先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

走行中EVに光無線給電

2020年07月15日 18時02分28秒 | 日記
日経XTechが、『走行中EVに光無線給電、数km先にkW級電力 ドローン用進化』という記事を載せていた。まず光無線というのは何かと思ったら、赤外から可視光までを使った通信を総称するものという。このプロジェクト、キロワット級のレーザー光で数十メートルから数キロメートル先の走行中のEV車充電が狙いという。それだけ大出力のレーザー光が人に当たると障害が出る。むしろうちゅ空間の太陽光発電所からの電力送電や、会場の波浪発電所からの電力送電などの方が大きな意味があるように思う。

 

スマートフォンやドローン、走行中の電気自動車に光無線給電(イラスト:楠本礼子)

スマートフォンやドローン、走行中の電気自動車に光無線給電(イラスト:楠本礼子)

 

東京工業大学准教授の宮本智之氏は、出力がキロワット級と大きいレーザー光線で、走行中の電気自動車(EV)に電力を送る光無線給電技術を提案した。数十メートル~数キロメートル先の遠方に給電できる。レーザーの向きを変えるのは簡単で、動く車両を追従しやすい。安全の確保に工夫が必要だが、基本的な技術は確立しており、近い将来の実用化を目指す。

光無線給電は、高出力レーザーなどを太陽電池に照射することで電力を伝送する技術。宮本氏はこれまで、出力が数ワット~数十ワットの面発光レーザー(VCSEL)でドローンなどを給電する技術を研究してきた。

宮本氏が5月に自動車技術会で論文発表したのが、出力をキロワット級に高めることで走行中のEVに給電する構想だ。「自動化の進む工場内を走る無人搬送車(AGV)への給電ならば、5年以内に実用化できる」(宮本氏)と意気込む。

 

面発光レーザー(VCSEL)でドローンなどの太陽電池に給電する。東京工業大学の宮本氏による実験の様子(出所:東京工業大学)

面発光レーザー(VCSEL)でドローンなどの太陽電池に給電する。東京工業大学の宮本氏による実験の様子(出所:東京工業大学)

 

現在の無線給電の主流は、電磁誘導方式である。2つのコイルを向き合わせ、一方に電流を流して発生した磁束を介して、もう一方のコイルに電力を送る。

給電効率は高いもののキロワット級ともなればコイルは直径数十センチメートルと大きく、重たくなりがちである。給電距離はせいぜい数十センチと短く、停車中のEVに給電するのが基本となる。道路に多くのコイルを埋め込んで走行中に給電する構想はあるものの、1キロ当たり約1億円の敷設コストがかかるとされる。実現性に乏しかった。

光無線給電は効率で電磁誘導方式に及ばないが、給電距離は数十メートル~数キロメートルと圧倒的に長い。出力によるが、レーザー光は遠方まで真っすぐに進むためだ。

また、ミラーを使えば、レーザー光の向きは簡単に変えられる。例えば街灯にレーザー光源を設置して、カメラなどで車両の動きを検知すれば、走行中の車両にレーザー光を照射して給電できる。

 

■スマホで近づく実用化 その後ドローン

光無線給電の実用化は、まず数ワット級の低出力用途で始まりそうだ。イスラエルのスタートアップ企業ワイチャージは、数年内に数ワットの赤外線レーザーで4メートル程度先のスマートフォンに給電する技術の開発を進めている。最近ではNTTドコモと協業した。

宮本氏は、その後に数百ワット級と高めて、空を飛ぶドローンで実用化すると考える。レーザーの向きを変えやすく遠方に給電する特徴を生かしやすいためである。

キロワット級に高められるのはさらにその後になるだろうが、技術的には十分に実現し得る。10キロワット級の高出力レーザーは既に実用化しているからだ。軍事用途では、米国防高等研究計画局(DARPA)が100キロワット級のレーザーを開発しているとされる。

光無線給電の効率は、市販の製品を使用した場合ではレーザー光源と太陽電池でそれぞれ約40%と低い。給電効率は掛け合わせた値となり、この組み合わせでは20%程度が限界となる。

宮本氏はレーザー光源の効率は85%、太陽電池は同80%に進化する余地があるとみるが、それでも給電効率で70%に満たない。電磁誘導方式は90%超に達しており、光無線給電は遠く及ばない。電磁誘導方式の置き換えではなく、同方式の苦手な分野を開拓することが実用化の鍵を握る。

宮本氏は、光無線給電に適したレーザー光源や太陽電池の研究に期待をかける。理論的にはレーザーの波長は短いほど給電効率を高めやすいからだ。

現状の高出力レーザーは800ナノ(ナノは10億分の1)メートル程度の近赤外を利用するのが主流だが、「400ナノ程度の青色の方が給電用途には向いている」(宮本氏)という。太陽電池も青色に適したものが望ましいが、「現状では青色用の太陽電池の研究はほとんどない」(同氏)

