多面体F

集会報告、読書記録、観劇記録などの「ときどき日記」

井上ひさしの「組曲虐殺」

2009年10月27日 | 観劇など
小林多喜二が主人公の芝居というと、観客は、はじめから「虐殺」という幕切れがわかっている。普通なら作家も書きにくく役者もやりにくい芝居になることが予想される。そこで井上ひさしは歌と2人の特高刑事の人生という要素を追加し、この問題の突破を試みた。 . . . 本文を読む
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