先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

クアルコムの次期CPUでスマホが凄いことに!

2019年12月17日 19時51分39秒 | 日記
 
Cnetの記者が クアルコムの新CPUのデモをみて、次期Androidスマホの新機能を想像しているがそれを見ると、スマホは従来のPCを凌駕することになりそう。
 
記者は、スマートフォンは毎年、より高速に、よりスマートに、そしてより効率的になっていて、ハイエンド「Android」スマートフォン向けの、Qualcommの次期チップセット「Snapdragon 865」は、2020年にスマートフォンに搭載されるかもしれない新機能群を以下の様に予想していた。
 
以下、その予測:::::::::::::::::::::::
 
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提供:Angela Lang/CNET

 Snapdragon 865を採用すると、5G通信速度、2億画素のカメラ、デジタル運転免許証のサポートや、スマートフォンでのゲームの体験をデスクトップ体験にさらに近づけるであろう機能群など、さまざまな高度な機能を利用できるようになる。しかし、本記事では、将来のスマートフォンでできること(スマートフォンメーカー各社がそれらの機能を搭載する必要があるが)について、Qualcommの「Snapdragon Tech Summit」で提示された具体的な例もいくつか紹介したい。

 Snapdragon 865チップは2020年にハイエンドスマートフォンへの搭載が開始される予定だ。

5G経由で8K動画を編集

 Snapdragon 865を搭載するすべてのスマートフォンは、5Gに対応し、最大8KのHD動画をサポートできる性能を備える。8Kは超高解像度なので、ファイルサイズも非常に大きくなる。

 例えば、30秒の8K動画ファイルは最大1GBのスペースを占有する。それを4G経由でアップロードするには、20分かかる場合もある。そのため、高速のWi-Fi接続がなければ、それよりも短い8K動画のアップロードでさえ実用的ではなく、その過程でバッテリーも大量に消費される。5Gを使用すると、より高速にこうした動画をアップロードして、クラウドで編集することが可能だ。出先でほかのユーザーと動画を共同編集することもできる。

 筆者が目にしたデモは、なるほど、と思わせるものだった。そのデモでは、大容量の8K動画がスマートフォンからクラウドにアップロードし、ほかのユーザーと共有した。そして、そのユーザーが編集を加え、完成した動画を再び共有した。こうした大容量のデータを快適に操作するには、超高速の5G通信速度が必要になる。

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提供:Angela Lang/CNET

2本指での生体認証でアプリのロックを解除

 超音波を使ってスマートフォンのロックを解除するQualcommの画面内指紋リーダーは、出だしでつまずいた。特に、「Galaxy S10」と「Galaxy Note10」に実装された画面内指紋リーダーには問題があった。Qualcommは今回、新たに発表した「3D Sonic Max」によって再びこのテクノロジーに挑戦している。3D Sonic Maxは、読み取り面積を拡大して、2本の指を認識できるようにした指紋リーダーだ。

 これにより、より高速なロック解除が可能になり、ユーザーの指に固有の凹凸や汗孔というユニークなデータポイントをより多く照合することで、セキュリティも向上すると言われている。スマートフォンでは、1本または2本の指でのロック解除を設定する選択肢が用意されるかもしれない。あるいは、モバイル決済にのみ、または銀行アプリなどの一部のアプリで2本指認証を使用するなど、設定を選べるようになる可能性もある。

さらに、心拍数を測定することもできるので、この機能を利用する新しい健康アプリが登場するかもしれない。

 筆者は、画面内指紋センサーではなく、安全と思われる顔認識によるロック解除を好んで使うようになったが、予備の方法として、あるいは、単純に好きなようにカスタマイズできるもう1つのオプションとして搭載されれば、このアイデアはよいと思う。

 

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提供:Jessica Dolcourt/CNET

リフレッシュレートの向上で、滑らかなフィルターや画面の録画が実現

 「高速な」画面を備えたスマートフォンが増えつつある。一般的なリフレッシュレートは60Hzだが、一部のスマートフォンでは、これが90Hzや120Hzに強化されており、ゲームに適したより滑らかなグラフィックスを実現している。だが、高速なリフレッシュレートの利点は、これだけではない。