 

■課題は安全性

実用化に向けた「一番の課題」(宮本氏)は、安全性を確保することだ。レーザーは出力に応じて安全基準が定められているが、1ワットで最も高い基準を必要とする「クラス4」に分類される。光無線給電を実用化するには、レーザー光線を照射する際に人を避ける技術が必須になる。

光源から発するレーザーの向きは「センシング技術と組み合わせて(人を避けるように)簡単に変えられる」(宮本氏)が、厄介なのは反射光である。まずは人の少ない場所で実用化が始まるだろう。


マイクロソフト初の「アンドロイド端末」

2020年07月14日 18時53分03秒 | 日記

マイクロソフト公式ユーチューブより

マイクロソフトは昨年、2画面モバイル端末の「Surface Duo」を発表した際に、OSには自社のウィンドウズではなくアンドロイドを採用すると述べていた。発売日が近づく中で、このデバイスがグーグルの適合性チェックに合格したことが明るみに出た。Forbesが、『マイクロソフト初の「アンドロイド端末」Surface Duoの画期的変化』と報じていたが、半世紀前、PCが売り出され、OSも、CP/Mというのが一時期、支配的であったが、マイクロソフトが、86DOSを買収、それをベースにMS-DOSを引っ提げて地位を確立、さらに1995年にはMS-WIndows95で、独占的ともいえる地位を築いたが、世代交代を示唆する出来事に思える。

ニュースサイトWindows Latestは7月9日、Surface Duoがグーグルの「アンドロイド適合性プログラム」で承認されたと報道した。

「グーグルは外部のメーカーがアンドロイド対応端末を発売する際に、適合性テストを通過し、定められた要件を満たすことを求めている。当サイトの調査により、Android 10で駆動するSurface Duoがグーグルの適合性チェックに合格したことが判明した。これは、デバイスの発売が迫っていることを示している」と同サイトは伝えている。

適合性チェックの合格により、Surface Duoはアンドロイド端末としての正式な承認を受けただけでなく、グーグルのアプリやAPIのエコシステムである「グーグル・モバイル・サービス(GMS)」への参加を許されたことになる。GMSに対応するデバイスは、グーグルのアプリストアであるGoogle Playストアから、アプリのインストールが可能になる。

Surface DuoはGMSのエコシステムに加わることで、さらなるポテンシャルを発揮することになりそうだ。

「Surface Duoが搭載するアンドロイドOSは、アマゾンのFire OSのようなフォーク(派生)型のOSではなく、分裂化の問題を引き起こさない」とニュースサイトThe Vergeの Dieter Bohn記者も指摘している。

Android 10にはデュアルスクリーン端末をサポートするための改良が加えられており、マイクロソフトは今後、オープンソースで提供されるアンドロイドのOSにフィードバックを送り、その完成度を高めていくことになる。

マイクロソフトが自社のウィンドウズOSではなく、グーグルのアンドロイドを支援するのは、非常に興味深い動きだ。

マイクロソフトはSurface Duoにより多くの顧客を呼び込むために、自社のエコシステムよりもグーグルを選んだものと思われる。これにより、Surface Duoを購入した顧客らは、まずグーグルにログインすることを求められることになる。

海の上「飛ぶ」高速船就航

2020年07月14日 05時14分56秒 | 日記

 

時速80Kmの水中翼船は、海の上を「飛ぶ」様に航行する! JR九州が就航させていた博多湾―釜山を50分で繋ぐビートルも最高時速になると海の上を飛ぶように航行する。ただ、時速80Km」ともなると海の動物イルカとかクジラとかはよけきらずよく衝突して殺していた。

東京湾を航行する東海汽船の超高速旅客船(ジェットフォイル)の「セブンアイランド結」。船体の前後から垂直に伸びる3つの水中翼が海水を吸い込み、後方に噴射する仕組み。最高時速80キロで進み、海面の上を飛んでいるように見える。ジェットフォイルの新規建造は25年ぶり(13日午前)=共同


富士通の疑似量子コンピューター

2020年07月13日 14時30分15秒 | 日記

日経エレクトロニックスが、富士通の疑似量子コンピューターを富士通の特定社員の名を挙げて紹介していた。疑似量子コンピューターとはいうが中身は全くわからない。「組み合わせ最適化問題」を最適化したというが、量子コンピューターとの関連は全く言及していない。ただ、日経は、ARM仕様のCPUで世界で最速のスーパーコンピューターを開発した富士通に期待して関連分野の活動もレポートしたのだろう。落ち目の日本の電子通信技術、復活にきっかけになればよいとおもう。

