野良暮らし ねこ暮らし

田舎暮らしを夢見て、こつこつとお金を貯めています。

大小山で夕日を拝む

2012-11-16 23:50:07 | 山歩き・山の写真
今日は古いNIKKOR LENSのテストを兼ねて、大小山へ夕日を拝みに行きました。
今日のレンズは初めて買ったニコンの交換レンズで28mmf3.5Sと言う古い設計のレンズと105mmf2.5の2本。
これが逆光でどんな写りをするのか、デジタルで今一度確認しておきます。 なんちゃって
この2本は昔、フィルム時代に良く使っていたレンズです。

午後2時半に駐車場に到着、ほぼ満車状態です。平日の午後だと言うのに・・・。
歩き出して25分で山頂に到着、日が傾いて色付いてくるのを待つことにします。
山頂では若者2人とおっちゃんの計3人のみ。
おっちゃんの話に若者2人はずっと耳を傾け、たま~に相槌を打ったりしています。
おっちゃん、ず~っと話しっぱなし。 最近の若者はどうしてどうして、大変忍耐強いのである。 おいらには真似できません。

3:25テスト撮影開始
28mm F4 ほぼ開放絞りでここまで写ります。気になるゴーストはほとんど出ていません。


28mm F22 パンフォーカスで手前から無限までにピントを合わせようとしましたが、手前は外れてしまいました。


28mm F22 同じくパンフォーカスで、手前の岩塔から遠くの山までピントがあっています。
遠くの山・・袈裟丸山に皇海山それに錫ヶ岳も日光白根も見えますね。 今年の秋はどっぷり浸かっていた山ですね。


28mm F8 太陽を直接入れたときには出ていなかったフレアーが出てしまいました。
古いレンズなので、当時のコーティングが今ひとなのかもしれません。


28mm F8 日もだいぶ傾き、だんだんいい色になってきました。頂上の上空でとんびがくるりと輪を描き始めています。


28mm F8 萩みたいな植物がありました。


28mm F11 手前からパンフォーカスで。
頂上から西へ向かう縦走路は岩稜のような尾根で始まります。


28mm F5.6 秋の名残です。 F5.6まで絞っても同心円状の収差が強く出ますね。


28mm F11 F11まで絞っても太陽が光芒となってしまいますね。強いゴーストは出ていませんが、やはりフレアーが少し出ています。


28mmF11 山頂も赤くなってきました。
日が傾いてくると、遠く赤城山から女峰山までがはっきり見えるようになりました。


28mm F11 まだまだ中途半端な紅葉も、夕日を透かして見ると大変美しくなります。


山頂の上空を何羽ものとんびが輪を描いています。
レンズを105mmに換えて、太陽ととんびを撮って見ます。

105mm F5.6 とんびが太陽に向かって飛んでいるようです。勇壮な姿に見えますね。
おっと!太陽の下には甲武信三山から御荷鉾山、その奥に八ヶ岳が見えますね。 僅かですがゴーストが出ます。


105mm F8


105mm F8


105mm F4


105mm F4


105mm F8


105mm F5.6


105mm F5.6 ナラの木? 中途半端な紅葉も美しく見えてきました。


105mm F5.6 遠くの山もいい色になってきました。
袈裟丸山から日光白根までもはっきり見えてきました。


105mm F5.6 大坊山もいい色になってきました。
遠く浅間山に浅間隠、それに榛名山が見えます。


105mm F5.6 足利の街とその向こうは金山でです。


28mm F8 山頂はもう真っ赤です。


28mm F11 もう日が沈みます。


105mm F5.6 太陽のすぐ右、八ヶ岳は赤岳ですね、一番右が蓼科山


105mm F5.6 甲武信三山と太陽の真ん中へんに両神山が見えます。


105mm F8 太陽は2/3が山の端に沈みました。甲武信三山から赤岳までがはっきり見えるようになりました。
赤岳が夕日で赤くなっています。分かるかな?


105mm F5.6 富士はやっぱり日本一の山 標高のことですよ。


4時30分 日もとっぷり暮れたことだし、急いで下山です。 残念ながら鹿の鳴き声は聞くことは出来ませんでした。

昔のレンズですが、単焦点のためレンズ構成が単純なのでゴーストは出にくいようですね。
ただ、古いコーティングでは、最新のレンズに比べ明らかにクリアーさに欠けますね。
マルチパターン測光にしていますが、露出に大きなばらつきが出ます。
やはり古いレンズだからなのでしょうかね?

下山後、細い月が出ていることに気づいたので、車を止めて田んぼの中で撮りました。
105mm F4


おまけ

帰宅後、月がまだ沈んでいなかったので、180mmに2xのテレコンをつけて撮影しました。

クレーターがくっきり見えますね。