 Snapdragon 865は、最大144Hzの画面リフレッシュレートをサポートするので、ゲームだけでなく、画面上のすべてのアニメーションがよりスムーズになる。ページを上下にスクロールするときの滑らかさは、ありきたりではあるが格好の例だ。だが、ゲーム以外でその威力を最も端的に示したのは、Snapchatのフィルターのデモだった。筆者の顔をすばやく追跡して、赤ちゃんのような外見に変換したり、性別交換フィルターでは、筆者のあごを角張らせて、眉毛を濃くし、あごひげを生やしたりしていた。

 動きの激しい自動車に乗っているときに画面を録画する場合、高いリフレッシュレートによって、どれだけ動きが滑らかになるか想像してほしい(ただし、リフレッシュレートが高くなると、バッテリー消費も多くなることに注意してほしい)。

「Googleアシスタント」が周囲の音からユーザーのいる環境を把握する

 スマートフォンは、アシスタントを起動する「OK, Google」などのウェイクワードに反応するようにすでに設定されている。Snapdragon 865は新しい「Sensing Hub」によって、それをさらに進化させ、周囲の音を聞いて、何が起きているのかを解釈できるようにさせたいと考えている。

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提供:Juan Garzon/CNET

 赤ちゃんの泣き声、ガラスの割れる音や銃声を識別した場合に、何らかのアクションを起こすように訓練されたスマートフォンを想像してほしい。寝室のモニターの映像と共にアラートを送信して、赤ちゃんの様子を確認するよう促す、といった機能も登場するかもしれない。

 あるいは、ユーザーがいつもの通勤時間に地下鉄に乗っていることをスマートフォンが感知して、その時間帯にいつも使っているアプリを起動してくれたらどうだろうか。通話中に道路の騒音や風を感知したら、自動的に音量を少し上げる機能も搭載されるかもしれない。

 Sensing Hubは、多くの電力を消費することなく、複数のウェイクワードをサポートし、離れた場所のユーザーの声も聞き取れるように、ノイズ抑制を有効化するようにも設計されている。

リアルタイムの翻訳と字幕作成

 Googleは、動画にリアルタイムで字幕を付ける機能を「Android 10」で公開した。そして、「Pixel 4」のボイスレコーダーアプリは、他に類を見ないほど優れた自動文字起こし機能を備えている。しかし、筆者が今週見たデモは、SF作品に出てくる万能の翻訳機能により近づいていた。具体的には、英語と中国語の2つの言語で瞬時に筆記するソフトウェアシステムだった。

 別のデモでは、スマートフォンが英語で話された言葉を中国語に翻訳し、その音声を相手に向けて再生した。このプロセスはすべてスマートフォン上で瞬時に実行される。筆者は、年に何度か外国に旅行するので、自分の言語の壁によるすれ違いを減らすために、タクシーやレストランでこの機能を使用するところを容易に想像できる。 

 確かに、「Google翻訳」を使えば、すでにこれらの機能の一部をオフラインでも利用できるようになっている。しかし、この偉業により、私たちはより迅速かつ快適に他者とコミュニケーションをとれる世界に一歩近づいた。

周囲の世界を見る「窓」としてスマートフォンを使用する

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提供:Jessica Dolcourt/CNET

 モバイルアプリメーカーは何年も前から、拡張現実(AR)でさまざまなことを試している。例えば、Yelpの「Monocle」で周辺の店舗を見つける機能や、スマートフォンに巨大な矢印を表示して、ユーザーがどこに向かって進んでいるのかを伝える「Googleマップ」の道案内などが挙げられる。問題なのは、これらの機能が少しでも利便性を発揮するためには、迅速な応答が必要であることだ。これに関しては、高速な5G通信速度が威力を発揮するだろう。

 筆者が見たデモでは、木製のブロックで作られた3Dの世界地図が使われていた。その3Dの地図にスマートフォンをかざすと、AR体験により、アニメーションで動く世界地図が表示される。スマートフォンを動かすと、画面上の特定の地域に「TikTok」の動画が表示される。この機能の狙いは、各地域の人気動画を簡単に表示させて 自分がこのアプリを実際に使用するかどうかは分からないが、画面上に表示された人工的なARは、動画のタイトルを「平面的に」並べたものよりもはるかに創造的かつインタラクティブにコンテンツを提示していた。

