『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

アドベント4週目。クリスマスまであと2日

2007年12月23日 03時23分54秒 | おもひでばなし
《音の洪水》

            

持って帰ったマコンデ彫刻はまだあるのだけれど、一番お気に入りなのがこれ。
とても静かな、綺麗な顔をしてる。
これを作った彫刻家は、その腕を買われてヨーロッパのお国の方の専属になられたとか。
お給料、たくさんもらえてるかな?なんて事が気になる。
マサイの方々は男性が髪を伸ばして美しく結い、女性は髪を剃っている。
女性達の作るビーズ細工はカラフルで、私のキーホルダーもそれだけれど、
10年近く使っているのに、まだ健在!! 頑張ってます!!






さて、まだまだ続く“おもひでばなし”

アフリカと言えば!太鼓のリズムに、民俗音楽。
甲高い巻き舌の様に聴こえる声は、ティゲレゲレと言って、
舌を左右に素早く動かし、口角に当てながら発声する歌い方。
そんな音楽が街中に溢れている・・・んじゃぁありませんで

イスラム教徒の多いかの国では、市内にモスクがいくつもあり、
時間が来ると、コーランがマイクを通して大音響で聞こえて来る(朝は5時頃から)
そして、ラジオを持っている人は持ってない人にも聞かせてあげよう!!
という、助け合いの精神から、これまた大音響でラジオの音が溢れ、
インド系の人達にお金持ちが多く、朝から晩までTVではインド映画が流れるので、
ラジオと同様、テレビから流れるインド映画音楽が鳴り響き、その上、
帰国する半年前くらいに、うちのフラットにアフリカの他の国から楽団一座が越してきて、
日中は庭でマイク付きで練習を始める・・・レゲエが生で大音響で響く・・・
夜は夜で蝙蝠と得体の知れない鳥が騒ぎ、もう四六時中“音の洪水”の中に居るのと同じ。

と言う事は・・・私がどんな大きい声を出そうが近所迷惑ではない訳で・・・。
そもそも、何言ってるんだかわかんない訳なんだし~~・・・。
毎日、毎日、へたくそなギターかき鳴らして大声で歌ったってかまやしないのだ
と言う事で、持って行った歌本頼りに歌っておりましたよ、みゆきさん♪
んで、もちろんフォーク時代の歌の数々

洪水に巻き込まれるだけじゃ面白くない!!自分も渦を起こしてやる~っ!!
・・・な、毎日でありました。


さて、さて・・・明日はイヴ。
クリスマスカウントダウンの締めくくりに、あの話をば・・・。

“サファリ”ってあまりにも有名なスワヒリ語。発音は第二音を強調
サファリと言うのは別に動物を観るツアーではなく“旅”を意味する言葉で、
出張に行く事も、ガールさんはサファリ(発音としてはサフィリに近かった)と言ってた。

とは言え、せっかくアフリカに居るのだからと、
お仲間に同行してぽれぽれ家も行って参りました、動物保護地区への“サファリ”


             
         幻想的なンゴロンゴロや       360度大平原のセレンゲティ


  
こんな車を連ねて           人類発生の地にたどり着き       生命の理を目にしながら


  
ゾウだらけにヌーだらけ        キリンだらけにシマウマだらけ     カバのデートや
                                          食事になった者と食した者・・・

などなどなど・・・たくさん観ながら、色々考えさせられ、
そしてお正月のセレンゲティで、事件は起きたのだった・・・

コメント
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