAMSの上級研究員Mark Parringtonはツイートした。

シベリアのクラスノヤルスク地方とサハ共和国を襲っている山火事は「驚異的レベルに達している」と大気化学者のSantiago Gasso博士は語った。煙の層が薄い雲を形成し「地表に降り注ぐ太陽光が大幅に減る」という。

この山火事は大気の質を悪くするだけでなく、気候変動を加速させる可能性もある。しかも、今回の記録的な山火事は気候変動による乾燥によって引き起こされたため今後、悪循環が続いていく可能性もある。

「高緯度の地域でこれほどの規模と持続期間の山火事は珍しい」とParringtonは7月に述べていた。「北極圏の気温の上昇スピードは地球全体の平均と比べて速く、火災は高い気温によってさらに大きくなっている」

7月にはグリーンランドの山火事の動画を飛行機の搭乗者らが撮影した。2019年の6月は観測史上最も気温が高い6月となった。

7月初めから第3週までに北極圏の山火事によって大気中に放出された二酸化炭素の量は、ブルガリア、ハンガリー、そしてスウェーデンの化石燃料による年間の二酸化炭素排出量に相当するとParringtonは話した。

しかも、氷が覆う場所に黒いすすが落ちることにより、太陽光をより吸収して氷が解けるペースがあがり、さらなる状況の悪化を招いている。