 2020年にスマートフォンで体験できるかもしれない、現実的な可能性のいくつかについて、本記事で少し把握いただけていれば嬉しい。これらのデモでのQualcommの役割は、アイデアをひらめかせることだ。私たちが実際に使用する具体的な体験を作り出せるかどうかは、スマートフォンメーカーとアプリメーカーにかかっている。


HPも後参のクラウドサービスに野心

2019年12月17日 16時43分48秒 | 日記

Zdnetが『AWSとの競争に自信--HPEのネリCEOが示すハイブリッド戦略』と報道していたが、かってのコンピュータの巨人であった、HPは、今や、IT業界ではアイナーといっては可笑しくない位になっている。日立やパナと大差ないのに、大きな夢を語っている。日本のIT企業のトップ、HPEのCEOの詰めの垢でも煎て飲んでもらいたいもの!

Amazon Web Services(AWS)が米国で開催の「re:Invent」で、企業のオンプレミス環境内にAWSのクラウド環境を構築する「AWS Outposts」を一般公開したのと同じころ、ハードウェア企業からアズ・ア・サービス企業へと転身を図るHewlett Packard Enterprise(HPE)は、オンプレミスの消費型サービス「HPE GreenLake」向けの管理コンソールを発表してクラウド戦略を一歩進めた。「パブリッククラウドはライバル」と公言してきた最高経営責任者(CEO)のAntonio Neri氏が、ドイツ・ミュンヘンで記者の質問に答えた。

HPEでCEOを務めるAntonio Neri氏。顧客サポートの担当者として入社し、トップまで上り詰めた。2020年で勤続25年を迎える
HPEでCEOを務めるAntonio Neri氏。顧客サポートの担当者として入社し、トップまで上り詰めた。
2020年で勤続25年を迎える

AWSのハイブリッド戦略を受けて立つ

 「ようこそ、ハイブリッドの世界へ」ーー、AWSのOutpostsについて聞かれたNeri氏はこう答えた。「われわれはずっとハイブリッドの世界になると言ってきたが、AWSはやっとそれを認識し“ハイブリッド”という言葉の使用を許したようだ」(AWSがパートナーに対して“ハイブリッド”や“マルチクラウド”といったキーワードの使用を禁じていたというBusiness Insiderの報道を指しての発言と思われる)

 AWSがOutpostsを投入する狙いについて聞かれたNeri氏は、専用の大型トラックで顧客のデータをクラウドに搬送する「AWS Snowmobile」がうまくいかなかったからと指摘し、逆にクラウドをオンプレミスに拡張することにしたのだろう、と推測した。

 また、「75%のデータがデータセンターやクラウド以外の場所で生成される」というGartnerの予測を持ち出し、HPEがエッジからクラウドまでを含めたプラットフォーム戦略を進めてきたことも強調。「データをクラウドがあるところに動かすより、クラウドをデータがあるところに動かす方が物理的に簡単でコストも低い」と主張する。Neri氏によると、実際に前者の方が後者よりも30%ほどコストが高くかかるという。

 HPEはドイツ・ミュンヘンで開催の「HPE Discover More Munich」で管理コンソール「HPE GreenLake Central」と、Kubernetesベースのコンテナー管理基盤「HPE Container Platform」を発表した。これにより、なかなか運用環境を移せないアプリケーションにもクラウドの体験をもたらすことができるという。

 「データとアプリがどこにあっても包括的な体験ができる。パブリッククラウドも体験の一部にしたい。現在のパブリッククラウドは思うようにコントロールできないが、われわれはそれを顧客の手に取り戻す」とNeri氏は指摘。「パブリッククラウドベンダーが欲しいのはデータだ。パブリッククラウドにデータを置くとロックインされる。まるでチェックアウトできない“ホテルカリフォルニア”だ」と痛烈に批判した。