情報を瞬時に処理できる次世代技術「量子コンピューター」。社会を変える可能性を秘めるが、事業化はまだ遠い。そこで富士通が開発したのが疑似的装置の「デジタルアニーラ」だ。量子の原理を応用した非凡な計算力を持つ。ソフトウェアテクノロジー事業本部の中村和浩(51)がプロジェクトを率いた。

「営業担当が複数の目的地を回る時、最短経路で移動するにはどうすればよいか」。一見、何の変哲もない問題に思えるが、実は最適な答えを選び出すのは至難の業だ。

スパコンしのぐ

目的地が数カ所ならいいが、10カ所あれば経路は18万通りになる。営業先が20カ所なら兆を超えて京単位の選択肢となる。「スーパーコンピューターでさえ膨大な時間がかかる計算を、瞬時に解いてしまうのがデジタルアニーラなんです」と中村は語る。

サーバー開発に携わっていた2016年、中村は上司の海外リポートに「デジタルアニーラ」という異質な言葉が登場することに気づいた。

尋ねると、富士通研究所がカナダのトロント大学と共同で開発した新技術という。中村は大学時代に制御工学を学んでおり、量子現象などを巡って上司と会話が弾んだ。

ただ「あくまでも知っていたのは基礎知識だけ。詳しいと思われたのか、気がつくと立ち上げメンバーのリーダーに選ばれていた」と笑う。

量子原理応用し実用化

そもそもデジタルアニーラは量子コンピューターの概念を既存のコンピューター上で模倣したもの。量子コンピューターとは違う。その代わり超電導を起こすための冷却装置など大がかりな設備は不要で、商用化への道は近い。

 

疑似量子コンピューター「デジタルアニーラ」の活用場面が広がってきた

疑似量子コンピューター「デジタルアニーラ」の活用場面が広がってきた

中村のミッションは、いかに早く、企業などへの導入の道筋をつけるかだった。無数の選択肢の中から最適な組み合わせを効率よく導き出す「組み合わせ最適化問題」への対応力が売り物だが「この聞き慣れない言葉こそが、常に壁として立ちはだかった」。

17年春に5人程度で立ち上がったプロジェクトチームには、組み合わせ最適化問題に精通した社員がおらず、人材育成は喫緊の課題だった。すぐに研究所員を招いて勉強会を重ねた。「当社発の技術をいち早く実用化したいという高揚感があった」と中村は振り返る。

異例の急ピッチ開発

並行して中村が急ピッチで進めたのは、高い性能を引き出すソフトウエアの整備だ。カナダを拠点とする1QBit社が開発した量子コンピューター向けソフトに狙いを定め、交渉を始めた。

海外とのやり取りながら「問い合わせには基本的に即日返答」という、大所帯の富士通としては異例の対応を取った。契約締結にかかった期間は1カ月ほど。1QBit社に「富士通のスピードにはついていけない」と言わせるほどの熱の入れようだった。

人員やソフトの整備が進む一方、最大の難関は実際にどうやって企業などに関心を持ってもらうかだった。営業に出向いても、組み合わせ最適化問題という聞き慣れない言葉を伝えた途端、「それで結局、うちの業務にどう使えるんですか」という声が返ってくることがほとんどだった。

「組み合わせ最適化」を売る

「我々としても、実際にどういう活用方法があるのかは手探りだった」と中村は打ち明ける。営業担当に同行して顧客企業のITシステム部門を訪ねても、ビジネスの現場でデジタルアニーラを活用できる場面が見えてこない。

金融とIT(情報技術)を融合したフィンテック分野を狙い、数式に詳しい研究所員を金融機関に出向かせたが、業界の専門用語がわからずに立ち往生したこともある。

それでも営業担当や研究所員ら、富士通総出で売り込みを重ねた結果、ビジネスの刷新にデジタルアニーラを求める法人は増えていった。投資会社が資産運用の業務で、膨大な株式の組み合わせの中から最適な銘柄を選ぶ際に活用を始めた。創薬開発などにも導入が広がっている。

19年に米グーグルが量子コンピューターの開発を巡り、スーパーコンピューターを大きく上回る計算性能を証明して世界的な話題を集めた。国内外で同分野の技術開発競争が激しさを増す中、富士通はデジタルアニーラで事業化に向けた一つの道筋をつけた。

「さらに前進して次世代の世界を探っていきたい」。中村の疾走は止まらない。


GoogleのChrtomeBook, SmartPhone Pixelじわじわ浸透

2020年07月13日 13時00分36秒 | 日記

GoogleのPC , Chrome、今更ながら、安くて使いやすいから、相当多くのユーザーが使っているのを知って驚いた。下記の仕様の様に、CPUも最新版でなく、補助記憶装置もeMMC64G、マイクもスピーカーも内蔵していないなどで電気屋に行けば15インチ液晶で、5万円で買える。CPUがCeleronとかでなくもう少し高速のiCore5とかのでも、1万円も追加すれば買え、しかも多くのPC メーカーが出品している。最先端のハードウエアを使わなくて最新のシステムとなっているのは偏に、Googleも自社クラウドサービスを使って、ChromePCにはアプリもデータもおかなくて済むからである。アプリも、GoogleAppliに100万もの登録があるという。もう少しすればWindows やAppleと肩を並べる第3のPCになるのは必至であろう。

