『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

クリスマスまであと6日

2007年12月19日 10時48分14秒 | ぺこちゃんにまつわる話
《今年を振り返っちゃうもん:その2》

               
                 ソープストーンのコースター 

色が素敵でしょ?原色の多い物が多い中で、珍しくかぁちゃん好みな色合い
ソープストーンと言われる程柔らかい石の細工物は、この色合いの物が多かった。
ただ、おしい・・・実に惜しい  
彩色に何を使っているのか知らないけれど、飾っている間にどんどん色褪せて来た。

それと、全て手で一つ一つ作った物。
かの国の大らかさの良い所・・・で、これも実におおらかに、のびやかに・・・
円が円じゃなくっても大丈夫~っ・・・!?って感じで、ケースにはめ込むのが至難の業

・・・いいんだ。綺麗だから・・・。






毎日デイから帰って来ると、ぺこちゃんの部屋から聞こえ出す
ぺこっぴこっぺこっぴこっ

編み物に飽きると、デイからもらって来た“ぴこぴこハンマー”でテーブルを叩いてる。
ぺこちゃんは音が出る物が好きなようで、
どこかに出かけると、決まって鈴の付いた小物を買って来てはあちこちに付ける。
なので、財布にしてもカバンにしても、幾つも鈴を付けるので、
ぺこちゃんが動くと♪しゃんしゃんしゃん♪
・・・今の季節にぴったり



夏の終わり頃、デイから電話がかかって来た。
「足の親指の所が“ひょうそう”の様になっています。」・・・えっ?
随分前に、左足の人差し指の爪が白く変色しているのを見つけて、
「どうしたの?」って聞くと「ずっとこんなんや。」と言うので気に留めていなかった。

・・・もう、私ってばどうしていつもこうなんだろう・・・

何かが起きる前には、後で考えると必ず前兆はあるのに、
そしてそれはいつも頭の隅っこにひっかかっているのに、一歩踏み込めずに放ったらかし。

特にぺこちゃんは、自分の体で、変わった事や心配な事があるとまず隠す。
なので、自覚症状を訴える時には自分ではどうしようもなくなった時だけ。
その時も、慌てて靴下を履いてしまってちゃんと見せてはくれなかった。
そういった事が分かっているのに・・・。
結局、余計な事はしたくないという意識がどこかで働いてしまって、サインを見逃す。

結果“ひょうそう”まではひどくなってはいなかったけれど、巻き爪が原因だった。
爪が食い込んだ所が化膿しかけていて、変色した爪は“爪水虫”だった。
爪水虫になると、元気な爪にも伝染したり、巻き爪になり易いのだとか。
今は水虫のほうは治ったけど、今度は元気になった爪が巻き爪に・・・。


この事は「気を抜くな!!」という警告だったんだなって思う。
ぺこちゃんの側に居る限り、私が、サインを見逃しちゃいけないんだ。

                       だって・・・(続きます)

コメント
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