 その上でNeri氏は、「HPEではオープンでクラウドネイティブなアプローチを取る。AWSよりもベターだと信じている」と語った。

GreenLakeはチャネルパートナーにとってチャンス

 HPEのハイブリッド戦略で重要な役割を果たすのがGreenLakeだ。2019会計年度第4四半期の決算発表では、GreenLakeの受注が39%増加したことを報告した。また、同四半期からサブスクリプションによる売上指標としてARR(Annual Recurring Revenue:年間経常収益)を公表しており4億6200万ドルを計上した。「GreenLake CentralのようなソリューションはARRをさらに増加させるだろう」とNeri氏は話す。実際に、今後3年は年平均30~40%のペースで成長すると見通している。

 GreenLakeがチャネルパートナーにどのような影響を与えるのかーー。この問いに対してNeri氏は、「チャネルパートナーの進化を支援する」と回答した。顧客のニーズは変化しており、そこでGreenLakeの提案は有効であると考えるからだ。「顧客にとって(オンプレミスとクラウドの)正しい組み合わせは異なるが、それを見いだす専門知識や提供経験が少ないパートナーにとってGreenLakeはチャンスだ。ディストリビューターからソリューションプロバイダーに転身できる」

 自社の売り上げの70%以上がチャネル経由であることに触れながら、「顧客は自分たちのパートナーと付き合いを継続したいと思っている。パートナーは自社サービスをGreenLakeに組み合わせることができる」と続けた。さらには、「われわれのチャネルプログラムは一貫性がある。競合他社のように毎年変化していない」と、ここでも競合を批判した。HPEは2018年に6つの市場機会を“Super Six”と定義し、パートナーに提示している。

従業員エンゲージスコアは25ポイント増

 Neri氏は2020年で就任3年目に入る。アズ・ア・サービスやエッジコンピューティング、クラウドプラットフォームなどの施策を進める一方で、社内文化の醸成も進めてきた。

 実際、Meg Whitman氏の後を継いでCEOに就任した際、「顧客とパートナー」「イノベーション」とともに「カルチャー」を優先事項に定めて取り組んできたという。「最高のイノベーションのためには最高の人材が必要」と説明する。

 従業員が仕事に必要なツールをそろえるよう配慮しているというが、「自分のやっていることにプライドを持ち、報酬だけでなく素晴らしい体験をしてもらえる」ことを目指し、さまざまなプログラムを展開しているという。中でも、ダイバーシティーとインクルージョンについては「戦略的に重要」とし、多様性のある企業は強いとの見解を示した。Neri氏自身もイタリア人の両親の下にアルゼンチンで生まれ、欧州でキャリアをスタートさせ、米国市民になったという経験を持つだけに説得力がある。

 米国本社では男女ともに取得できる育児休暇を最長6カ月に延長したり、いったん休職した従業員のキャリアを支援したりと、さまざまな取り組みを行ってきたという。その結果もあり、従業員エンゲージメントスコアは、就任時から25ポイント改善したとのことだ。

 最近の取り組みが、米国カリフォルニア州のパロアルトに開いた新しい本社だ。HPEの最新技術を組み込み、最高のデジタル体験を提供する“デジタルワークプレイス”を大きな特徴とし、Neri氏自身もデザインに参加したという。

 「6万3000人の従業員は、会社がどこに向かっているのか、何に注力すべきかのかを理解している。これは重要だ。従業員が幸せでなければ、顧客を満足させることはできない」(同氏)


英国総選挙の矛盾、小選挙区制の課題!

2019年12月17日 16時32分51秒 | 日記

 

ニューズウィークが、英国の選挙制度が小選挙区制であるが故、民意を正しくはんえいされていないと指摘していた。実際、得票率や得票数を見ると、保守党と労働党の議席数ほどの差異がない。小選挙区制ゆえに、たいさがついたと解説。日本も、小選挙区ベースであるが故、自民党が1強他弱に、なっており、小選挙区極性の弊害は是正すべきである。

さて、英国の今回の総選挙区の結果は以下の通りという::::::::::

保守党 43.6%

労働党 32.1%

(自由民主党 11.5%)

(スコットランド国民党 3.9%)

(緑の党 1.1%)