同様なことはスマホでも起きてていて、三大ネットワーク業者(MNO、ドコモ、au、ソフトバンク)が、スマホ初体験というと必ず推薦リストに入れてくるのが、GoogleのPixel 3(さすが最新の4Xではなかった)。Appleの旧モデルiPhone7などと一緒に推薦してくる。その仕様を最下段に書いたが、Googleの戦略、すざましい。ただ、」個人情報だけでなく、個人の活動状況まで、Google把握しようとすればできるのだから空恐ろしい気もする。

 

ChromeBookの仕様

  • CPU
    インテル® Celeron® プロセッサー N3350
  • OS
    Chrome OS™ オペレーティング システム
  • メインメモリ
    8 GB
  • 表示機能
    15.6インチ LEDバックライト FHD (1920x1080) ノングレア
  • グラフィックス機能
    インテル® HD グラフィックス 500
  • ストレージ機能
    eMMC: 64GB
  • Webカメラ
    92 万画素Webカメラ
  • ネットワーク機能
    無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac
    Bluetooth Bluetooth 4.0
  • インターフェース
    USB 3.1 (Type-C/Gen1) x 2、USB 3.0 x 2
    マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1
    microSDカードスロット x 1
  • オーディオ機能
    ステレオスピーカー内蔵、アレイマイク内蔵
  • 電源
    ACアダプターまたはリチウムポリマーバッテリー
  • サイズ
    幅357.5 mm×奥行き248.5 mm×高さ15.6 mm
  • 質量
    約1.43 kg
  • 市場価格
    約5万円
スマホPixelの仕様。もはや、iPhone12とかGalaxyS20とかに比べて遜色なく、スマホの第3勢力に躍り出てくるのは間違いないと思う。
 
 
  • ディスプレイ
    フルスクリーン 5.7 インチ(144.7 mm)ディス
  • 寸法と重量²
    68.8 x 147.1 x 8.2 mm • 2.7 x 5.7 x 0.3 インチ • 75.1 x 160.4 x 8.2 mm
  • 電池
    Pixel 4: 2800 mAh • 18 W / 2 A USB Type-C™ 充電器 • 18 W 急速充電
  • メモリとストレージ
    6 GB LPDDR4x • 64 GBまたは128 GB⁴ (Just Black および Clearly White)
  • プロセッサ
    Qualcomm® Snapdragon 855™ • 2.84 GHz + 1.78 GHz、64 ビット オクタコア
  • 前面カメラ
    8 メガピクセル • 画素サイズ 1.22 μm • 絞り値 ƒ/2.0 • 固定フォーカス • 視野 90°
  • 背面カメラ
    16 メガピクセル • 画素サイズ 1.0 μm • 位相差検出式オートフォーカス • 光学式および電子式手ぶれ補正機能
  • 動画
    背面カメラ: 1080p @ 30 FPS, 60 FPS, 120 FPS • 720p @ 240 FPS • 4K @ 30 FPS
  • センサー
    Active Edge™ • 近接センサー、周囲光センサー • 加速度計、ジャイロメーター
  • 外部のボタンお よびポート
    USB Type-C™ 3.1 第1世代 • 電源ボタン • 音量調節
  • 充電
    USB-C™ 18 W アダプター、USB-PD 2.0 対応 • 18 W 急速充電
  • SIM
    シングルナノ SIM • eSIM
  • メディア、オーディオ
    ステレオ スピーカー • マイク 3 基 • ノイズ抑制
  • 無線と位置情報
    Wi-Fi 2.4 GHz + 5 GHz 802.11 a/b/g/n/ac 2x2 MIMO • Bluetooth 5.0 + LE(HD コーデック: AptX、 AptX HD、LDAC)
  • 補聴器の互換性
    HAC レーティング M3 / T4 • Google のデバイスは、米国連邦通信委員会(FCC)で定める補聴器両立性(HAC)の要件を満たしています。g.co/pixel/hac をご覧ください。
  • セキュリティ アップデートと OS アップデート
    最低 3 年間の OS アップデートとセキュリティ アップデート⁹
  • 材質
    アルミ製フレーム、マット仕上げハイブリッド コーティング加工 • Corning® Gorilla® Glass 5(前面)Corning® Gorilla® Glass 5 ソフトタッチまたは磨き加工ガラス(背面)
  • AR / VR
    ARCore