──保守党は過半数に届いていないのだ。

さらに、得票数を見てみたい。

◎得票数

保守党 1369万6451票

労働党 1026万9076票

2大政党だけ見るなら、保守党の投票数は、労働党の約1.36倍である。それなのに議席数では、約1.8倍もの差がついている。

イギリスの半数はEU離脱を望んでいないのに、なぜジョンソンが大勝したのか

保守党を大勝に導いたのはジョンソン首相の剛腕なのか?(12月14日、支持者に演説) Lindsey Parnaby/REUTERS

<2016年の国民投票のとき、残留支持は48%にのぼった。今では残留のほうが離脱より優勢だ。それなのに、ジョンソン首相率いる保守党の圧勝によって離脱が不可避になった。悲劇は日本でも起こり得る>

12月12日に行われたイギリス総選挙の最終結果が発表された。

 

保守党 365議席(+47)
労働党 203議席(-59)

保守党の圧勝である。余裕で過半数の326議席を超えた。労働党の約1.8倍の議席となっている。

 

小選挙区制の問題:保守党は過半数に届いていない

まずは、事実を正しく把握する必要がある。

第一の理由に挙げたいのは、小選挙区制の問題である。

イギリス市民の意志を正確に把握するには、得票率を見る必要がある。

◎得票率

保守党 43.6%

労働党 32.1%

(自由民主党 11.5%)

(スコットランド国民党 3.9%)

(緑の党 1.1%)

──保守党は過半数に届いていないのだ。

さらに、得票数を見てみたい。

◎得票数

保守党 1369万6451票

労働党 1026万9076票

2大政党だけ見るなら、保守党の投票数は、労働党の約1.36倍である。それなのに議席数では、約1.8倍もの差がついている。

これは死に票を大量に出す、小選挙区制の弊害である。この方式は、本当に民意を反映した議席配分と言えるのかどうか。日本も他人事ではない。

ル・モンド紙の元ロンドン特派員フィリップ・ベルナールは「もしブレグジット問題が、総選挙ではなく、再国民投票だったなら、結果は違ったものになっていたかもしれません」と語る。

「コービン党首が率いる労働党は、1935年の選挙以来、最悪の敗北を経験しました。しかし矛盾があります。離脱の賛成票(保守党とブレグジット党)の合計は47%で、半数に届きません。逆に、半数を超える53%が、再国民投票に好意的な党でした(労働党、自由民主党、スコットランド国民党、緑の党)。イギリスの小選挙区制は、容赦なく小さな政党を粉砕します。親ヨーロッパ陣営は、その粉砕の犠牲者です」。

ちなみに、これを語るベルナール氏はフランス人だが、フランスの総選挙は、小選挙区制であるものの、有効票の過半数、有権者数の25%以上を得ないと当選できない。該当する候補者がいない場合は、1週間後に再び決選投票が行われる。有権者数の12.5%以上の得票を得た候補者だけが対象になり、相対多数を獲得した者が当選となる。このやり方のほうが、市民の選択をきちんと反映できる制度と言えるだろう。


自動ブレーキ、2021年11月より義務化!

2019年12月17日 12時14分24秒 | 日記

 

TVや新聞が一斉に、『赤羽一嘉国土交通相は17日、国産の新型乗用車を対象に、2021年11月から自動ブレーキの搭載を義務付けると発表した』との報道をしていた。自動ブレーキは後付けでの搭載が難しく、販売済みの車は対象としない。輸入車についても24年以降、順次適用するという。

認識技術は色々な要件を満たさないと完成しない。実際、音声認識や顔認識には、実用レベルに至るまでに、長い月日を掛けて、沢山の技術者の努力によって出来ている。自動運転に関しては、本格的な研究開発の着手は、最近で、アメリカでの実際の走行運用でもウーバーやテスラでの死亡事故が起こっている。

 

自動運転の導入それ自体は、悪くはないが、運転手が自動ブレーキが有るからと依存したら、とんでもない事になる。まだ、自動ブレーキ、自動運転は時期尚早で、導入する事のめりっとより、導入することで人々が依存する事による弊害が大きいと思う。

むしろ運転者の状態を、酩酊状態だとか、健康だとかの状況を検出して、エンジンを掛からないようにする方が良い様に思う。

 

日経に出ていた、自動ブレーキの説明図